陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

さくらだよりー4

2020年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

3月29日午前中は大雨・午後時々晴

世の中はコロナウイルスで混乱し、お花見も中止を余儀なくされた、そんな三月も終わろうとしています。

人たちがああだこうだと右往左往している間に、花は静かに満開になりました。

暮らしの景色が、急に華やいだようでしたが、

昨夜からの冷たい雨が、咲いたばかりの花をもう散らしています。

自然の摂理もまた無常です。

 

あっという間の一週間でした。谷津山の上から、桜の気持ちで人々の暮らしを見降ろしてみました。

ここ静岡は、今のところウイルス感染者も3人ということ、穏やかな日常がすけてみえるようです。

        All's right with  the  world!       よはすべてこともなし

 


さくらだよりー3

2020年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

3月26日晴れ

気持ちの良い朝です。のんびりと庭の春をめでていたら、病気で入院していたメンバーから「明日退院」との朗報です。

春の庭のように・・・、気持ちが晴れやかに明るくなります。

定点観測の桜を追い越して、庭の山桜が一足先に開花です。この季節のこの風情が、何とも言えず好きです。

さて、

3月26日の桜です

こちらは、まだ蕾が固いままですが、やさしい「はる」が満ち満ちてきました。


さくらだより-1

2020年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

日本中が、いえ、世界中が、コロナウイルス との戦いに明け暮れた三月でした。

こちらも、いろいろが重なって( コロナとは直接関係ないのですが)すっかりご無沙汰してしまいました。

気が付けば春爛漫、うちの山の桜が、一輪二輪と咲き始めました。

それで さくらだより です。

 

3月23日午前8時 

谷津山登り口の桜です。朝見るとやっと数輪の花が咲き始めました。

近くによって花をアップしてみました。 さくらさく 季節です。

23日午後5時 

夕方の桜の木です。西日に映えてピンク色っぽいけれど、

全体はまだこんな風に冬枯れの風情です。下の方に白く見えるのが開花したさくらの花です。

一週間くらいで満開になると読んでいるのですが、さて、どうでしょう?

定点観測で追いかけてみます。 


ちさきものたち

2020年03月03日 | 日記

 

 

3月3日、昨日は雛祭りでした。

お友達から頂いた小さな小さな手作りの雛人形をだしてきて、飾ってみました。

古い縮緬の着物の切れ端を丁寧に裁断して作った衣装から、古の雅な雰囲気が匂ってきます。

               *

着るものも、食べるものも、情報も、次から次へと押し寄せてきては、

じきに飽きられて捨てられてしまう時代の中で、

できるだけものにも、ことにも、こだわって生きて行きたいと思っています。

できるだけ本物に、素材のいいものに、手づくりに、古いものに・・・。

               *

 

家の植物の多くは、花屋で売っていないもの、いわば野山に自然に生えているものばかりです。

それが毎年、同じ頃に芽を出し花を咲かせ、いつの間にかどこかに消え、

次の年になると、また同じところから同じように元気な顔をみせる、それが当たり前でした。

ところが、常連のレンゲショウマもヒトリシズカもイワシャジンも桔梗も女郎花も、今年は姿を現しません。

何が起こっているのだろうか! 

昨年の異常気象のせいなのか? 

土の中にもコロナウイルスのようなものがいるのだろうか?

何故か不穏な気配のする令和の春三月です。