ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

犠牲の上に成り立つ「幸せ」

2016年04月01日 | メッセージ
本当に、どうしてこの世に苦難があるのだろう?
dropさんからいただいたコメント
***

(中略)
なぜ心のしくみや勉強が 国語や算数や音楽のようにとりいれられなていないのだろう…
と疑問に思うことがあるのです。

今の学科も否定はしませんが、人同士の関わりとか、こころのことを取り入れた方が断然、大事でしょ!
と、感じるのですが。

***

確かにそう…心のお勉強大事ですね。

アメリカに来ると、人種差別がハッキリ見えます。

ブロードウェイミュージカルに来ているのは、白人とアジア人。

ブロードウェイに2日通って、
お客さんに黒人は、少ししか見かけませんでした。

それから、空港やショッピングセンターのフードコートで働く人は、アジア人が多い。レストランなら、食事を運ぶ人はアジア系で、
給仕する人は白人か、しゃべりの超上手い黒人。

空港の整備の人やトイレの清掃の人は、黒人が多い。

そして、未だに、テレビでユダヤ人や黒人をバカにするジョークを見て、笑うアメリカ人。

トランプ氏の過激な差別発言に腕を振り上げ、熱く支持する人々。

また、アメリカの富の象徴ワールドトレードセンター跡グランドゼロを目の当たりにし、
世界中からニューヨークに来ているあらゆる人種がたくましく生きているのを見ました。

これまで、どれほど多くの犠牲の上に、今があるのでしょう。

どうして、差別が起こるのでしょう?

これまでの歴史で、私たちの代わりに苦難を負ってくれた人がいて、

苦難の時に、その人たちのために祈ってくれた人がいる。

名も知らない誰かの苦難によって

私たちが生かされているんだと思い知る。
コメント
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