バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

初めての1位

2014年06月24日 | 日々の出来事
週末、区内の特別支援学級のある小学校8校合同の運動会があった。


バンビが出場する演目は、徒競走と綱引きに障害物競争、後は全員でのダンス。

徒競走は1組4人ずつで、各校の生徒が遅い順に出場するんだけど
バンビは最初の組で登場。
スタートは多少フライング気味だったけど、そのままするすると後続に差をつけての1位。
まぁ、組み合わせにも恵まれたと思うけど
とにかくいままでで初めての1位だもんね。ミラクル!


障害物競争は、パイロンの周りをぐるっと回り、網をくぐって、ハードル(高さ30cmもないような)を飛び越えてゴール。
バンビはスタートこそ良かったものの、網をなぜか立膝で手で網を後ろに手繰り寄せて進み
後ろから来た子に抜かされて2位となってしまった。
(這うのが嫌いなんだよね、三つ子の魂、百まで。)


でも、本人的にはすごく嬉しかったらしく
会う人会う人に「1位と2位だったんだよー!」と得意気に言い
また、会う人会う人が「バンビくん、すごかったじゃん。速かったねー。」と言ってくれるので
嬉しさ倍増だったようだ。


運動会には 前年度まで担任で異動された先生や、普通級の先生だけでなく
PTAの本部役員さんや、児童館(学童保育)の館長さん、ミニバスケの先生等いろんな方が見に来てくれていた。
ほんとうにたくさんの方が、この子達に関わってくれて、支えてくれているんだなぁ と改めて思うと
感謝の気持ちでいっぱい。

1年に1回の運動会、子ども達の成長が感じられるとても良い機会。
みんな本当によく頑張ったね。お疲れ様でした。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

3000日

2014年06月24日 | suzuのメッセージ
このブログを書き始めてから3,000日になったようです。

思えば、スタートは今から8年も前。
バンビはまだ3歳にもなってなかったんだなぁ...。
何につけ飽きっぽい私が、細々ながらよくこんなにも続いてるものだと我ながらちょっと感心します。

幼児だったバンビも、今ではもう少年というカンジになってきました。
「背が伸びたね。大きくなったね。」と、最近いろんな人に言われます。

この8年、長いようであっという間なような。
1つ1つ手探りで、でも夢中で突っ走ってきた日々です。

いろんな出来事があって、出会いがあって
悩んだり、考えさせられたり、気づかされたり
そんなことを繰返しながら積み重ねてきた3,000日。

そうやって、バンビの親になったおかげで私も成長させてもらってると思います。


我が子に障害がある-。

そう告げられた時、人生であんなに打ちひしがれ、嘆き悲しんだことはないと思うけど
でも、その衝撃から落ちるところまで落ちての再浮上。
振り返ってみたら何てことはない、ありきたりな家族の生活を積み重ねてこられた。

この先に何が待ってるかわからないけど、そんなことはどんな人生だってきっと同じはず。
でも今は 何があっても家族できっと乗り越えていけるはず と、そう思える。
強くなったなぁ、私...。これもバンビのおかげだね。


これからもいままで同様細々と続けていけたらと思います。
ゆるゆるとお付き合いいただけたら幸いです。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com