写真撮影:2013.01.19
フォトアルバムにしましました。
能と石工の村・椿尾 04
佐渡という島の存在を何で示そうかと考えることがありますが、明快な答えが浮かびません。今回紹介している石仏群。佐渡には他に梨の木地蔵とか願いの賽の河原とか。たくさんの石仏が並ぶ地があるのです。
能、金、朱鷺、芸能。色々ありますが、どうもこうした祈りの文物に焦点を当てても良いのかも知れないと思っています。決してカテゴリーとして佐渡地理とは行かぬでしょう。佐渡における信仰の風景ですので。
佐渡は面白い。とにかくうまく表現できぬ感情が記事作成の際に湧いています。
純粋経験
西田幾多郎哲学における言葉。主客未分の状態に立ち入る経験が純粋経験。直接経験とも言うと言われています。たまたま日曜日のNHKで彼を紹介する番組(1/20)がありました。見入りました。
今回の地蔵様の撮影は彼の言う純粋体験とはとても言えません。しかし、いつか撮らされているという境地に入ってみたいと思います。そんな時、どのような被写体と向き合っているのか楽しみです。
子どもの頃は純粋体験は多いのかも知れませんが、年を経る程に人は知恵という純粋体験への障壁を分厚くしているかも知れません。しかし、やがて信仰というものへの没入が始まるような気もします。幼い時と年を経た時に同様に純粋体験への接近期がある。変な話になっていますが、石仏の撮影をふり返りますとそんな気がしてきました。
【西田幾多郎・参考サイト】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E7%94%B0%E5%B9%BE%E5%A4%9A%E9%83%8E
ウィキペディア/
西田幾多郎
http://www5.nkansai.ne.jp/users/kobuta/pure.html
勉強部屋/純粋経験
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写真撮影:2013.01.19
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2013年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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今日も石仏群の写真楽しみました
佐渡の一面を見せていただきました
どうもありがとうございました
なかなか奥が深い学問でした。
幾つになっても純粋な気持ちを持っていたいです。
新しいものを発見した時の感動が大きいと思います。
>西田 幾多郎(にしだ きたろう)
添付の資料見させて頂きました
良く知らなかったもので~(泣)
有難う御座いました
昨日の猿島 5年位前に国から横須賀市に管理を依託された様で今ではボランテイアの方々の努力で少しずつ観光客の増えて居る様です
島内は砲台跡見たいな煉瓦のトンネル等が有ります
島も段々砂が流されて小さく成ったと以前との違いを写真を新聞で見ました
三浦海岸等も砂が流されてる様です
毎朝訪問とコメ有難う御座います
純粋経験!
初めて知りました。
子どものころは純粋経験でしたが、年を経るにつれて、
邪なものが入ってきました。(笑)
>佐渡は面白い
私も同感です。多彩で奥深いですね。
一連のシリーズ、楽しませていただきました。
こちらの材料は軟らかい砂岩でしょうか、ほとんど表情が消えているようで残念です。また、それだけ古いと言うことでもありますね。
ただ、それだけ加工がしやすかったと言うことでしょうか。
石仏と向き合った人々の心境は、確かに、西田幾多郎の
純粋経験、無の境地に通ずるのでしょう。
仏の顔に表現された、欲とも、栄華とも、名誉ともかけ離れたすがたは、西田幾多郎の心境ですね。
これらの実を寄せ合うような石仏群を見ていると朱鷺や能の
時と同じような感慨がしてきます。
表情もわからないほど時間が過ぎていったのでしょうね。
触れてみたい感じがしました。
今日はいいお天気になりましたが朝方はかなり冷え込んだようです。
いろいろ勉強になりました。
最近、京都と安曇野に行き、石仏をたくさん見る機会がありました。
別に、特に信仰心が無いのですが、何となく心穏やかになります。
哲学的な事は分かりませんが、これは絵を描く事も同じ事、
子供の頃は誰も同じように絵が好きで描いてたのに
大人になるにしたがって「上手に描きたい」と言う邪気が障壁になるのですね。
何時まで子供のように純真で居られるかが、芸術家を生み出すのでしょう。
フォトアルバム、有難うございました。
いいですね~♪