喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『夕暮れに苺を植えて』

2021-12-15 08:34:23 | 足立巻一先生
ある人が贈ってきてくださいました。



足立巻一先生の『夕暮れに苺を植えて』です。
「お持ちでしょうが」と。
もちろんわたし持ってます。
わたしが最初に買った足立先生の本でした。
先生を知ってまだ間もない頃の出版。
読んで清澄な感動を受けたのでした。

お贈りいただいたものは、出版翌年の第二刷り。
わたしのは1981年発行の初版です。
ご厚意をありがたく受けて、書棚に並べておくことにします。

「あとがき」にこんなことが書いてあります。
《この稿は最初、『オール関西』という月刊雑誌に昭和48年10月から津高和一画伯の挿絵で連載されたが、同50年6月で同誌が休刊したために中断し、そののち昭和51年1月から山本武雄氏の厚志によって同氏が発行する歌誌『六甲』に続編を連載する機会を得、54年9月に稿を終えたものである。》
いまわたし、その『六甲』に随想を5年ほど前から連載させていただいています。
縁の不思議を感じています。 

因みに今月号にはこんなものを書きました。
←二段階クリック。
このことについては、先日のブログ「Dさんのこと」に不思議な話を書きました。

『触媒のうた』足立先生のことを詳しく書いた章もあります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お弟子さん6人 | トップ | 山本夏彦 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

足立巻一先生」カテゴリの最新記事