2月16日、福島県猪苗代の雪のフイールド
で行われた、3.11を追悼するあかりのパホ
ーマンスに参加してきました。
降り積もった真っ白な雪の中に、2000個の
手作り蝋燭が、皆んなの手で並べられました。
この企画をしたのは、現代美術のアーティス
野田小栄さん。( 写真・ 野田小栄子さん)
フイールドの猪苗代ホテルリステルは、被災
地からの非難民を受けいれ、しばらく滞在さ
せていたホテルです。
スキーに来ていた親子連れや若者たちが集
まって、思い思いに蝋燭を並べます。
祈りをこめて作った蝋燭に火をともして燃や
す、それが野田さんのアートでも あります。
雪のフィールドは思いのほか厳しく、冷たい
風が吹き付け、思うようにローソクに火がつ
きません。
2000個の蝋燭に一せいに灯りをともすとい
う本来の目的は上手くいきませんでしたが、
それでも、参加者の顔は爽やかに輝いて満
足そうにみえました。
* * *
次の日の朝、目の前に真っ白で美しい雄
大な磐梯山の姿がありました。
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美しい東北、磐梯への初めての旅でした。