バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

癇癪大魔王、爆発

2012年04月12日 | 日々の出来事
バンビは最近「迷路」にハマっている。

幼児向けのドリルみたいなのも既に3冊目。
まぁ、目と手の訓練になっていいんだけど
でもまだ1人では間違ったりしてちゃんとできないので
結局私が付き合う羽目になる。

今日も 私の体調が悪い上に、もう夕飯の仕度の時間まで間がない時に
「迷路やりたい。お願い。」としつこく言われ続けて
1枚だけの約束で付き合うことになった。


その迷路は表がひらがな・カタカナの練習、裏が迷路になっているんだけど
バンビは何度やっても字がうまく書けない。
”隣の見本のとおりに”ということが、空間や図形の認知が苦手なバンビには難しいことだとはわかっているんだけど
ほんとに何回もやり直しして、しかも私の注意をまったく無視して
まるでデタラメのような字をいい加減に書くバンビ。
(もしかしたら本人は真面目にやってるつもりなのかもしれないけど。

たまらず、私がそこに見本を書くと
自分でできないクセに「書かないでー。消してよー。」と泣きが入り出した。
そして挙句に「ママのバカ。」

こっちもキレて
「そんなこと言うなら、もうやらなくていい!」と紙を2つに破いた途端
「うぎゃ~。」


床に転がり、鼻水までたらして泣きわめいたかと思うと
目を吊り上げて、私のことを殴るわ蹴るわ...。
本気でつかみかかってくるその形相はまるで別人。(怖い
袖に噛み付かれ、首の後ろを引っかかれた。
たぶん、普段温厚なバンビを知る人誰に言っても
あんまり信じてもらえないだろうなぁ、この癇癪大魔王の姿は。


そうやって しばらく泣きわめいていたけど
私の「あーぁ、血が出ちゃったよ。痛っ~。」のひと言にふと我に返ったらしい。
実際にはちょっと血が滲む程度だったんだけど、さすがにまずいと思ったのか
「ママ、ごめんなさい。」と言ってきた。

破った紙をテープで貼ったら、バンビも私に絆創膏を出してきてくれた。
あぁ、良かった。気持ちの切り替えができて とほっとする。


まぁ、ほんとはこんな状況に陥らせちゃいけないんだろうけど
でも親だって人間だから、イライラもするし
時には自分でもやり過ぎかなと思いながらも 止まらなくなることってあるんだよね。
(単なる言い訳?


年々強大になっていく癇癪大魔王。
普通なら そういうことは恥ずかしいと周りの目を意識することができるようになるし
自分の心をコントロールする術も身に付けていくものなんだろうけど...。
(とは言え、身についてない人も世の中たくさんいるけどね。
 私が破っちゃったのも、まぁ癇癪なんだろうし。

癇癪とどう付き合っていくか っていうか
気持ちの切り替えやコントロールをどうやって身につけさせていくか。
これはほんとに大きな課題だなぁ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (2)
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