今朝の神戸新聞「読者文芸」欄にいい詩が出ていた。大沢和弘さんの特選作「お手て」この作者、わたしは未知の人だが若いお父さんのようだ。自分の昔を思い出す。懸命に子育てしていた時が懐かしい。この「お手て」だが、易しそうでありながら簡単には書けない詩だろう。いつも子どもの心と通い合うアンテナを磨いておかなくてはならない。難しい言葉は使われていない。もう少し推敲を重ねて昇華度を上げることは出来るだろうが、このままでも読む者の胸を打つ。生活詩は他人が読むとつまらないものが多いが、これはレベルが高い気がする。
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