京都で親友の大事な舞台があるので、
1日の自由時間をもらった。
(ただし往復移動の4時間は仕事にあてるのが条件)
始発で行けば、舞台まで4時間ある。
花背峠までの往復が50キロ。
これは輪行して峠を攻めるべし!
とワクワク寝るが、起きたら朝7時だった。
夢の花背峠を断念し、けっきょく体ひとつで新幹線。
京都って、大好きな街なんだけど、
だからって行きたいところがあるわけじゃない。
てなわけで、いつも行くのが京都駅近くのラーメン屋さん
「第一旭」(となりの新福菜館ではなく)。
全国のラーメン屋さんで
私のベスト3に入るお店です。
しか~し。
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ああ、秋の京都は行楽シーズン。
行列100m。
「行列は3人まで」と決めてるので、断念して能楽堂へ。
親友の舞台とは、
狂言師茂山宗彦の40歳記念舞台。
この日のビックリな演出の良し悪しは置いといて、
この男、非常に型破りで、
「伝統芸能」「能楽師狂言方」というイメージとは
だいぶ遠い趣向なのは気味良かった。
舞台を見て、強烈に思ったことがある。
茂山の狂言師たちは代々「家族」で狂言をやっている。
親が師匠であり、共演者も親戚親兄弟。
そのあうんの呼吸の見事なこと!
舞台上の3人の呼吸の中に、
しっかり客の呼吸まで紛れ込ませてしまう。
これは唸るほどすごかった。
気心知れたプロフェッショナル。
これがガッチリ組んだ時は最強だ。
そういうプロフェッショナルを自分の周りに作れるかどうかが
私にとっても大きな課題だなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/0e/3bc418d7352fdee2923ecf5e28d625a8.jpg)
夜は、ご家族の宴にお招きいただき。
「また面白いことやろうぜ」と話が弾んだ。
「また面白い舞台イベントをやるためには」
「カツラを楽しく落とす方法」
「自転車で楽しく道に迷う方法と、それを番組上でカットされない方法」
…お互いの「面白いこと(=アホ)」の方向性が似ていることが
私にとって、たいへんな幸せでなのでありました。
40歳まだまだお若い、いろんな事に挑戦出来ますね♪
まさに一生の宝です。
これからも一緒に、ますますアホに磨きをかけていきたいと思います。
赤い衰星さま。
おう!