バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

すごい!すごい!

2007年12月26日 | 成長記録
バンビはこのところ夕飯も食べるか食べないかで寝てしまうのでお風呂に入れず。
仕方ないので 朝お風呂に入ることになる。

で、今朝はもう冬休みなのでちょっとのんびりしていて、ご飯を食べてから入浴することに。
「お風呂の前にトイレ行きなさいよー。」と声をかけて支度をしていたら、何と自分で補助便座セットしておしっこしていた。
しかも”まっぱ”で(笑) 寒いんでね?

正直単なる習慣で声掛けただけで、実際おしっこするまでは期待してなかったけど。
「偉いねぇ」と誉めたら さらに「うんうん」と言って力み始めた。

おぉっ、何と自宅のトイレでうん○成功! 今週これで2回目かな?
すごいっ!えらいねーっ!バンビ。本人も鼻高々。

さらに午後 出先でもうん○成功! すごいっ!順調、バンビ。
本人も自信ついてきたみたいだし、何よりトイレで出す方がすっきりして気持ちいいということがわかってきたのだろう。

苦節○年。ここに来てこの進化は涙出そうな程。気持ちがほんとに軽くなる。
まだまだ3歩進んで2歩下がるみたいなカンジだけど、とにかくバンビは前進しているのだ。うっれしーぃ!

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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親であるということ

2007年12月26日 | 障害児の親
障害のあるわが子に向かって
「あなたなんか生まれてこなければ良かった。」
「あなたはほんとに恥ずかしい子よ。」
「あなたが生まれてきて、みんなどれだけ不幸になったことか。」 という発言。

余程動揺していたのだろう。衝動的な発言だったんだと思う(思いたい。)
でもきっと彼女は まだわが子に障害があるということを受け入れきれていないのだろう。
わが子のことで傷ついて辛い想いをして、心身共に疲れているんだろう。だから、それは心の叫びなんだと思うと、余計胸が痛い...。

言われた本人は言葉の意味はわかってないと思うけど、泣いている母親の姿を見て悲しそうにうなだれていた。
好んで障害者に生まれたわけではない。親を苦しめようとしてしていることではない。
悲しかった。ひたすら悲しかった。

私自身はどうなんだろう? 胸に手を当てて聞いてみる。

「バンビなんて生まれてこなければ良かった?」 No!
「バンビは恥ずかしい子?」 No!
「バンビが生まれて、私は不幸になった?」 それもNo!

別にキレイごとを言うつもりはない。
でも今 私はほんとにバンビがかわいくて愛しくてならないし、バンビが生まれて自分の人生は豊かなものになったと心から思っている。

そりゃね。正直「この子が健常児だったなら...」と思うことはある。今でもたまにある。
日々の生活は確かに大変なことも多い。たぶん他の子より手がかかるし、ちっとものんびり暮せないし。
でも障害がある無しに関わらず、今のバンビは紛れもなく愛しいわが子であることに変わりない。それは断言できる。

あと何年かして、バンビが過食したり、行動の問題を起こすようになった時も果たして今と同じような気持ちでいられるのかどうかはわからないけど。
まぁ、先のこと今から悩んであれこれ考えても仕方ないし。

・・・
「うちの子とバンビくんは違うから。」
そもそも子どもは誰だってみんな同じじゃないよ。

傲慢な言い方かもしれないけど、違うのは親の気持ちと対処の仕方なんじゃないかと私は思う。
もっとやり方はあるはずなのに...。でもそれは 親本人が自分で気付かなければ、誰にもどうにもしてあげられることではないような気がするけど。

親は受け入れるしかない、信じるしかない、学ぶしかない、強く生きるしかない。
それが私の生きる道。

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