10月もおしまい。秋は一段と深まりを増してきました。
近くの里山から頂いてきたつるリンドウが咲き始めました。なかなかの風情です。
少し手をかけてやると植物は素直に反応をかえしてくれます。それが愛しいのですね。
10月もおしまい。秋は一段と深まりを増してきました。
近くの里山から頂いてきたつるリンドウが咲き始めました。なかなかの風情です。
少し手をかけてやると植物は素直に反応をかえしてくれます。それが愛しいのですね。
陶芸の新しい可能性を求めて「陶板」づくりを始めました。
作品 黄色とみどりとグレーのバリエーション
作品の大きさははがき大ですが 、これを手造りのラフな台座に張って、両者を合わせて一つの作品にするつもりです。台座になる額縁の部分は現在製作中、おもしろいコンテンポラリーアートを目指しています。陶版実験をしばらく続けて、立体作品に応用したいと思っています。
朝、枯れ葉の掃除をしていると、今日もやってきました、アサギマダラ君。
急いでカメラを取りに行って撮った写真。白花フジバカマに止まったところです。昨日のものよりよいでしょう?
何回かブログにも書きましたが、この夏は夏草にお手上げでした。シルバー人材銀行に草取り依頼をしておいたら、ようやくシルバーさんが来てくれました。
たかが草取りされど草取り。草取りにもプロがあるのですねー。朝の7時から小半日で庭はきれいになりました。
写真左下の白い花がフジバカマ。
思い悩むまでもなく、次には木の剪定もお願いしようと思いました。
蜘蛛の糸が創ったアート作品。
朝、庭に出ると必ず引っかかって不愉快な思いをする「蜘蛛の糸」。その蜘蛛の糸に引っかかってカーテンのように揺れている枯れ葉 。
人の手では創れない作品です。木と木との間に網の目のように張り巡らされた蜘蛛の糸の間を、ひらひら ひらひら、とアサギマダラがとんでいます。
思わず「蜘蛛の糸につかまっちゃいけないよ」と言いたくなりましたが、
アサギマダラは蜘蛛の糸の間をかいくぐっておよぐように上下に舞っていきます。
注・アサギマダラはフジバカマの香りにひかれて上空から舞い降りてくる渡り蝶、フジバカマは今満開です。
写真のピントがあまりにも悪いので「アサギマダラ画像」より借用。
朝晩の冷えこみがはげしくなりました。季節は足早に冬に向かって動いています。
背の高いシュウメイギクが,あちこちでお辞儀をしながら揺れている風情は、いかにも「秋」です。
ようやく虫がいなくなって草取りができるようになりました。
今朝、庭の草を取っていると,草むらの中に紫色の「サフラン」が咲いているのが目に入りました。
地面からいきなり花が咲いて、そこからニューと突き出している雌しべは、よく見ると植物というより動物的です。
この雌しべを乾燥させて香辛料として使ったのは古代ギリシャ人で、最初はここから取れる黄色の色がロイヤルカラーとして珍重されたそうです。
今では「サフランライス」などの色づけに使われますが、この雌しべをたくさん集めるのですから「乾燥サフラン」が高いのは当然ですね。
写真は、秋の里山で見かける「あけび」です。
自然は、本当に不思議な色や形を創り出すものです。
静岡市丸子の匠塾で毎年行われる「山野草展」に行ってみました。山野草愛好会の人たちが自分たちの作品を展示したり、山野草の苗を販売したりする展示会です。そこで会員の方が庭で育てたという「あけび」を下さいました。紫の色が鮮やかで、あまりにも美しいあけびなので、食べるのはもったいなくお皿に乗せて眺めてしまいました。
うちの庭も、自称「山野草の庭」で、今だってホトトギスやフジバカマやシュウメイギクがたわわに咲き競っっています。ただうちの草花は伸び放題、よく言えば野趣に富んでのびのびと育っているので、今一つ繊細な美しさが足りません。ここの会の方にお聞きしてみると、山野草は小さく鉢に植えて、丁寧に手をかけて、盆栽のようにして育てるのが、主流のようなのです。
この会の会員の方が育てたサワギキョウの鉢植えです。
今年、うちの庭にもサワギキョウが咲きました。ただ数本が好き勝手にひょろひょろと伸びて,頭にチョボチョボと紫色の花をつけて「咲いた」というにすぎません。残念ながら鉢植えには、とてもかないません。自然のままがいいといっても、それなりの秩序と強制が必要なことは納得せざるをえません。
帰りがけに「会員になりませんか」と声をかけられましたが、私にそれができるかどうか・・・は別なのですねー。
陶芸教室では、来年「食器の展覧会」をすることになりました。
「ユニークで多様性のある美しい食器」の開発をめざして、まずはルーシーr-の器を再現してみることにしました。
ルーシーリーは、以前にも挑戦したことがあるのですが、色も形もなかなか難しいのです。
料理を作る主婦の感覚と、ものづくりのアート感性とが合わさった オリジナルグッツをめざしています。
写真、カップは女性の作品,皿は男性の作品です。 これから開発されるはずの作品にご期待下さい。
昨夜10時頃、バサン・ドスンという大きな音がして、何かがいきなり落ちてきました。
ドキリとしてそっと玄関のドアをあけてみると、ドアの前に大きな木の枝がぶら下がっています。
一瞬何事が起ったのか理解できませんでした。
門のそばにある老齢のモチの木の枝が,自然に折れて落下してきたのです。
モチの木は小鳥が山から種を運んできて育った雑木ですが、ここに家を建てる前からあったいわばこの地の先住民です。樹齢80年は経っているでしょう。数年前には、山鳩が巣を作り2羽の雛を巣だたせました。毎年、頭の部分を伐採していましたが,知人が高齢のためここ数年音沙汰がなく、上に上にと伸びた枝は、ついに2階の屋根を超えていました。多分、不自然な形に無理があっておれたのでしょう。夜、誰もいない時間だからよかったものの、考えてみれば恐ろしいことです。
調べてみたら、樹木の枝が突然落下してきて幼児が木の下敷きになって死亡した、そんな事例もあるそうです。樹木そのものが腐っていたり、病気にかかっていたりすると、公園などの樹木も上から落下してくることもあるそうです。言葉通りの天災ですネ。
自然と共存するのも楽ではありません。草も木も懸命に生きていますから負けない程度に頑張らないといけません。
いざという時に助けてくれるご近所さんに助けられて、落下した樹木を処理したのでした。