ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

カンボジアの小学校

2016年04月22日 | 行ってきました
カンボジアの首都プノンペンから飛行機で40分
世界遺産のアンコールワットで有名な
シェムリアップという観光地に来ました。

道路脇にズラッと待機しているのは、カンボジアのタクシー、トゥクトゥク。
バイクで客の乗る荷台を引きます。
シェムリアップの都心部から車で30分地元の人たちが利用する市場で買い物をしました。気温40℃を超える暑さで生肉も置いてあって、衛生状態はあまり良くないので、しっかり火を入れてしか食べられません。日本にも1970年代くらいまで、こうした駄菓子屋さんの様なお店があったので、懐かしい感じがしました。
また、さらに30分車で移動します。
赤い土の道路はタイに通じる道で、
おおがかりな舗装工事中です。お父さんと一緒に楽しそうに歩く子どもやバイクの横には、多くの工事用の車両と
バンやトラックの荷台に労働者がすし詰め状態で行き来しています。
そして、ようやくある村の小学校に到着しました。この学校では、スペイン人の先生がボランティアで英語を教えていらっしゃいました。そこにお邪魔させていただきました。
・世界地図で日本はどこにあるのか?

・東京オリンピックが2020年に開催されます

・Hello、「ソクサデイ」は、日本語で「こんにちは」

・Thank you.「オックン」は、「ありがとう」と言うから言ってみて

とか、やり取りをして、「村のにわか先生」になった気分。

お礼に歌を歌ってくれました。半年~一年くらいしか英会話を学んでない子どもさんから
「お名前何?」と英語できかれたり

逆に英語で年齢を訊くと、
「6歳」「14歳」「16歳」
自分の年齢を答える事が出来て素晴らしいです。

ほんのちょっとしたことでも目の輝く子どもたちと触れ合い、
日本に忘れたものがあるのではないかと考えました。
この交流は、私にとって大切な経験となりました。案内してくれたカンボジアの方によると、
お金や物資など、何か支援したければ、
直接手渡しをしなければしなければ間に入った人が、お金をいくらかくすねてしまうこともあるそうです。この小学校の川隣りの小学校にも行ってみました。綺麗な校舎に日本の支援団体の名前があったので、尋ねてみると
校舎を建てたのでなく、ペンキを塗りなおしてくれたんだそうです。
ミンチェイ小学校に来ている子どもは、幼稚園5歳~6歳 35人
6歳~12歳 約300人だそうです。校舎3つのうち、2つしか使えず、教室が8部屋しかないため、
一つを幼稚クラスが使用し、あとの7つの教室には、50人の子どもが学んでいるそうです。
「教室が足りないため、一つの教室に
違う学年の子どもと学ぶため、高学年の子どもの学びが進まない。」「2008年に建てた校舎は、約40,000ドル
人件費高騰のため、新しく校舎を建てるとすれば、約50,000ドルかかるだろう。
寄付をもらえるならば、村人からもお金を集めて、合わせて建てたい」と
35歳のプワット・サート先生は、語る。

中庭には、枯れてしまったので、65メートル掘っても出なかった井戸と
World Food Programが朝食を食べさせてくれる小屋もありました。

確かに、老朽化した校舎の中はボロボロです。
コメント
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