ポエム＆アートコレクション ２０１５

神戸文学館へ行って来た。

受付には香山雅代さんが一人。
どうも暇そう。平日ですもんね。
17日にはたかとう匡子さんの講演もあって賑わったのでしょうが、その日わたしは忙しくて不参加。
　



由良佐知子さんの作品。　「夏半」と題された版画です。どういう意味でしょうか？

受付の香山さんが暇そうだったのでひと時おしゃべり。
あと、常設展も見せて頂きました。
もう何度も見せてもらってますが、今日見ていて、気になったものが。



これ、もしかしたら宮崎翁へのハガキではないでしょうか？
宛名が隠れているのだが、ちょっとだけ見えるのを推理すれば…。


帰りに喫茶コーナーへ行き、館長の中野景介さんと歓談。宮崎翁のことなど。

60円のラーメン

牛山さんの話。
「和歌山で生まれたんやけど、親父がナマクラで借金作って、家も土地も失くして追われるように四国の山奥へ行かされた。四万十川の上流のド田舎や。地の果てへ流されたような気がした。ホンマ情けなかった。忘れもせん、俺が６年になる４月６日やった。そこでアルバイトした。山の中から炭を道まで出すんや。細い山道、背中に負うて歩いて。一俵運んだら５円くれる。それを溜めとって、６０円になったらラーメンを食うた。そのころ一杯のラーメンが６０円やった。情けない生活やったけど、今から思たら良かった。今も付き合うとるええ友達も出来たしな」
牛山さん、たまには真面目な話もする。