ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《地域の大人が安全基地になって子どもを見守る》

2016年04月09日 | こころの子育て
「ただいま」です。

「おかえりなさい」のコメントありがとうございます。
こうして、皆さんに見守ってもらって、幸せです。

ようやく、移動の疲れ、時差ぼけも癒され、日本時間に戻り
映画も二本「リリーのすべて」と「ルーム」を観ました。

どちらも決して経験することのないであろう
想像を絶する状況。

映画は、自分が経験できない人生を体験したかの様な感情や知恵を知ることが出来るので好きです。

その微妙な心理状態が、無言や眉間のシワなどで巧妙に描かれ
観た後も主人公たちの心のヒダを感じて、
心にぐっと来ました。春は新たな出発の時、そしてお別れの時でもあります。

この春、大切な人が旅立たれた方、

ご自分が新たな出発をした方、

春はワクワク、ドキドキ、嬉しくもあり、
しょんぼり…寂しくもありますね。

さて、火曜日のお昼休みに
今年最期のお花見を楽しもうと、
近くの公園の桜の木の下でお弁当を食べました。

舞い散る桜ではしゃぐ子どもたちに話しかけるお花見のサラリーマンたち。

こんな光景を見て「日本って良いな」って、思いました。

私も子どもの頃に
近所の大人に沢山 声をかけてもらい、
見守ってもらい、
地域全体が安全基地となって
育ててもらったと思っています。

特に、習字の白いお髭のおじいちゃん先生が大好きでした。

「けいこ、来たか。」と、ニコニコ迎えてくれ、

お習字を書く時は、余計な介入もせずに見守ってくれて

沢山の中から、自分がコレだと思う作品を持って行くと
「けいこ、良くかけとる。」と、赤い細筆で丸を沢山、沢山書いてくれる。

だからでしょうか…
サラリーマンが話しかけて子どもたちも楽しそうに触れ合う光景を見て、
私は「幸せ」と感じました。

私たち大人が、子どもたちを温かく見守っている地域作りをしたい
古き良き日本に戻りたいと願っています。

季節の変わり目、
環境の変化の時、
皆さんも、どうぞ、ご自愛くださいませ。
コメント (1)
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