かつては、作付可能な範囲はすべて利用していたであろう。
わずかなスペースも無駄にしない、受け継がれてきた営みをかいま見る。
今となっては年寄りばかりの半蔵金であるが、この風景に、人の有り様を感じさせられる。
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写真撮影:2006.5.14
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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いっております。(笑)
斜面にあった作物もあるんですよね。
昔の兄さん
昔の姉さん
良い表現です..(笑)。
さて、そちらではどうでしょう。
あまり奥深い山村と言ったとこ
ろは無いものと思います。
こちら越後は意外と山がちで、
県境へと向かうと奥深い山村も
あるのです。
若者はみんな都会へですね。
そのとおりのようですが、
致し方ありません。
ですが、故郷を愛する方々
は大勢居られますよ..。
そういう方々が居られる限
り..。
湧水や沢があり、水を引くことができるところは田んぼ、水のないところは桑畑にしたそうだ。
養蚕もしなくなり、桑畑はなくなった。
むかし桑畑だったところを見ると、たいがいガケだ。
こんなところをよく畑にしていたなぁ、と思う。
そういえば、桑イチゴはうまかった。
汁がつくと紫色に染まってとれない。口の周りと服を紫にして食べたものだ。
桑イチゴに小さなカメムシがついていることがある。
それに気がつかなくて一緒に口に入れてしまうと大変な目にあってしまう。
もう一度食べてみたいなぁ
東南アジアの風景に似ているようにも思います。
若い人にこの情景は理解できないかも知れませんですね・・・。
今となっては夢幻。
桑畑のあった頃の風景は、今ではない
それはそれはよい山里の風景であった
ことでしょう。
今でも山間部に行きますと、桑イチゴ
が実っています。栽培されているもの
の方が野生のものより大きいでしょう
かねぇ~?
さて、半蔵金シリーズはまだ続きます。
川の対岸を6月4日に撮影しています。
とにもかくにも一挙に10枚~20枚ほど
紹介しないと鮮度が落ちてしまいます。
困ったものですが、お付き合い下さい。
今日の都会的生活に慣れた方々には、
おっしゃるとおりわかりにくいでしょう。
そして冬季には、この風景が3~4mの
雪に覆われる白い世界となることも..。
そんな半蔵金の一年を、ある程度間隔が
開いても見てきましたが、愛着が湧いて
しまうのです。