Japan Times Weekly 12月19日号。
ワシントンの路上で政治家のバッチを売る78歳のフランク・エントンさんの記事です。
記事のタイトルは
"D.C. button vendor pleads the First"
エントンさんは無許可のまま路上でバッチを売ったため、警察に逮捕されたこともあります。「言論の自由」を求めて裁判を起こしましたが敗訴。 この内容を読んで、やっと"the First" は宗教、言論、報道、集会、結社の自由を保障したアメリカ合衆国法修正第1条の"the First Amendment Rights"のことだと気がつきました。
穏やかに笑ったエントンさんの写真も載っていますが、そのキャプションが
"Enton during a candid moment"
"candid"は率直なという意味ですが、気取らない、飾らないという意味にもなります。
ここでは気取らない瞬間のエントンさん、つまりポーズを取らない、スナップ写真のことでした。
日本のテレビ番組でも見かける「どっきりカメラ」
英語では"candid camera"と呼ばれるそうです。
なるほど。
タイトルと写真のキャプションだけでこれだけ引っかかっていては、英字新聞の記事を楽しむのはまだまだですね。
ところでこの記事では「バッチ」と解説に書いてあったので、バッチで統一しましたが、皆さんは「バッチ」って言いますか?それとも「バッジ」?
私は「バッジ」派です。