テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ぽんぽん八重桜♪

2007-04-27 20:45:03 | 花雑記
 病院からの帰り道、
 八重の桜が今を盛りと咲いておりました。
 ピンク色のぽんぽん、小鞠のようです。

「ソメイヨシノはおわっちゃったけど、
 まだまだ、おはなはいっぱい、
 なのでスね、ネーさ」

 山吹も、藤も、きれいですね♪
 バラの季節も、もうすぐです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水の世界はホラーの香り…?

2007-04-27 20:35:43 | ブックス
「ネーさ、ついにおねつがでて、びょういんへ…。
 しっかりするのでスよぅ」

 参りました。
 こんなに体調壊したのは何年ぶりだろう…で、
 熱冷ましの気持ちで開いたのが、


   ―― 水の名前 ―― 


 内山りゅう著、平凡社より’07年2月発行の、
 美麗な水辺の写真と
 水にまつわる古今の言葉を解説した一冊です。

「あ、おたまじゃくし!
 けいりゅうのしゃしんも!」

 ……ええ、オタマちゃんや河川の写真は
 よいのですが……うう、コワイ……。

「え? ナニ? なんなのでスか?」

 山奥の池や沼、滝など眺めていると、
 すこしばかり背筋がゾゾっといたします。
 夜叉ヶ池の世界なのでございます。
 水木先生の世界なのでござりまするよ。

「か、かんがえすぎ、ネーさ…」

 かつてグリンペンの底無し沼も
 代々のバスカヴィル家当主を
 悩ませたものでした。
 魔犬の遠吠えが響き、
 村人たちを震え上がらせます。
 葦の陰には脱走犯が身を潜め、
 謎の人物がワトソン博士を脅かします。
 かくのごとく、暗く草生い茂る池や沼は
 人間に悪為すものなのでございますよ。

「ひゃあ、ネーさが、なんかへん、でスぅ」

 あー、じめじめしたのより、
 やっぱ明るい笑える話を読みたいなー。
 ぶー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする