荻野優子詩集『おはよう』を戴いた。
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表紙からの印象のようにやさしい言葉でつづられた詩集だ。
その巻頭詩「息」。
←クリック
1960年生まれの著者が今後の人生への決意のような詩。
そしてこの詩「雪」。
←クリック
これも決意の詩でしょうか。”レールに向かって降りしきる”がいいですねえ。情景がくっきりと見えます。
第二部では、貴重な記憶が作品化されている。父、母のことなど人間臭い人間の営みが。
「鼻歌」という詩の最後にこう書かれている。
辛いときにも出るんだ
あの日、廊下で唄っていた人も…
年を重ねて、人の痛みをわが身のものとして感じている。自省の詩。
第三部ではご自身の教師という職業からの作品が並ぶ。
これも貴重。
巻末詩はこれ。「おはよう」です。
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やさしい言葉で書かれているが、江口節さんは帯文にこのように記しておられる。
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わたしは何も言うことはない。
あ、「あとがき」も紹介しておきましょう。
←二段階クリック
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表紙からの印象のようにやさしい言葉でつづられた詩集だ。
その巻頭詩「息」。
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1960年生まれの著者が今後の人生への決意のような詩。
そしてこの詩「雪」。
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これも決意の詩でしょうか。”レールに向かって降りしきる”がいいですねえ。情景がくっきりと見えます。
第二部では、貴重な記憶が作品化されている。父、母のことなど人間臭い人間の営みが。
「鼻歌」という詩の最後にこう書かれている。
辛いときにも出るんだ
あの日、廊下で唄っていた人も…
年を重ねて、人の痛みをわが身のものとして感じている。自省の詩。
第三部ではご自身の教師という職業からの作品が並ぶ。
これも貴重。
巻末詩はこれ。「おはよう」です。
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やさしい言葉で書かれているが、江口節さんは帯文にこのように記しておられる。
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わたしは何も言うことはない。
あ、「あとがき」も紹介しておきましょう。
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