久しぶりの「輪」の営業。
すると、珍しいお客様が。
杉山平一先生のご息女、初美さんが、お土産を持参で。
これです。
一部お借りした資料もあるが、本は提供して頂いた。
中に三冊、先生にお贈りしたわたしの著書が。
どれも先生は過分にお誉め下さった。
特に詩集『工場風景』には「褒めすぎかもしれませんが…」などと書いて下さり、東京方面の作家さんにも紹介して下さったのだった。
それが今も、小関智弘さんや出久根達郎さんなどとのつながりになっている。
ありがたいことだった。
『コーヒーカップの耳』ももちろんあるところに取り上げて書いて下さった。
朝日新聞の全国版に書評が出た時にはことのほか喜んで下さった。
また『喫茶 輪』は「詩集よりいいですなあ…」と妙な褒め言葉だった。しかし、それは的を得ていて、わたしと先生にしか通じないような褒め言葉だった。
みな先生大事に保管して下さっていたのだ。それを今日、初美さんがお返し下さったのだ。
『コーヒーカップの耳』のほとんどの作品に丸印がついている。そう言えば、頂いたお便りに、いっぱい作品名を挙げて褒めて下さっていたのだった。
あらためて、先生が亡くなられたことが悔しいなあ。
97歳といってもまだまだお元気だったのに。
「また来ます」と言って帰られたのに。
今日は自画自賛みたいでちょっと気恥しいブログになってしまったが、今回はお見逃しを。
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先生もそうでしたが、娘さんも気さくな方なんです。お付き合いしやすい人で。
本当にありがたいことです。
97歳は大往生になると思いますよ。
こうしてご息女との繋がりがakaruさんの心を豊かに前進させてくれているのかも・・・
普通は故人になられたらそこでプッツリと言うことが多いのです。
akaruさんのご人徳です。