「こんにちわッ、テディちゃでス!
もふゥ! ひやけェしちゃうッ!」
「がるる!ぐーるるがるがる!」(←訳:虎です!ピーカンだからね!)
こんにちは、ネーさです。
暑いし、陽光が強過ぎて外出もままならない日曜日……
でもインドアでの読書なら日焼けの心配も無用でしょ♪
リラックスしての本日の一冊は、はい、こちら~!
―― 黄金の日本史 ――
著者は加藤廣(かとう・ひろし)さん、2012年5月に発行されました。
ルックスはちょこっと地味~な新書タイプの御本ですが、
《黄金》という文字が加わると……
「せんせーしょなるゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:サスペンス!)
そうですね、
人類の飽くなき欲望の対象――GOLD!
そして黄金の国といえば、
ジパング、
つまり、ここ日本のこと、というのが定説です。
では、日本に於ける《黄金の扱われかた》って、
どうだったのでしょう?
昔の人たちは、どんな風に《黄金》と接していたのか?
《黄金》にどのような価値を見出していたのか?
「きんきらきんのォ?」
「ぐるるっ?」(←訳:宝ものっ?)
この御本の序章『日本で金が発見されるまで』に拠れば、
日本の黄金発見元年は天平21年(749年)。
あら、意外に遅いのね?
そう驚かされたのは私ネーさだけではないようです。
当時の方々もまた――
今までこの国には無い思ってたけど、
あったんだ!
黄金が採れるんだ!
大感激は、『天平』から『天平感宝』への元号改元となって表れます。
万葉歌人の大伴家持さんも歌に詠みます。
― すめらぎの御世栄えむと東(あずま)なる陸奥山に黄金(くがね)花咲く ―
「くがねッ、でスかッ♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:なんだかリアル!)
黄金発見!
……したのはいいけれど、
はたしてこれは快挙であったのでしょうか?
東北の地に産出した黄金は、
奥州藤原氏に空前の繁栄を招きましたが、
悲劇のもとともなりました。
鉱脈が涸れるまでの数百年、
黄金の存在は国家を揺らします。
「おうごんッてェ、そんなにィ、たくさんッとれたのでスかッ??」
「がるぐるるるがるっるるぐるー?」(←訳:採れた黄金はどこへ行ったのー?)
西欧世界の王さまたち権力者たちが夢想したジパングの黄金は
いったいどこへ行ってしまったんでしょう?
すべて幻だったのでしょうか?
いえ、確かに黄金はあったのです。
その行方は――
「どこッ?」
「がるがるっ?」(←訳:どこどこっ?)
説明されてみれば、なるほどそれしかないわね!と納得の結論は、
どうぞ御自分の眼で!
がつんと読んで、
ばしんと膝を叩いてくださいな♪
「もいちどォ、でてこないかなッ、おうごんッ!」
「ぐるぐるがるるるー!」(←訳:欲張りはダメだよー!)
「てへへッ♪」
歴史好きさんには特におすすめの一冊です。
ぜひ~!
もふゥ! ひやけェしちゃうッ!」
「がるる!ぐーるるがるがる!」(←訳:虎です!ピーカンだからね!)
こんにちは、ネーさです。
暑いし、陽光が強過ぎて外出もままならない日曜日……
でもインドアでの読書なら日焼けの心配も無用でしょ♪
リラックスしての本日の一冊は、はい、こちら~!
―― 黄金の日本史 ――
著者は加藤廣(かとう・ひろし)さん、2012年5月に発行されました。
ルックスはちょこっと地味~な新書タイプの御本ですが、
《黄金》という文字が加わると……
「せんせーしょなるゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:サスペンス!)
そうですね、
人類の飽くなき欲望の対象――GOLD!
そして黄金の国といえば、
ジパング、
つまり、ここ日本のこと、というのが定説です。
では、日本に於ける《黄金の扱われかた》って、
どうだったのでしょう?
昔の人たちは、どんな風に《黄金》と接していたのか?
《黄金》にどのような価値を見出していたのか?
「きんきらきんのォ?」
「ぐるるっ?」(←訳:宝ものっ?)
この御本の序章『日本で金が発見されるまで』に拠れば、
日本の黄金発見元年は天平21年(749年)。
あら、意外に遅いのね?
そう驚かされたのは私ネーさだけではないようです。
当時の方々もまた――
今までこの国には無い思ってたけど、
あったんだ!
黄金が採れるんだ!
大感激は、『天平』から『天平感宝』への元号改元となって表れます。
万葉歌人の大伴家持さんも歌に詠みます。
― すめらぎの御世栄えむと東(あずま)なる陸奥山に黄金(くがね)花咲く ―
「くがねッ、でスかッ♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:なんだかリアル!)
黄金発見!
……したのはいいけれど、
はたしてこれは快挙であったのでしょうか?
東北の地に産出した黄金は、
奥州藤原氏に空前の繁栄を招きましたが、
悲劇のもとともなりました。
鉱脈が涸れるまでの数百年、
黄金の存在は国家を揺らします。
「おうごんッてェ、そんなにィ、たくさんッとれたのでスかッ??」
「がるぐるるるがるっるるぐるー?」(←訳:採れた黄金はどこへ行ったのー?)
西欧世界の王さまたち権力者たちが夢想したジパングの黄金は
いったいどこへ行ってしまったんでしょう?
すべて幻だったのでしょうか?
いえ、確かに黄金はあったのです。
その行方は――
「どこッ?」
「がるがるっ?」(←訳:どこどこっ?)
説明されてみれば、なるほどそれしかないわね!と納得の結論は、
どうぞ御自分の眼で!
がつんと読んで、
ばしんと膝を叩いてくださいな♪
「もいちどォ、でてこないかなッ、おうごんッ!」
「ぐるぐるがるるるー!」(←訳:欲張りはダメだよー!)
「てへへッ♪」
歴史好きさんには特におすすめの一冊です。
ぜひ~!