地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

景勝・長手岬

2005年01月10日 10時54分43秒 | 佐渡地理
稲鯨漁港を背にし、海岸づたいに坂道をのぼる。次の村は橘。

 橘地区には景勝地として知られる長手岬がある。海水浴・キャンプと夏のレジャーにはうってつけの場所だ。県道から看板に従い、段丘末端の方向を目指せばすぐに観光温泉ホテル。ホテル奥の駐車場はそこそこ広く安心して車が止められる。

 まずは崖の上から全体を見下ろすとよい。広がる岩礁は石英粗面岩からなるという。岩礁からなる海岸は出入りが複雑で、ホンダワラ等の海草をはじめ生き物豊かな一帯となっている。
 また、付近は佐渡弥彦米山国定公園にあたり、昭和46年に相川海中公園地区2号に指定され、利用・開発には制限が設けられ保護されて来た。

 写真(上下2枚連結してあるので注意)は冬枯れの草地に荒々しく打ち寄せる波と、厳しい冬の姿を見せてくれている。長手岬には、このように冬の風景にも味わいはあるが、四季折々訪れる季節により異なった姿を見る楽しみがある。このサイトをご覧の皆さんが訪れるチャンスがあるとしたらどの季節になるであろうか。管理人としては晴れているタイミングであることだけ祈る。

 景色の良いところとして知られる七浦海岸は、ここから相川に向かっていく途中の春日崎までが最も美しい場所となる。


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