文殊院は海岸沿いにある。本堂前の庭には幾重にも地蔵がならぶが、その地蔵越しに見る海が良い。ここを後にして集落内の小径を山沿いの方へと歩いた。赤玉神社がある。集落背後、参道も境内も木々に覆われ、海沿いの割にひっそりとしている。
海沿いの通りにはJA佐渡赤玉事務所とある建物がある。小さな集落にある貴重な店だ。
Photo-01
「赤玉石の原産地」と題した説明書きの看板が道路脇にあった。書かれていたとおりに書き写しておく。
「赤玉石の原産地」
赤玉石は赤紅色をしているので紅石・赤石とも呼ばれているが鉱物学的には、鉄石英で、酸化鉄を不純物として含む石英の微細な粒子の緻密な集合でできており、赤紅色をなしている。
赤石は、古代から曲玉、管玉づくりに使われ現代では大きいものは庭石、床飾りに、小さいものは指輪、かんざし、カフスボタン、ネクタイピンなどの装飾品に珍重されている。
赤石は、山形県鬼坂峠や石川県国府地方などに産出されているが、特に佐渡の赤玉石は硬度、光沢ともに秀れており全国に銘石として有名である。
赤玉石は当地、赤玉集落の三つの河川のうち、神秘な杉池神社を源とする中川の流域にしか産出されていません。
村名の「赤玉」は銘石赤玉石が産出することから付けられたものです。
起源は、平安末期の須恵器の破片が出土していることから、古い歴史があります。
両津市(現佐渡市) 赤玉観光協会
Photo-02(文殊院)
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Photo-05(赤玉神社)
Photo-06(集落の風景)
Photo-07(集落の風景)
Photo-08(文殊院の庭)
Photo-09
Photo-10
下久知から杉池をへ、そして赤玉へと峠を下ってきた。通り過ぎた道沿い、初夏の日差しを和らげる新緑の木陰に癒しを感じる行程であった。さて、これ以降は海沿いの道を行くことになる。
なんとなくこんなに曲・オンブラマイフ(G.F.Handel)
サイト:オリジナル訳詞付き名曲カラオケ
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写真撮影:2007.05.12
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2007年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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3枚目の写真に一票です・・・。
赤玉神社へと登る階段ですね。
集落は平地に乏しいですから、
家屋が密集しています。
そんな中をとおり、ぽっかりと
空いたところに階段です。
以前土産で買った斑入りの赤い石(10cm)を買いましたが、ここの石だったのでしょうね。赤いのと、白っぽいのが対になって板に張り付いていました。
>ここの石だったのでしょうね。
産地は他にもあるようですが、
こちらのものかも知れません。
いずれにせよ、
独特の雰囲気がありますよね。