与板の街中に「与板町ふれあい交流センター」という施設がある。高齢者の趣味とスポーツの場として、また子供達の児童館的な施設として設けられた。この施設は1997年にオープンしたと聞くが、その敷地は彦根藩主の血筋・井伊直矩(なおのり)が与板藩井伊家初代藩主になったことに始まる居城・館跡であるという。
入口の門や塀からは施設が真新しく感じるが、ここが城跡であるということと、井伊家の居城であったことに興味を抱く。彦根藩井伊家と言えば、直弼を思い出す人が多いと思うが、ここに出てきた井伊家はまさにその井伊家であるから..。
与板町は来る1月1日をもって長岡市と合併する。決して大きな町ではないが、現在約7400人の人口を抱え、400年の歴史を誇る打刃物産業で知られる町である。のみ・かんな等は通産大臣より伝統的工芸品の指定を受けている。
同町はこのほか、越後屈指の豪商の三輪家の建てた楽山亭や、上杉景勝の近習・直江兼続の本与板城跡など、かつての繁栄を偲ぶ場所がある。
<写真撮影:2005.12.23> 2005年 地理の部屋と佐渡島。
かの大老、井伊直弼は彦根藩だったのですか。
勉強になりました。
それにしましても、この雪の積もり具合、
見ているだけで寒そうですね。
コメントありがとうございました。
私も地元の人から聞くまでは知り
ませんでした。
かつての家老の末裔と言われる方も
おられるとのことです。
さて、雪の方ですが、妻が今日小千
谷市の方まで行ってきたのですが、
自宅周辺の倍はあるといっていまし
た。たぶんですが、写真で見ている
風景の倍以上の雪であると思います。
困ったものです。