今日発売(奥付は10月31日発行)の『確かなリスの不確かさ・動物哲学物語』(ドリアン助川著・集英社刊)が届きました。
これは雑誌「青春と読書」2021年4月号から2022年11月号まで連載されたものがもとになっています。
わたしは第一回から一年間だけ予約購読していたので、その後の号は読んでません。
読んだところまででは、ドリアンさんにしか書けないだろう興味深いものでした。
全部読むのが楽しみです。
追記
読み始めましたが、第一話は「クマ少年と眼差し」です。そこにこんな記述がありました。
山でクマと出会った時の話ですが、
《クマに背中を見せて逃げてはいけません。》
ほほう!と思います。
最近のニュースで、各地で熊に襲われる話が報じられています。
その中で、クマと出会ってしまった時の対処法がここに書かれていることと同じです。
《クマは、視界を横切ったり、前方を駆けるものを見つけたりすると、無性に飛びかかりたくなるのです。それが人間であれ、ネコジャラシであれ動くものを見れば目から吸い込まれるように飛び込んでしまうのです。熊の巨体や獰猛さは、ただ目の勢いについていくだけなのです。だから、クマと出会ってしまったら、向かい合ったままゆっくり後ろにさがっていくか、木陰にでも隠れてじっとしているのがいちばんなのです。。》
このドリアンさんのお話は二年半前に書かれたものです。今日を予測しておられたのでしょうか、と思えます。
これは雑誌「青春と読書」2021年4月号から2022年11月号まで連載されたものがもとになっています。
わたしは第一回から一年間だけ予約購読していたので、その後の号は読んでません。
読んだところまででは、ドリアンさんにしか書けないだろう興味深いものでした。
全部読むのが楽しみです。
追記
読み始めましたが、第一話は「クマ少年と眼差し」です。そこにこんな記述がありました。
山でクマと出会った時の話ですが、
《クマに背中を見せて逃げてはいけません。》
ほほう!と思います。
最近のニュースで、各地で熊に襲われる話が報じられています。
その中で、クマと出会ってしまった時の対処法がここに書かれていることと同じです。
《クマは、視界を横切ったり、前方を駆けるものを見つけたりすると、無性に飛びかかりたくなるのです。それが人間であれ、ネコジャラシであれ動くものを見れば目から吸い込まれるように飛び込んでしまうのです。熊の巨体や獰猛さは、ただ目の勢いについていくだけなのです。だから、クマと出会ってしまったら、向かい合ったままゆっくり後ろにさがっていくか、木陰にでも隠れてじっとしているのがいちばんなのです。。》
このドリアンさんのお話は二年半前に書かれたものです。今日を予測しておられたのでしょうか、と思えます。