テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

〈何でも知ってる〉ママの名推理でス!

2007-04-30 22:34:48 | ブックス
「ネーさ、ハヤカワさんのポケミス、でスね」

 そうです。ご紹介するのは、ジェイムズ・ヤッフェ著、


    ―― ママは何でも知っている ――


 原著は1952年頃に執筆されたもので、
 古風だなと思われるシーンや訳文も見受けられますが
 安楽椅子探偵系ミステリの名作です。

「ははあ、めいさく……でもォ、
 なんで、きょうはこれ、なのでスか?」

 収録第三話目の《ママの春》をふと思い出したのです。
 出だしの一行目から、

    『それはうららかな春だった』

 なのですからね。今の季節にぴったりかも、と。
 さらには結びの文章も、

    『はじめにもいったように、じつにうららかな春だった』

 となっています。内容も、切れのいい短編8話が並んでいます。
 ママのキャラ造形が秀逸です。登場人物みなの描写も泣かせます。
 粋です。有名だけど古臭すぎる、と敬遠しちゃダメです。
 読んで損はない!一冊でしょう。
 昔のニューヨークがどんな町だったか知りたい、という人にも
 きっとお役に立ってくれます。

「にゅーよーく……みすてりのにあうマチなんでスね」

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やたら元気な藤の花でした。

2007-04-30 20:35:01 | 花雑記
 へたっぴな写真なのですが、お分かりでしょうか?
 これは……

「あ、えーと、ふじのはな、でスよね、ネーサ?」

 おおテディちゃ、正解です。
 すんばらしく元気な藤の花ですね。
 近所で見つけたのですが、
 藤棚なんて無用!といわんばかり、
 庭木に勝手放題にからみつき這い登り、
 屋根より上の、高さ約5メートル強、
 枝の天辺まで征服しちゃってるような状態でした。
 元気です。
 パワフルです。
 風邪が治らない身には羨ましい程です。

「そうでスよー。
 ネーさ、だいこうぶつの、ぽてち、
 たべられないんでスもん。
 これはじけんだ、とおもったでスよ」

 なんかもー、何を食べても苦いのです。
 いつもはぺろり、大々好きな
 プリングルズうすしお味が全くアカンなんて、
 我ながら信じられません。
 ああ、つらい……GWなのに、
 お出かけしたいのに…。

「ふじのはなの、げんきをちょっぴり
 わけてもらわないと、でスね」
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