私の仕事場は 都内各所に散らばっていて
編集室やスタジオなど 毎日違う場所に通っている
久々に会社に寄ってみると
デスクの上のサイクルウェアの山の上に
見覚えのある字で書かれた封書があった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d3/e4da702f475329a9b2b3e7f7e7bc206e.jpg)
見るとほっこりして
笑顔になってしまう文字
茂山宗彦くん(以下もっちゃん)の字だ
しかもどうやら 今までに無いくらい
丁寧に宛名を書いてある
これは何か 大事なものが送られてきたに違いない
封を開けると 入っていたのはこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/de/56a4532e7107944abdb1479253ee783f.jpg)
お豆腐通信 と言っても
豆腐屋の新聞ではない
茂山狂言会が発行しているファンクラブ会報のようなもので
「お豆腐」とは 狂言を豆腐のように身近にあるものにしたいという
思いが込められていたんだった気がする
長い付き合いなのに 私は初めて見たが
かなり内容が充実していて
こういった会報にありがちな 内輪ウケに終始せず
読み応えがあった
なぜこれが 丁寧に送られてきたかというと
理由はこれだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f1/602249b712841580d9aab7d02e8b5399.jpg)
そういえばちょっと前に
「お前のこと書いてもエエか?」
と聞かれて
「好きに書いてくれ」と答えたんだった
「書けたらチェックしてくれるか」と聞かれたが
もっちゃんと私の関係に チェックはいらないだろうと思い
「そんなものはいらん 好きに書いてくれ」と答えた
…答えたものの ちょっと心配だった(笑)
が そんなものは杞憂だった
書かれていたのは 簡単にいえば
「林は面白くてアホですごいやつだ」
という内容(笑)
ロケの裏話などが書かれているのを読んでいたら
あるところまで読んで 息を飲んだ
「十年以上も前にダイスケに取材を受けていなかったら、今の俺はないと思う。
逆に言えばダイスケは俺に出会わなければもっともっと出世していたかも知れない。
互いに久しぶりに会う時は緊張する…
たぶんボーっと生きてるから恥ずかしいのかも知れん。
ただ誰よりも考えて番組を制作している熱くて天才的な人とは思ってた。
そしてちょっと悔しいとも思ってた。」
………
私はまるで 気持ちが遠くへと飛ばされていくようだった
嬉しかったのには違いないのだが
何か永遠に触れたような気がしたのだ
生まれてきてよかったな と思った
そして もういつ死んでも良いな とも思った
編集室やスタジオなど 毎日違う場所に通っている
久々に会社に寄ってみると
デスクの上のサイクルウェアの山の上に
見覚えのある字で書かれた封書があった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d3/e4da702f475329a9b2b3e7f7e7bc206e.jpg)
見るとほっこりして
笑顔になってしまう文字
茂山宗彦くん(以下もっちゃん)の字だ
しかもどうやら 今までに無いくらい
丁寧に宛名を書いてある
これは何か 大事なものが送られてきたに違いない
封を開けると 入っていたのはこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/de/56a4532e7107944abdb1479253ee783f.jpg)
お豆腐通信 と言っても
豆腐屋の新聞ではない
茂山狂言会が発行しているファンクラブ会報のようなもので
「お豆腐」とは 狂言を豆腐のように身近にあるものにしたいという
思いが込められていたんだった気がする
長い付き合いなのに 私は初めて見たが
かなり内容が充実していて
こういった会報にありがちな 内輪ウケに終始せず
読み応えがあった
なぜこれが 丁寧に送られてきたかというと
理由はこれだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f1/602249b712841580d9aab7d02e8b5399.jpg)
そういえばちょっと前に
「お前のこと書いてもエエか?」
と聞かれて
「好きに書いてくれ」と答えたんだった
「書けたらチェックしてくれるか」と聞かれたが
もっちゃんと私の関係に チェックはいらないだろうと思い
「そんなものはいらん 好きに書いてくれ」と答えた
…答えたものの ちょっと心配だった(笑)
が そんなものは杞憂だった
書かれていたのは 簡単にいえば
「林は面白くてアホですごいやつだ」
という内容(笑)
ロケの裏話などが書かれているのを読んでいたら
あるところまで読んで 息を飲んだ
「十年以上も前にダイスケに取材を受けていなかったら、今の俺はないと思う。
逆に言えばダイスケは俺に出会わなければもっともっと出世していたかも知れない。
互いに久しぶりに会う時は緊張する…
たぶんボーっと生きてるから恥ずかしいのかも知れん。
ただ誰よりも考えて番組を制作している熱くて天才的な人とは思ってた。
そしてちょっと悔しいとも思ってた。」
………
私はまるで 気持ちが遠くへと飛ばされていくようだった
嬉しかったのには違いないのだが
何か永遠に触れたような気がしたのだ
生まれてきてよかったな と思った
そして もういつ死んでも良いな とも思った
そう簡単に、死なれたらめっちゃ困るねん。
悪な友らしく、長く世に蔓延ってくれよな。
そうしないと、我が強すぎて生きにくいし、
死ぬ前提で物事を考えないと進まないところもある。
後ろ髪引かれることがますます無くなって、気楽に生きられるようになったという
良い知らせだと思ってくれ(笑)