地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

アイビス初挑戦..いや初乗船。

2005年07月03日 15時16分11秒 | 佐渡地理
 6月30日(金)の天候は雨。梅雨時であるからしようがないか。何よりも、大雨でないのがせめてもの救いだ。せっかく初めてアイビスに乗るというのに少々残念な思いであった。

 船は定刻通り岸壁を離れた。港から出る段階ですでにその動きがカーフェリーの鈍重な動きと違う。直感的にこれは早いな..と感じた。エンジンの音がしだいに高回転のそれへと変わり、船はしだいに速度を上げていく。視線が低いせいもあるが沖合に出るとさらに加速し、高速船といわれるだけの航行速度になる。

 当日は若干うねりもあったので、船はたやすく横揺れする。上下動も多少あるが、飛び越えている感じもある。ときおり、大きな水しぶきが上がる。そういうところからも速度が出ていることを感じる。

 船は思いの外小さい。就航したばかりなので苦言は言えぬが、冬季が心配。その高速性はともかくとして、大きく揺れたのでは船旅を苦しみと感じる客が多数でるだろう。

 そんなことをぼんやり考えながら過ごしていたら、間もなく赤泊港到着との船内アナウンス。ほぼ定刻通り60分で港に到着した。船でこの正確さ、すごいなと実感。先ほどの苦言はそれとして、青空と油をひいたようにないだ日であれば、アイビスでの船旅は心地よいものになるだろう。写真は上陸してやや離れたところから撮影(2005.6.30)。雨は降っていないものの、どんよりとした曇り空であった。そのため、少し明度を調整して明るくしてある。

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