新山地区の通行止めの柵で車を降り、歩き始めてしばらく。ほどなく道路の損傷が確認できる。ここから先は山間部での傾斜地や、道路の受けた被害の幾つかの姿を見れる状態となっている。今回は道路被害に関わる3枚を紹介する。
①右下の斜面へ道路が落ちているもの。部分的には道路の半分近くが落ちている。車一台は通り抜けられるが、運転席にいればその幅はさらに狭く感じ、ちょっと勇気が必要となろう。だが、復旧のための工事用車両は通っているようだ。
②道路右端に亀裂が入り、ずれ落ち気味。左側斜面からは土砂が崩れ落ちている。①の場所よりは安心して通れるが、正確には通れるようにしたのであろう。草に覆われてわからぬが、右側斜面は結構急斜面である。
③さらに進むと舗装面が確認できない。おびただしい亀裂が入ったものと思われる。左側斜面から崩れ落ちた土砂も利用して、土を盛ったものと思われるが定かではない。この砂利道となった道路奥の方にむき出しとなった山肌が見える。斜面が崩れ落ちる時は、えてして最上部は美しく切れ落ちる感じとなるようだ。