テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

お味はトリプル~♪

2010-06-10 22:51:15 | 美味
 やってきました、週半ばのおやっつぅ~タ~イ~ム!
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~♪」
「がるる~♪」(←訳:虎です~♪)
「むぽぽッ♪
 ネーさッ、これはァ、くッきーでスねッ!」

 ええ、そうですよ。
 とある日、お買い物の途中のことでした。
 ……む?
 オマケだわ! オマケの匂いがする!
 と新製品コーナーの前で立ち止まれば、
 おお! ネーさ好みのオマケつきお菓子が!

「……ネーさ、おまけェめあてェ、なのでスかァ~……」
「……がる~」(←訳:……やれやれ~)

 ノンノン、誤解です。
 本体のお菓子が美味しそうだからこそ、
 オマケもまた人の目と心を惹きつけるのですよ。
 ではまず、本体のお菓子をば征服いたしましょう!

 画像の奥より順に
 『森永製菓』さんの
 《午後の紅茶 ミルクティークッキー》
 《午後の紅茶 レモンティーパイ》
 《午後の紅茶 ティークッキー》~!

 期間限定の新作を、では、いっただきま~す♪

「いただきまスゥ、もぐぐッ!」
「ぐるる~!」(←訳:いただきます~!)

 もぐぐ、ふむふむ、ぱくぱく……
 それぞれミルクティー、レモンティー、ストレートティーを
 イメージして作られたお菓子なのでしょうね。
 3種類どれも美味しゅうございますが、
 意外にもいちばんこってりしているのが……レモンティーパイ?
 反対にあっさりしたお味なのはティークッキー、
 その中間にあるのがミルクティークッキー、かしら~?

「テディちゃのォ、おすすめはァ、あかいィ~はこのォ」
「ぐるるがるる!」(←訳:ティークッキーだね!)
「みるくてィーにもォ、れもんてィーにもォ、
 よくあうゥおあじィでス!
 んままッ♪」

 豪華食べ比べ?のティータイムお菓子、ごちそうさまでした♪
 皆さまは、お好みで、3種類の中からマイおやつをお選び下さいね。
 オマケの小さなマスコットアクセサリーは
 『ダイエーオリジナル』の御品だそうです。
 オマケコレクターさんは『ダイエー』各店にて探索を~!

「くっきーはァおいしくてェ、おまけもォ、たのしィでスゥ~♪」
「がるがるがる~?」(←訳:他にも何種かあるらしいよ?)

 えっ? 
 この他にもまだ別デザインのオマケがあるの?
 たいへんっ!
 探しに行かなくちゃ~!!(←ネーさ、お店へダッシュ……)
 
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~ 21世紀シブヤ捕物帖 ~

2010-06-09 23:28:02 | ブックス
「るるゥ~♪
 ばらがァ、さいてるゥ~♪ ばらがァ、さいてるゥゥ~♪」
「がるがるる~♪」(←訳:あっちにもこっちにも~♪)

 各地のローズガーデンが美しいバラのお花で満たされている6月ですね。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ♪」
「がるるっ♪」(←訳:虎ですっ♪)

 しかし……ローズガーデン以外にも、
 婀娜(あだ)なお花は咲くのでございます。
 渋谷の夜に咲く妖しい花は――
 さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!


 
                ―― Dカラーバケーション ――


 
 著者は加藤実秋さん、’10年4月に発行されました。
 『インディゴの夜』と副題にありますように、
 渋谷のホストクラブ『club indigo』を舞台にした
 人気シリーズの第4作です。
 
「わほほッ♪
 いんでぃごのォ、おにいさんたちィ、だいすきィ~♪」
「がるがるぐるる~!」(←訳:暴走する個性~!)

 残念ながら拝見しそびれちゃったのですけれど、
 TVドラマ化もされたそうですね。
 でも、本家はやっぱり活字版『indigo』でしょう!
 今回も、型破りなホストクラブのオーナーさんとホストくんたち、
 ルール無用な大騒動をブチあげてくれます!
 
「うむッ! そうこなくッちゃッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:行け行けガッツで!)

 一般的なホストさんのイメージは……
 髪の毛は茶色か金色でぇー、
 みーんな黒のスーツを着ていてぇー、
 お高ーい腕時計をしていてぇー、
 何故かピンクのドンペリが嫌いではなくてぇー、
 といったところですが、
 『club indigo』は、その限りではありません。

 ホストのおにいさんたちの服装はとっても自由……
 というか、野放し?
 アタマは巨大アフロだったり、
 レザーのツナギや、
 ポロシャツもありだし、
 バブル期風の肩パッド入り派手派手スーツも問題なし!

「だッてェ、おーなーさんたちもォ、かたやぶりィ!」
「ぐるるがるー!」(←訳:みんな一緒に型破りー!)

 繁盛ぶりは変わらない『indigo』ですが、
 先年施行された新風営法の改正に伴い、
 営業形態に変更が生まれました。
 
 午後三時~六時までは、アフタヌーンパーティ形式。
 午後七時~午前一時までが、
 昔ながら?の接客とclub方式をミックスさせた営業タイムです。

 そして……アフタヌーンタイムにお店に出る新人ホストくんたちが、
 先輩ホストくんたち、
 オーナーの晶(あきら)さんたちの頭痛のもと。

 さりげな~く、
 しかし実に厄介なトラブルを、
 運びこんでくるコマッタちゃんなのでした……。

「こまッたちゃんというよりィ……」
「がるるっ!」(←訳:フシギちゃんっ!)

 コマッタちゃんたちや、武闘派&頭脳派ホストくんたちを率い、
 事件と見れば頭から突っ込んでゆく晶おねえさんは、
 さながら捕物帖の親分さんのようです!
 十手や銭こそ飛び交わずとも、
 東京の街々が、なんだかお江戸の町に見えてくる……?

「ごようだごようだッ!」
「がるるがるっ!」(←訳:観念しろっ!)

 やたら元気な新キャラさんたちも、大いに笑えます!
 ミステリ好きさんも捕物帖好きの皆さんも、
 今宵は一緒に『indigo』で!

「わらいあかそうッ!」
「ぐるるる!」(←訳:読み明かそう!)
 
 
 
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誰より輝く、その《力》!

2010-06-08 23:11:23 | ブックス
「くすんッ……かわいィそうゥでスゥ~」
「ぐるる~…」(←訳:悲劇だよね~…)

 何やらテディちゃ&虎くん、スポーツ新聞を読んで溜め息しておりますね?
 こんにちは、いったい何事なのか、不思議に思っているネーさですが……?

「だッてェ、ネーさ、かわいィそうゥでスゥ!
 ぱーふぇくとげーむゥがァ、きえちゃッたのでスよッ!」
「ぐるるがるるるー!」(←訳:世紀の大誤審だよー!)

 ふむふむ、それはここ数日、スポーツ界で話題になっているアレね!
 完全試合を目前に、塁審さんの誤審ですべてが水の泡……
 わかりました、そういうことなら、この御方!
 本日は、誰よりも大リーグの表と裏を知っている
 このアスリートさんに登場していただきましょう!
 こちらを、どうぞ~!


 
                  ―― 脇役力(ワキヂカラ) ――
 
 

 著者は田口壮さん、’10年4月に発行されました。
 田口さん――いえ、
 野球ファンさんには『ソウ・タグチ』氏と御紹介すべきなのかしら? 

「しッてるでスゥ! たぐちさんッ!
 ちゃんぴおんりんぐゥのォ、せんしゅさんでス!」
「ぐるがるる!」(←訳:かっこいいんだ!)

 2001年、田口さんは日本を発ちました。
 行き先は米国、
 大リーグのセントルイス・カージナルズでプレーするために!
 以降8年間、
 田口さんは三つの球団に所属し、
 ワールドシリーズに進出すること3回!
 チャンピオンリングを獲得すること2回!
 これって、すごい快挙なのです!
 大スター、名プレイヤーと呼ばれながら、
 ワールドシリーズに出場することも叶わない選手さんも
 大勢おられるというのに……
 チャンピオンリングを、ふたつ!
 
 ところが、
 第一章で、田口さんは言うのです。
 
  《控えとして生きてゆく》

「けんきょでス! けんきょすぐるでスよゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:遠慮しないでえ!)

 でもね、田口さんのいう《控え》――すなわち《脇役》は、
 《タダモノではない》役どころ、でもあるようですよ。

 ええ、皆が皆、
 ノモさんやマツザカさんのような、
 常に脚光を浴びる大ピッチャー、
 完全試合を成し遂げる投手さんではありません。
 投手だけでは試合は始まらず、
 そもそもゲームは成立しないのです。

 ゲームに、試合に必要なのは、
 レギュラーを含む、
 ベンチ入りした全員の力。
 
「ふァいッ!
 ひとりではァ、やきゅうッ、できませんッ!」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:監督さんや裏方さんも要るし!)

 《脇役》のありかたを探り、
 洞察力を鍛え上げる田口さんの姿勢――
 読んでいてワクワクさせられるのは何故でしょう?
 主役を輝かせる脇役の力って、何でしょう?
 監督に『代打はソウ・タグチだ!』と
 叫ばせる力って……?

「たぐちせんしゅのォ、そこぢからァ、でス!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:最高のメジャーリーガーだよ!)

 兵庫県出身の田口さん、
 軽快で、飄々とした語り口は
 プロの著述家さんも顔負けの楽しさです!
 とりわけ、2009年の思いのたけを綴った終章は
 すべてのアスリートさん、
 スポーツを愛する方々の胸をうつ
 素晴らしい文章ですよ!

 日本と米国それぞれのベースボールの、
 光と影、
 栄光の頂きと失意の谷底と、
 多くを知り尽くした田口さんの御話、
 活字マニアの皆さまに、ぜひのおすすめです~!

「たぐちせんしゅッ、げんざいはァ、にほんでェ~」
「ぐるるぐるがるー!」(←訳:オリックス・バッファローズに在籍中!)
「おうえんッ、してまスよゥ~!!」
   
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世代超えの謎解き、って?

2010-06-07 23:08:05 | ブックス
 はぁ~るばる来たぜぇ南ぃアフリカぁ~♪
 こぉぉんにぃちはぁ~、サッカー日本代表を心配しまくりのネーさですぅ~。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「せんしゅのォみなさんッ、なまみずゥはァ、のまないでねッ!」

 生水はもちろん、高地での疲労や、お天気や治安……
 大丈夫なんでしょうか?
 遠く日本より健闘を祈願して止まない週明けとなりました。
 うむ、こんなときには!
 頼もしい名探偵さん登場&大活躍のミステリで
 大船に乗った心地になろうじゃありませんか!
 活字マニアの皆さま、こちらを、どうぞ~!


 
                 ―― 虹北恭介の冒険 ――


 
 著者は はやみねかおる さん、2000年7月に発行されました。
 イラストレーションは、やまざきもへじ さんによるものです。
 
 はやみねさん、といえば――
 その御名前を耳にして、
 ああ、あの作家さんだね!と叫ぶのは、
 オトナたちよりも、活字好きの小学生さんたちかもしれません。
 
「ふァいッ! 
 がッこうのォ、としょしつでェ、だいにんきィ!」
「がるるーぐる-!」(←訳:名探偵の夢水清志郎さん!)

 ええ、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)さんが
 探偵ぶりを発揮する人気のシリーズですね。
 そして、こちらもまた、
 はやみねさんらしい味わいの探偵さんが
 ばったばったと謎を斬る連作ミステリ、なのでした。

 虹北恭介(こうほう・きょうすけ)くんは
 講談社ノベルズでは最年少?の探偵さん。
 小学校の6年生!
 錯綜した謎をものの数分で解き明かす!
 『魔術師(マジシャン)』とも仇名される切れ者!
 ……なんですけれど、
 探偵の宿命と申しましょうか、
 ちょこっとユニークな御子でもあるようです。

 学校へは、あんまり行かなくて?
 古本屋さんの店番をしながら、読書三昧で?
 髪は肩を覆う長さで?
 愛用しているのはフェルト地のマント?

 恭介くんの友人で、ワトソン役を務める響子(きょうこ)ちゃんも
 こう思っています。

  《はっきり言って変わった格好だ》

「あうゥ~、
 おんなのこはァ、こわいィ~でスゥ~」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:ズバっと言われちゃった!)

 いえいえ、ルックスよりも品質重視!
 ヘンな格好はしていても、
 恭介くんの探偵眼は虹北商店街随一なんですよ。
 謎だって、
 ジュブナイルの明解さと本格ミステリ双方のいいとこ取り!

「ふむふむゥ、ほんかくゥでスかッ♪」
「ぐるるぐるる~!」(←訳:正統派少年探偵かぁ~!)

 はやみねさんの御本はたくさん読んでるよ!という少年少女さん、
 本格ミステリを愛するパパさんママさん、
 二代に渡って楽しめる《探偵小説》ですから、
 父の日には、ぜひ親子一緒に読みふけっちゃいましょう!
 
「ふッ♪
 げんだいのォ、あけちくんッ!
 このなぞがァ、とけるゥかなッ♪」
「がるるるがるるるー!」(←訳:行け行け探偵少年たちー!)
 
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大漁旗、あげよ?

2010-06-06 23:00:54 | 美味
 週末はグミハンター!
 こんにちは、獲物を手に颯爽とおやつタイムに臨むネーさです。
 今週のグミは……うむ!ドイツの香りがするわね!

「こんにちわッ、テディちゃでス! ふゥはァ、(←急いで駆けてきました)
 ぐみィ! テディちゃにもォ、ぐみィをォ!」
「がるるっがるー!」(←訳:虎ですっグミー!)

 はいはーい、みんなで仲良くいただくこちらのグミは……

 独『カッチェス』社さんの
 《Saure Ananas》――
 
 裏面のラベルには《サワーパイナップル》と記されています。
 パイナップル味のグミ、ってことですね。
 グミキャンディー界の大御所、
 『カッチェス』さんの作るパイナップルグミのお味は……?
 実食&検証と参りましょう。
 いただきまーす!

「いただきまスゥ! はむッ、もぐッ!」
「ぐるる~がるっ!」(←訳:いただきます~もぐっ!)

 ほお、これは!
 果実の再現率が高い、というのかしら、
 トロピカルな甘さ、酸味、香り、色合いや形も、
 けっこう『パイナップルしてる!』グミさんですね♪
 パイナポー大好き!な御方はリピート確実、
 果物好きな御方も大喜びしそうなお味だわ。

「もぐもぐゥ、どらいふるーつゥ、みたいィ~♪」
「ぐるるがる!」(←訳:黄色が眩しい!)

 『カッチェス』さんのグミにしてはソフトな食感で、
 美味しゅうございます♪
 えー、ただ……
 パイナポーが苦手なの~という御方には
 要注意なグミかしらねー。

「テディちゃはァ、へいきィでス! もぐぐッ!」
「がるるっ!」(←訳:ぼくもっ!)

 初夏によく似合う果実系グミ、御馳走さまでした♪
 次なる獲物を求めて、
 グミハンター、またまた出動しなくては!

「いッてらッしゃァ~いッ!」
「がるがるるぐる~!」(←訳:大漁だといいな~!)
 
 
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楽しき旅路♪

2010-06-05 23:17:45 | ブックス
 全国ン千万お菓子大好き~♪な皆さま、
 グルマンな活字マニアの皆さまも、こんにちは、ネーさです。
 美味しい週末を過ごしておいでですか~?

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!」(←訳:虎です!)

 さあ、本日ご紹介いたしますのは、
 美味しいもの大好き♪
 美味しい旅も大好き~♪
 な方々に歓迎されること間違いなし!の一冊です。
 こちらを、どうぞ~!


 
                 ―― 春夏秋冬 お菓子の旅 ――


 
 著者は甲斐みのりさん、’10年4月に発行されました。
 『松江・京都・松本・金沢 日本各地の甘いおやつ352点』と副題が付されています。

「うむうむゥ、だいかんげいィ!」
「ぐるる~がる~!」(←訳:お菓子の嵐だ!)

 金太郎飴さながら、
 どのページにも、お菓子、お菓子、
 サイダー、菓子パン、包み紙いろいろ、と、
 お菓子とお菓子の話が満載!

 また、1章では春の松江へ、
 2章では夏の京都へ、
 3章では秋の松本へ、
 4章では冬の金沢へ、
 甲斐さんはお菓子ハントの旅に出ます。

 京都とお菓子……というと、
 これはもう、第一人者は甲斐さん、ですよね♪
 でも、松江、松本、金沢……ちょっと意外、でした。
 
「テディちゃはァ、すきでスゥ! しまねけんッ!」
「がるがるぐるるる!」(←訳:ぼくも好きだよ金沢に信州!)

 ええ、それぞれのお国柄がよ~く出ているお菓子、
 美味しそう!なだけではありません。
 可愛い~♪
 なんてユニ~ク!
 他所では売ってないわ!
 これ絶対お土産にしたい~♪

「ふァいッ!
 おかしがァ、テディちゃをよんでいまスゥ!」
「ぐるる、ぐるがるる!」(←訳:行かなくちゃ、お菓子の旅に!) 

 御本に収録されている写真もすてきですが、
 山本祐布子さんのカバー・扉挿画もすばらしいです!
 表紙の白い鳥さんは、

「はとッ!
 はとさんでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:神社の鳩さん?)
「ハトサブレーのォ、はとさんッ??」
「ぐるるがるるる!」(←訳:干菓子にも鳩さん型のがあるよ!)

 かくのごとく、
 お菓子好きの食欲&物欲を刺激しまくる楽しい御本です。
 旅とお菓子を愛するすべての皆々さまに、おすすめですよ~♪
 
「なつやすみのォよていィはァ、これでェ、けッていィ~!」
「がるるぐるがる!」(←訳:世界中のお菓子はあなたのもの!)

 では今すぐ、甘く美味しい夢の旅へ!
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“破”の五十八!

2010-06-04 23:22:18 | ブックス
「ネーさッ! でたでスゥ~!」
「がるがるぐるっ!」(←訳:出たよ出たよっ!)

 出たわね、テディちゃ、虎くん!
 こんにちは、活字マニアの皆さま&筋金入り『ワンピ』ファンの皆さま、
 『ワンピ』初級レベルファンのネーさです。
 何はともあれ、本日は、ええもう!そりゃもうっ!
 こちらを、どうぞ~!


 
              ―― ONEPIECE 巻五十八 ――


 
 著者は尾田栄一郎さん、’10年6月に発行されました。
 巻題は『この時代の名を“白ひげ”と呼ぶ』!
 
「はしれェ、るふィ~!
 おにィちゃんをォ、たすけだせェ~!!」
「がるがるるーる!」(←訳:タイムリミット迫ってるよ!)

 海賊王におれはなる!
 でも、海賊王になる前にお兄ちゃんを助けないとー!

 謀略によって捕らわれた兄、
 ポートガス・D・エースくんを救おうと
 ひたすら闘うルフィくん。
 この『巻五十八』では、
 勇猛というよりも、
 悲愴な戦闘の全貌があますところなく描かれます。
 
  海賊たちVS海軍。

 世界の覇権を賭けた血戦の帰趨は、
 はたしてどちらに――?

「はらはらするでスゥ! こわいィでスよゥ!」
「ぐるぐるがるるる~」(←訳:ルフィくん怪我してばっかだし~)

 『ワンピース』という物語の主人公は
 もちろんモンキー・D・ルフィくんなのですが、
 この御本――巻五十八で物語を牽引してゆくのは、
 世界最強の海賊『白ひげ海賊団船長』
 《白ひげ》ことエドワード・ニューゲートさん。

 子分たちからオヤジと慕われる白ひげさん……
 ちょっと異色の海賊さんですね?
 まず、エドワード・ニューゲートという
 アングロサクソン系のお名前が、
 なんだか『良いところのお坊ちゃん』的な何かを感じさせるでしょ?

「ふァいッ!
 きょうようもォ、ありそゥでスゥ!」
「ぐるるがるる~?」(←訳:どんな生い立ちなのかな~?)

 みんなにオヤジとかジジィとか言われてますけど、
 白ひげさん、すごいです!
 腹筋、きれいに割れてます!
 推定体脂肪率、10%?!?
 足も長ーいっ!!

「えッ? あしながッ??」(←羨ましいようです)
「ぐるるがる!」(←訳:強いしね!)

 手負いの獅子となって猛進する《白ひげ》、
 ボロボロになっても諦めないルフィくん、
 ルフィくんをサポートする多くの海賊さんたち、
 イワンコフさんや、女帝ハンコックさん!
 一瞬だけ登場するボンちゃん!
 全編、目がくらみそうな氷と炎の闘いです。

 『ワンピ』ファンの方々、
 これからファンになっちゃう貴方も!
 この週末は、発売されたばかりの『巻五十八』を、ぜひ~!

「おーずくんッ、すきでスッ!」
「がるがるぐるがるー!」(←訳:モビー・ディック号も好きですー!) 
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ショコラマニアへ、緊急連絡~!

2010-06-03 23:22:22 | ショコラ
 全国のショコラマニアの皆さまへ、
 業務連絡~! 緊急の業務連絡ですわ!
 テディちゃ、虎くん、緊急連絡網の起動を!

「こッ、こんにちわゥ、テディちゃでスゥ……れんらくもうゥッ??」
「がるる!がるるー?」(←訳:虎です!緊急ってー?)

 えへん、こんにちは、
 急がなくっちゃ!
 ショコラ好きさんたちにお報せしなくっちゃ!
 と、ちょっと舞い上がり中のネーさです。
 何故かと申しますのも、
 美味しいショコラお菓子を見つけたというのに、
 ……夏が近いわ!
 
「うむむッ! ちょこれーとがァ、とけちゃうッ!」
「ぐるがるー!」(←訳:それは危険ー!)

 とにもかくにも、画像を御覧下さい、
 こちらは『明治製菓』さんの
 《Milk Fran なめらか塩ミルク》!

 何の予備知識もなく、
 パクっと一口、いただいてみたネーさ、
 そりゃもうびっくりいたしましたよ。

  美味し~い!!

 最近食べたショコラお菓子では出色の美味しさ!
 特に優れているのが、
 ココアビスケットにコーティングされた
 ショコラ数種のお味のバランスですね!
 ショコラムース、
 ショコラムースに練りこまれたミルククラム、
 表層には塩ミルクチップ入りのまろやかなショコラ……♪
 
 ささ、テディちゃと虎くんも実食してごらんなさい!

「もふゥ! いただきまスゥ! ぱくちょッ!」
「ぐるるっ、がるがる!」(←訳:いただきますっ、ぱくもぐ!)
「おォ! これはッ♪」
「ぐるるがるー!」(←訳:見事なミルクチョコ!)

 意表をつかれましたわね……
 《Fran》といえば、
 寒~い冬のお菓子かと思っていたのですけれど、
 今春発売(たぶん?)の《塩ミルク》がこんなに美味だなんて♪
 
「んままッ♪ もぐもぐゥ~♪」
「ぐるがるがるる~♪」(←訳:このチョコの部分だけ発売して欲しいな♪)

 平均気温が上昇するにつれ、
 店頭では影が薄くなるショコラお菓子くんたち……
 今なら! まだ入手可能かもしれません!
 この《Fran》まだ食べていないわ!というショコラマニアさん、
 心に留めて、コンビニやスーパーへ♪

「もぐぐッ、おすすめェッ♪」
「がるっ♪」(←訳:だねっ♪)
 
 
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【キケン】へ、お出かけ?

2010-06-02 23:34:10 | ブックス
 増えよ、トマトの実!増えよ~!
 と今日も念じ続けているネーさです、こんにちは。
 あとでお水をあげなくちゃね♪

「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「ぐるる~!」(←役:虎です~!)
「テディちゃにはァ、はちみつれもんをォくださいッ!」

 ネーさの手元に御本はありますが、
 はちみつレモンはないので、諦めてくださーい、
 あしからずー。
 では、飲み物よりも読書だ!派の活字マニアさんは、
 こちらを、どうぞ~!


 
                   ―― キケン ――



 著者は有川浩さん、’10年1月に発行されました。
 表紙装画&挿絵は徒花スクモさん、
 ネームデザインは渡辺優史さんによるものです。

「わほゥ!
 まんがァみたいィ~♪」
「がるがるるる?」(←訳:アクション劇画なの?)

 コミカルで、かつコミックのいいとこどりをしたような表紙のこちらは、
 でもね、アクション漫画ではありませんのよ。
 文科系男子大学生さんたちの、
 せつな~い青春ドラマ!
 涙を誘う学究の日々!

「……ほんとかなァ?」
「ぐるる~?」(←訳:怪しいよね~?)

 そうね、学生さんたちが主人公とはいっても、
 そこは……成南電気工科大学なる、
 工科の大学です。
 
 新入生の元山高彦(もとやま・たかひこ)くんは
 或る日、掲示板の勧誘チラシに目を留めました。
 
 【機械制御研究部】?

 なんだろう、これ?
 と首を傾げたのが、ああ、運命の分かれ道!
 横に居合わせた友人の池山くんともども、
 【機械制御研究部】の部室へ
 連れてゆかれてしまいました、とさ。

「むむゥ、はらんのォよかんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:嵐の予感も!)

 【機械制御研究部】――
 略して【キケン】。

 【キケン】こそ、大学内で最も危険な研究部だと知ったのは、
 元山くんと池山くんが
 入部届に拇印を捺した後のことでした。

 火薬大好き♪爆破大好き~♪な上野(うえの)先輩。
 大魔神か!と畏怖させる迫力の持ち主、大神(おおがみ)先輩。

 常識など幼稚園に置き忘れてきたかのような上野先輩に
 振り回され、翻弄される【キケン】新入部員さんたちの
 艱難辛苦の学生生活、とは――?

「けッこうゥたのしそゥッ♪」
「ぐるるがる!」(←訳:退屈知らずだ!)

 おほほほ、そうね、特に笑え、あら失礼、
 楽しく読ませていただいたのは
 学祭の模擬店出店の顚末を
 文化部系どころか運動部系のスリルとサスペンス?で描いた
 第三話『三倍にしろ!前編』と
 第四話『三倍にしろ!後編』です。

 いったい何を『三倍』にすべく
 【キケン】部員さんたちは
 徹夜をものともせずガンバっちゃうんでしょうか?
 
「たいじゅうッ?」
「がるがる?」(←訳:IQ?)

 文章も楽しいけれど、
 挿絵や装丁、造本といったビジュアルな点でも
 楽しさいっぱい!の御本です。
 現役学生さんに、
 かつて学生だった方々に、
 男子ばっかりの学校には縁がなかったわ、という共学派の方々も、
 ぜひ、未知なる爆破の世界?を
 ちょこっと覗き見してみましょう~♪

「だいがくのォがくえんさいにィ、おでかけしたくゥなりましたでス♪」
「ぐるがるる~る♪」(←訳:模擬店にも行ってみたいね!)

 学祭運営委員の方々にも、おすすめです! 
  
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知的な決戦?全5編!

2010-06-01 23:19:08 | ブックス
 トマトの実は、今日も……変化なし、でございます。
 明日も晴れますように、トマトくんが日焼け、じゃなくて
 元気に育ちますように、と祈るネーさです、こんにちは。

「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)

 さて、6月に入った本日、御紹介いたしますのは……
 正統派の短編ミステリ!ですよ。
 こちらを、どうぞ~!


 
                ―― 林真紅郎と五つの謎 ――


 
 著者は乾くるみさん、画像のノベルズ版は’03年8月に発行されました。
 現在は’06年に発行された文庫版が入手容易となっています。
 
「むッ?
 ネーさ、なにかァかいてあるでスよゥ?」
「ぐるるっ、がるるる~…」(←訳:ホントだっ、表紙の上の方に……)

 ええ、これはね、題名を外国語で書いたものなんですよ。
 なんと、日本のミステリでは珍しいことに、仏語で!
 『HAYASHI SHINKUROU ET LES CINQ MYSTERES』――
 なんだかカッコいいわね~♪

「わほゥ、おふらんスッ??」
「ぐるるがるる?」(←訳:中味もおフランス?)

 御安心下さい、
 中味はバッチリ日本語です。
 ですが、おフランス的エスプリがさり気な~く漂っている、
 と言えるかもしれませんね。
 理路整然としているけれど、
 どこかヘンテコで、ユーモラスで、
 登場人物さんたちも
 ちょいっとヒネリが効いていて、
 でももしかしたらズレてる?というキャラなんです。

 林真紅郎さんは、法医学者さん。
 ただ……愛する奥さんを亡くしたことから、
 大学を辞めてしまい、
 最近は家でぼんやりしたり、
 暇潰しにTVを観たり……。

「うむゥ~、こころのォきゅうかちゅうゥ、なのでスねッ」
「がるるるぐるる~!」(←訳:休暇は誰にも必要さ!)

 そこへ、電話が鳴りましたよ。
 長兄の奥様に、暇であることを見込まれて、
 娘の仁美ちゃん――真紅郎さんの姪っ子ちゃんの付添いを頼まれたのです。
 
  ええ~?
  コンサート?
  だって僕は……

 真紅郎さん、実は身長190センチのノッポさんなのでした。
 会場で僕の後ろに座る人、可哀想に……
 と、自分でも思わないでもありません。

「♪せのォ、たかいィ~ひとはァ~♪」
「ぐるるがる!」(←訳:そんな歌があったね!)

 渋る真紅郎さんの声は届かず、
 姪っ子ちゃんの付添いで出掛ける羽目になったのですが、
 コンサートでは不思議な出来事が……?

 かわいい姪っ子ちゃんのエスコート役が探偵さんに一変する
 第一話『いちばん奥の個室』、
 安楽椅子ミステリの名作『隅の老人』への
 オマージュともとれる
 第三話『陽炎(かげろう)のように』が、
 ネーさイチ押しの作品です!
 暗号ミステリ『過去から来た暗号』も
 本格派ファンさんにはおすすめ!
 あ、そうそう、
 第五話の『雪とボウガンのパズル』は、
 J・D・カーさんへのオマージュ? それとも挑戦状でしょうか?

「ちょうせんッ?
 よゥしッ、かかッてこォ~いィッ!」(←ファイティングポーズしてます)
「ぐるるぐるるっ!」(←訳:審判は僕に任せてっ!)

 腕に、いえ、頭脳におぼえあり!という御方は、
 ぜひ真紅郎さんと推理合戦を~!
 
コメント
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