喫茶 輪

コーヒーカップの耳

33年。

2018-08-15 07:44:50 | 足立巻一先生
8月12日は日航ジャンボ機墜落の日。
毎年「〇年目の夏」などとニュースになる。
するとわたしは自動的に足立巻一先生を思い出すことになる。
先生はその二日後14日にお亡くなりになった。
日航ジャンボ機事故の記事の載っている新聞を枕元に置いて。
実は先生は、その前月、7月9日に狭心症の発作を起こして新須磨病院に入院しておられる。
その後、神戸市立中央病院へ転院し、そこで療養なさっていたのだが、
8月14日に急性心筋梗塞を起こし、ニトロペンの瓶に手を伸ばし、しかし服用する間もなく急死されたのだった。
病院に狭心症で入院していたにも関わらずお亡くなりになっている。
これはなぜ?と不審に思ってしまうが、その時代はまだ狭心症の治療が今ほど進んでいなかったのだろう。
わたしも先生と同じ狭心症で入院したのだが、即座のカテーテル治療で梗塞に進む手前で助けていただいた。
33年の月日は医療についても大きな差があるということですね。
ただ、この病気は再発の可能性があるので油断ならない。
昨日もリハビリ中に、病院の医師(主治医ではない)がそばに来てくださり、
「リハビリ、順調ですか?」と声をかけて下さった。
食事指導など、生活指導もしてくださる。
病院による、アフターケアーも進歩している様子である。
今の時代なら、足立先生もきっとお元気になられたに違いない。


〇30年以上も前の古い資料を出してきました。
 小さな原稿を書くためですが、必要なものです。
 
 図書館にはないものも。
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