喫茶 輪

コーヒーカップの耳

宇宙の闇

2022-09-04 12:57:47 | 
日曜日の神戸新聞についてくる付録がある。
「子ども新聞 週刊まなびー」。
わたしがざっと見た後、大阪の孫に渡る。
なかなか会えないので、何部もたまることはあるが。
今日の記事に注目。第8面。
←クリック。
宇宙飛行士、野口聡一さんのインタビュー記事だ。
「何もない真っ暗な空間に恐怖」とある。「國際宇宙ステーションの端っこまで行くと、星も見えない真っ暗な空間が広がっています。もう死の世界と感じられるほど何もない」

つい最近読んだ詩にこんなのがある。
←クリック。
以倉紘平さんの「水惑星の歌ー君に」。
宇宙飛行士、毛利衛さんの言葉を引いて、
「スペースシャトルの窓から見た宇宙は何でも吸い込みそうな真っ暗闇だが、その闇の深さは地上の皆さまが想像されるような黒色とは違うのですよ」という。
この詩の最後は《真っ暗闇が寂しさの果てに見た美しい夢。銀河系宇宙のまどろみのなかに浮かぶ小さな反射物 我等が青い地球よ》

野口さんはこう言っておられる。「宇宙は全体としては死の世界。その中にほんの少しだけ「生」があります。生きていることは奇跡で、地球も奇跡のような星です。」

宇宙飛行士のお二人ともが、この「地球」への愛がほとばしるような思いを語っておられる。

『コーヒーカップの耳』昭和人の喜怒哀楽が赤裸々に。


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2 コメント

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Unknown (snow36)
2022-09-09 15:32:14
今村さん こんにちは。
ご無沙汰しまして。
神戸新聞の週間まなびー 野口聡一さんのインタビューは、心に響くお話でした。 時々読み返したくて、記事を大切に取っております。
先日は、拙ブログに 主人へのお見舞いの言葉をいただき ありがとうございました。
おかげさまで、7月に手術を受けまして 今は様子を見ながら仕事もできるようになりました。 家族ともどもほっとしています。
返信する
宇宙の闇 (imamura)
2022-09-09 16:27:35
snow36様
コメントありがとうございます。
ご主人、良かったですね。
ご無理なさらずに。
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