昨日届いた手紙に泣かされました。
古くからの知人、Bさんからです。
パーキンソン病になったとのこと。
言語も不自由になられたのだ。だから電話が出来ない。
手紙は文字が不明瞭で、三回読んでやっと読み解けました。
便箋三枚、どれほど時間をかけて書いて下さったのか。
その努力と意欲に頭が下がります。
手紙ですが、便箋の末尾に2月3日の日付があるのです。
そして封筒をよく見ると、宛名の場所に三枚ぐらい紙が貼り足してあるのです。
封筒はゴワゴワになってます。
どうやら何度も出戻りしたらしいのです。
配達先不明で差し戻されたのでしょう。
誰かに代筆を、ということも頑固に拒否されたのかな?
どうしても自分で書きたかったということでしょうか。
だから、その度に書き直して貼り足して出したということですね。
文面には病院でハサミを禁止されているとありました。だから指で千切っているのです。
Bさんは、最初、脳梗塞(わたしが気付いて知人を介してご家族に「ぜひ病院に」と連絡)、次に心筋梗塞、そしてパーキンソン病。
そんなになりながら、何かを意図してやろうという意欲。
凄いです。