いよいよ神社への斜面を登り切ろうというところまで来た。大きな欅の木が傾いている。巨木・老木の域まで達してはいないが、小さいものではない。寺社には巨木・老木はよく似合う。ここまで来ると最後の一口は大変。両手両足を精一杯使って登らねばならなかった。
登り切ったところで、撮影したのが下の写真。狛犬があい向かいにそっとおいてあるが、震災直後にそれでもと直されたのであろう。ここにあったであろう鳥居をはじめとする石材の感じからそう思う。少し息も切れ切れに、出迎えてくれた狛犬の間を申し訳なくも通らせてもらった。