皆川さん親子を襲った長岡市妙見地区の崖崩落現場からほど近いところ。小千谷市横渡地区でも崖の崩落が。
長岡市から国道17号を東京方面へ進むと、長岡市と小千谷市の境界近くの妙見で道は信濃川左岸へ渡る。かつて17号は信濃川右岸を、浦柄を通って小千谷駅前へ向かうようになっていた。
小千谷市と長岡市の境に妙見堰ができてから、国道17号は先のように橋を渡り信濃川左岸へといったん迂回するようになった。旧道は取り残されたように交通量は減ったが、地元民にとっては便利な道である。
この旧国道17号線沿いの、小千谷駅手前の集落が横渡(よこわたし)である。信濃川を前にして、背後は木々に覆われた傾斜地である。何の変哲もない、ごくありふれた風景の所である。目立つものといえば、むき出しの露頭部分に、貝の化石等がとれると言うことで、少々マニアに知られていた露頭があるくらいである。
まさかとおもうが、そんな里山の斜面が今回の地震で大きく崩れている。以前では思うべくもないほど、深くえぐり出されている。不謹慎であるが、かえってこんな地下構造をしていたのかと思うくらいである。地震発生後2週間以上たった後に訪れてみて、あらためて今回の地震の揺れの大きさを感じさせられた場所である。
写真撮影 2004.11.13
長岡市から国道17号を東京方面へ進むと、長岡市と小千谷市の境界近くの妙見で道は信濃川左岸へ渡る。かつて17号は信濃川右岸を、浦柄を通って小千谷駅前へ向かうようになっていた。
小千谷市と長岡市の境に妙見堰ができてから、国道17号は先のように橋を渡り信濃川左岸へといったん迂回するようになった。旧道は取り残されたように交通量は減ったが、地元民にとっては便利な道である。
この旧国道17号線沿いの、小千谷駅手前の集落が横渡(よこわたし)である。信濃川を前にして、背後は木々に覆われた傾斜地である。何の変哲もない、ごくありふれた風景の所である。目立つものといえば、むき出しの露頭部分に、貝の化石等がとれると言うことで、少々マニアに知られていた露頭があるくらいである。
まさかとおもうが、そんな里山の斜面が今回の地震で大きく崩れている。以前では思うべくもないほど、深くえぐり出されている。不謹慎であるが、かえってこんな地下構造をしていたのかと思うくらいである。地震発生後2週間以上たった後に訪れてみて、あらためて今回の地震の揺れの大きさを感じさせられた場所である。
写真撮影 2004.11.13