写真撮影:2009.11.07
羽茂川をさかのぼる道は狭いです。
Photo-01
飯岡を過ぎて谷間を進んでいきましょう。狭隘な谷間の風景も良いものです。道沿いの風景は民家もまばらな山あいの風情が漂い続けるのです。ところが、ぽっと大崎地区の核心部に来て風景が変わります。家々の並ぶ盆地様の土地に出たなと気づく瞬間です。
Photo-02 (鳥居を見て正面はやはり拝殿です。)
地図を頼りに探しましたが、結局は簡単なことでした。宮本寺を探した方がよいのです。その寺の裏に能舞台のある白山神社があるからでした。諏訪や熊の信仰も多いですが、どうも白山信仰も多いですね。と少しえらそうなことを..。
Photo-03 (拝殿です。右手に能舞台があります。)
能舞台がある神社。といっても手入れが行き届いているとは決して言えません。佐渡の能舞台をまわっていますと、惜しまれる風景の方が多いです。ですが、それだからダメなんだと言わないで欲しいです。過疎高齢化。地域の人々は我が身の生活に精一杯です。そして、かすかな地域のならいを維持するのにもぎりぎりの状態なのです。
状態としては良くはありません。ただ朽ちてはいないなという能舞台を見ることにほっとします。旧佐渡郡羽茂町大崎。佐渡にあるいわゆる中山間地然とした所です。
Photo-04
Photo-05
Photo-06 (宮本寺。この寺の右側に白山神社へと至る道があります。)
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写真撮影:2009.11.07
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2009年 地理の部屋と佐渡島 能舞台と芸能
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今後のことを考えるとこういう写真もとても貴重なものだと思います。
たぶん明治・大正期のものだと思います。
ご覧のように長らく使われてはいないで
しょう。
訪ねてみて、せめてこの姿形だけは何とか
維持して欲しいな。こう思うところが多い
です。
国からの補助が欲しいですね。
白山神社の能舞台も古くて歴史を感じます
藁葺き屋根って!ここの、雰囲気に
良く合いますが、痛んで居ますね、
保存するのも、数が多いだけに
苦労が偲ばれます
今朝の写真では、こういう地域における文化財の保存・維持の困難さを考えさせられました。
爺の大野秋祭りに閲覧・コメントを頂き、有難う御座います。
石の鳥居と拝殿が古刹の神社の雰囲気を出していますね。
宮本寺と白山神社が同じ敷地内にあると言う事は、明治の神仏分離令がでるまでは一つのものだったのでしょ~ね!?
茅葺きの能舞台の光景が昔を偲ばせ素敵ですね~!
佐渡の能舞台が何時までも保存されて行く事を願います。
それではまた明日!・・・
どのような人たちが観賞されたのでしょうか?
過疎化が進むこの土地にもっと活用できたらいいなと思います。
どのように、舞われていたのかなあ~~って想像をめぐらしています・・・
大昔京から流刑と共に持ち込まれた芸能文化
の殿堂がこれほどに多く現在まで維持されて
いるのには驚きです。
駿河の国には此方の知る限りでは皆無です!