陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

いしっころ

2006年10月19日 | 作品紹介

 

野っぱらに ごろんと

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転がっている 石っころ。

よく見ると、

てっぺんに 穴が ある。

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こんな 愛嬌のある作品を作るのは  Sさん。

作品は、どこかSさんのムードに 似てる。


見付神社・悉平太郎伝説

2006年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 磐田市にある「見付神社」にお宮参りするという娘夫婦に付き合って、初めて「見付神社」に参詣した。

 20061014_041_1 この神社の本尊は矢奈比売・やなひめ・ということだが、(矢奈比売の名は続日本後記(840年)に登場するが何者かは詳らかでない)、菅原道真(天神様)や、それにまつわる牛の像や、入り口には犬の像もあったりして、いろいろな神様がまことしやかに同居している感じ。

 20061014_040_1 神社の入り口の立派な犬の像(写真)は、悉平太郎である。

 悉平太郎には、次のような伝説がある。 

 むかし、八月の初めになると、どこからともなく、白羽の矢が町家の棟に突き立てられ、その矢が立てられた家では、娘を供犠に立てなければならない。家主は、娘を生きたまま白木の棺に入れ、見付神社の森の奥深くにおいてくる慣わしになっていた。

 泣く泣く娘を森においてくると、真夜中、怪神があらわれて、娘をもてあそび、その後食い殺してしまう。

 毎年続くこの人身供犠に苦しむ人々の話を知った旅の僧は、「これを何とかしたい」、と苦心難行の修法に励み、「妖怪が信濃の国の悉平太郎を恐れている」ことを聞き出す。

 僧は、早速信濃の国を訪れ、悉平太郎を探す。これが信濃の国で「早太郎」と呼ばれる犬だと分り、この犬を連れて、見付に戻ってくる。

 次の年の八月、娘の代わりに悉平太郎を棺に入れて、供えものとすると、案の定、真夜中に妖怪が現われた。棺から飛び出した悉平太郎は、妖怪にとびかかり、格闘の末に、ついに妖怪を倒す。

 このことがあって、悉平太郎は、「人々を救った勇敢な犬」として、見付神社に祀られるようになった。信州駒ヶ根でも、同じように「光前寺」にこの犬の供養碑があるが、こちらでは「悉平太郎」ではなく、あくまでも「早太郎」と呼んでいるのだとのこと。

 娘たちは、この話にちなんで、わざわざ磐田見付神社にお宮参りをしたらしい。ちなみに、赤ちゃんは男の子。亭主は信州・飯田の出身。

     私は、何も知らないで、そのお供をしたという次第。


秋の花

2006年10月09日 | 野草

20061014_036 秋晴れの三連休。

煌々とかがやく月を肴に、陶芸仲間とお月見会をひらきました。

20061014_028 あたりが秋色になったと思ったら、わが家の山野草もにわかに賑わい始め、

20061014_039 ホトトキス・シュウメイギク・ツワブキ・イワシャジン・セキヤノ アキチョウジ・フジバカマ・リンドウ・ツリガネニンジン・トりカブト、と咲き始めています。

心配も杞憂だったみたい、・・・・・・これからしばらくが 楽しみです。