今朝の神戸新聞一面の「針路21」に米政治学者、ジェラルド・カーティスさんが書いている。
「与党も野党も政界にいる人たちは一体何を考えているのか。日本人も、日本に関心を持っている外国人もそろってあきれている様子である。平時なら権力闘争に力を入れて、政局ばかりにエネルギーを注いでも許されるかもしれないが、東北の大震災が生み出した非常事態のとき、そういう次元の低いことばかりをやると、国民の政治不信が深まるだけだ。(中略)管総理のあと、誰が総理大臣になっても多分管さんより早く終わるだろう。不幸にも…、後略―」
まったくわたしが最近考えていることと一緒だ。なぜみんなで、今この時のトップの人を盛りたててやろうとしないのだろう。足らずがあれば、周りの者が力を貸すべきでしょう。今、日本人同士で罵りあっている場合か!自民党の、よく見る人たちの最近の人相の悪さはどうだ!足らずといえども管さんは今、一国のトップにある人でしょう。その人をののしる言葉づかいの汚さには耳を覆いたくなる。全く品性を欠いているとしか言えない。そのような人物にこそ、国のトップには絶対になってほしくない。 日ごろ、このブログには政治的な発言はしないようにしているが、外国人の学者さんに、上記新聞記事のようなことを書かれては、発言しないわけにはいかない。今の政界の不潔感ただよう動きは、なにか、今後の復興のための膨大なお金の流れに興味を持つある種の組織の力が裏で動いているのではないかと勘繰ってしまう。
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だれがこの時期に総理大臣になりたい人があろうか。貧乏くじを引いたようなものではないか。しかし、自分の任期中に、こんな大事件が起こってしまった。本当は逃げ出したい心境ではないか。わたしなら、神経持たない。つぶれてしまう。しかし管さん、もしもここで自ら逃げ出したら、末代までの恥となるであろう。歯を食いしばってでもここは頑張らねばならない。こんなこと、誰も経験したことがない。全てうまく行くわけがない。ケチをつけ始めたらいくらでもあるだろう。しかし、こんな時だからこそ、周りの者が助けて、大将を盛りたてて行かなくてはならないのではないだろうか。応援しなくてはいけないだろう。それを、引きずり降ろそうとする勢力が勝ってしまう。情けない日本の政治家だ。下手したら、また原発容認の勢力がのさばってしまう。
管さん、ガンバレ!脱原発法案成立に!
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明日23日(木)の「輪」のおすすめ定食は、
「冷麺」の予定です。
よろしくお願いいたします。