バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

誰が悪いの?

2007年12月05日 | 問題行動
バンビは今のところ癇癪を起こしたことはないのだけど、特に眠い時とか どうにも”悪ワルちん”モードになることがある。スネてみたり、座り込んで顔を伏せて動かなくなったり...。

今日もインフルエンザの注射の後買い物に行って、昼寝をしないままだったのでどこかおかしくなっていて、あっちをフラフラこっちをフラフラ。ぜーんぜん言うこと聞きやしないっ。
しかも牛乳を飲んだ後う○ちして、そのまま自転車に乗ったりして遊んでたもんだから、パンツが大変なことに...(汚くてすみません)

出先であまりの状態に私もすっかり頭に来て、「誰が悪いの?!」と言ってしまった。実はバンビはこれを言われるのがキライなのに...。

余裕がある時(機嫌のいい時?)は自分の鼻を指さして(つまり自分が悪いと認めて)、私が「ごめんねでしょ?」と言うと「ごえんね~」と謝ることもあるけど、大抵は「イヤーっ」と反抗する。私のことを叩いてくる時もある。

今日は余程機嫌が悪かったのか、何か言いながら(聞き取れないんだけど)さらに自分で自分の頭をバシバシ叩く。

えっ?なんで? 別に私はバンビの頭なんか叩いてないのに。
(いままで一度も叩いたことがない とは言わないケド

プライドの高いバンビは 明らかに自分が悪くても基本的に認めたりはしない。
それを責められることを極端にイヤがる。
だから「誰が悪いの?」は禁句なんだけど、私も頭に来るとついつい言ってしまう。

子どもを叱るのって難しい。
時々わけがわからなくなるバンビの扱いに悩んでしまう。

ま、今日の場合は そもそも”悪ワルちんモード”にならないように、ちゃんと昼寝させたりとかすれば済む問題なんだろうけどね。
こっちにも都合というものがあるし...。はぁ~。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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お泊り交流会再び

2007年12月03日 | 日々の出来事
この週末竹の子の会・東京の年少グループの交流会があって、バンビと参加してきた

午前中はフラダンス体験。成人されたPWS児のお母さんがフラの先生をされていて、今回特別に教えてくれるということで親子で初挑戦
PWS児はダンスが好きな子が多いみたいで、子ども達も楽しそうに踊っている
特に最年長(っていっても年中さんだけど)のMちゃん、初めてなのに先生にかぶりつきでとっても上手に踊っていてびっくり!
フラダンスは特に下半身に効くみたいで、結構いい運動になるから続けるといいかも。(うちも近かったら通わせてもらうんだけどなぁ。)

バンビもダンス好きなのでフラフラ(これは文字どうり身体フラフラ)踊っていたけど、ちょっと眠かったのか 途中”スネオモード”になったりして。

でも前々回(確か2月頃)までは 他のお友達と一緒にいてもあんまり関わろうとせず一人で遊んでいることが多かったのに、今回はみんなで塗り絵したりシールしたり。何となく一緒に遊べるようになっていたので、あぁ成長したなぁと感じてちょっと嬉しかった。
これも幼稚園効果かな?
 楽しそうだね!

みんなでお昼を食べて、またひとしきり話してから3時頃移動。
今回は去年に引き続きお泊り交流会なので、宿泊先で交流会を行うことになっていた。

広い座敷でそれぞれの近況を話したり、悩んでいることを相談したり。
子ども達はというと、それぞれ付かず離れずで仲良く遊んでいる。
バンビはぷみっちょクンと電車ごっこをしたり、2才下のAちゃんと並んでテレビを見たり。
バンビより下のお子さんが増えてきたので、ここでは何だかとってもお兄ちゃんに見える。(普段はまだまだ赤ちゃんっぽいカンジなのにね。)

でもバンビだけじゃなく、前回(9月)の時には寝ているばかりの赤ちゃんがずり這いを始め、お座りしていた子がとっとこ歩くようになって、ゆっくりだけどやっぱりどの子も成長しているんだなぁと感じられて 何だかとっても嬉しかった。

ご飯食べてみんなで大きなお風呂に入って、子ども達が寝た後は 暗い部屋で親達の延々続くおしゃべりタイム。
今回はお昼まで参加の人、交流会だけ参加の人もいて、泊まったのは4組だけど、今の子ども達のこと、就学のこと、もっと先の将来のこと、話のネタは尽きず...。
翌朝ご飯を食べて解散したけど、何だかとっても内容充実の交流会でした。結局トータル8組の親子に会えていろいろ話せてとっても楽しかった

で、正直言うとね。
他の子どもを見ていて、”あぁ、バンビとそんなに変わらないのにもうお箸でご飯食べられるんだ”とか、”バンビより小さいのにおしゃべりがはっきりしてるなぁ”とか、気になったりすることはある。もちろんある。でもそれは仕方ないよね

同じPWSって言っても、当たり前だけど9人いれば9人とも違う。
もちろん似ているところはたくさんあって、みんな同じだねって話になるところも多いけど、その子の持って生まれたもの、環境の中で育まれたものも大きいんだなと改めて感じる。 

話をしていると みんなそれぞれ”うちはこれはいいんだけど、こっちが悩み”とかあって、お互い様で、だから他の子と比べて悩んだりするのはあんまり意味がないなという気になってくる。
もちろん 親だからどうしても気になっちゃうのも仕方ないと自分で思うけど。

でもそれよりは やっぱり今の目の前のわが子を見て、がんばってるところを認めてあげた方がいいし、他にできることがあればやってあげればいいんだよね、きっと。
長い時間接していると、他のお子さんやママの接し方を目にして、”こういう時こういう風にやればいいかも”とか、”こういうこともありなんだ”とか気づいたり教えられることがたくさんある。

親の会に対する考えたかもいろいろあって、それはもちろん個人の自由だけど、私はやっぱりそういう”気づき”を得られるだけでも こういうところに参加する意味はあるような気がしてる。
小さい頃からお友達のこの子達が将来どんな風になっていくのか、ずっと穏やかな気持ちで見守っていけたらいいなぁ。

というわけで、東京在住の年少の方がいらしたらご参加をお待ちしてます。見学も自由なのでお気軽にどうぞ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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