写真は小木半島の江積集落近くの岩のりの棚である。佐渡では厳冬期になると、海岸の岩などに岩のりがびっしりと育つ。雪が降り、冷え込みが厳しい時ほど良く育つと聞く。
冬の荒れた天候の合間を見計らい、冬の恵みを皆は得る。時折波しぶきをかぶる中、つみ取りは手作業だ。さらに後の処理(ゴミや石取りなど)もあるので、重労働である。私も越後の野積海岸の岩場で、わずかだが取ることがある。体験から言うが、茶碗一杯の量を取るのも大変。冬は天候が良くとも波は荒れていることが多い。波穏やか日は滅多にない。良いものを取ろうとすると濡れながらの作業だ。
厳しい寒さの中、手間をかけて収穫される岩のりだからこそ価値がある。自分が収穫したものには時折小石が混ざる。ジャリッと後味の悪い音が口の中で..。思わずうがいをしに台所へ走るが、それも素朴な味を楽しむための仕方のないハプニング。岩のりを食べることがあったら思い出して欲しい。
佐渡には、岩礁地帯が多い。そのため海草も豊富で、色々な種類の海草が収穫される。ワカメやめかぶ・モヅク(モゾク)はよく知られているが、岩のりやギンバソウなどもよい。テングサやエゴ(エゴを練ったものをイゴネリという。佐渡産は美味。)もある。色々な味を楽しめて良いが、どれも収穫とその後の処理が大変である。店舗で売られている海草類が比較的高いと思われても納得して頂きたい。良いものほど海草の質も良いが、品質確保のための人手も入っている。
2005.2.5訂正 写真は小木半島の江積集落近く..→写真は小木半島の白木集落近く.. に訂正します。
冬の荒れた天候の合間を見計らい、冬の恵みを皆は得る。時折波しぶきをかぶる中、つみ取りは手作業だ。さらに後の処理(ゴミや石取りなど)もあるので、重労働である。私も越後の野積海岸の岩場で、わずかだが取ることがある。体験から言うが、茶碗一杯の量を取るのも大変。冬は天候が良くとも波は荒れていることが多い。波穏やか日は滅多にない。良いものを取ろうとすると濡れながらの作業だ。
厳しい寒さの中、手間をかけて収穫される岩のりだからこそ価値がある。自分が収穫したものには時折小石が混ざる。ジャリッと後味の悪い音が口の中で..。思わずうがいをしに台所へ走るが、それも素朴な味を楽しむための仕方のないハプニング。岩のりを食べることがあったら思い出して欲しい。
佐渡には、岩礁地帯が多い。そのため海草も豊富で、色々な種類の海草が収穫される。ワカメやめかぶ・モヅク(モゾク)はよく知られているが、岩のりやギンバソウなどもよい。テングサやエゴ(エゴを練ったものをイゴネリという。佐渡産は美味。)もある。色々な味を楽しめて良いが、どれも収穫とその後の処理が大変である。店舗で売られている海草類が比較的高いと思われても納得して頂きたい。良いものほど海草の質も良いが、品質確保のための人手も入っている。
2005.2.5訂正 写真は小木半島の江積集落近く..→写真は小木半島の白木集落近く.. に訂正します。
今年はだめですか..?
まだこれからの時化具合によってはどうでしょうか。
おおせの通り、やはりみそ汁ですね。
他の具を入れない、岩のりだけでというのが好物です。
現場は、どうも白木(集落)のはずれと表現した方が良いようです。手元のメモがはっきりせず、ご迷惑をおかけしました。