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街からとおく離れると、大自然と農村。
立ち止まるたびに人垣が出来て、興味津々の笑顔に取り囲まれる。
「いいところですね、電気とか水道がなくても
まったく問題なく暮らせそうな気がするなあ」
こんな美しい場所で、
額に汗して働き、日が暮れれば疲れ果てて眠り、
家族を持ち、子どもを育て、
泥にまみれて暮らして行く。
遠い世界の暮らしみたいだけど、あこがれる。
…などとボンヤリ考え事してたら、通訳さんが一言。
「ここは水がきれいなので、マラリアがすごいですよ。
刺されたら2日でコロッと死んじゃう強烈なマラリアがいますから」
あわてて皆で虫除けスプレーをかけまくる。
暮らしてる人にとって、マラリアは「標準装備」くらいの感覚なんだって。
しょえー。
もちろん、それも「込み」で、住んでみたい場所です。
人たちと出会うと、
我々がそういったものから
あまりに遠ざかってしまったのだ、と思わされます。
デング熱のときなんか私、代々木公園に近づきませんでしたし……。
蚊の吸う少量の血くらいはあげるのに、なぜ病気とか痒みとか残していってくれるのか(;^_^A
そのことがあっても居たいと思える、ミャンマーは素敵な所なんですね~