
港は静かだった。
船を陸上に揚げるスロープに、イカ釣り船があがっている。たくさんの電球は夜の海を照らすもの。いわゆる漁り火の立役者。佐渡近海はイカの良い漁場であるから、シーズンともなると水平線がたくさんの明かりで照らされる。
船をスロープから引き揚げるウインチがあった。潮にさらされているせいか、ずいぶん赤錆びている。小さくとも船はとても重いので、その作りには頑丈で力強い感じがする。スロープのある港では大なり小なりウインチを見かける。これもまた港には欠かせないものと思う。
さて、港を背にして姫津の集落へと歩いてみた。背後に段丘崖が迫っている小さな集落である。街中は車も通れぬ、あるいは軽自動車がやっとというような細い路地が縦横に通じている。そんな雰囲気が良い。家屋の密集する場所。その密集に何とも言えず生活臭を感じるからだ。
路地裏にネコがいた。天気も良く暖かで、半分日が射し込む場所を選んで寝ころんでいる。向けたカメラにやや驚いたのか、カメラの方をじっと見ているが、ほどなくその場を離れていった。とんだ邪魔をしてしまった。この後彼(いや彼女?)がぐっすりという場面で再会を果たす。それはまた次の機会。
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写真撮影:2006:05.03 佐渡市相川
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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モノクロームな画像も味わいがあってよいですね。
こちらはやっと雲間から青空も
見えるようになってきました。
ただ、ひんやりとした気温で、
暖かいと言った感じではないで
すね。
さて、イカの漁場としては最高
の部類でしょう。
日本海沖に浅堆がありますので、
漁場としては良いようです。
また、白黒写真についてですが、
題材によってはその方が良い味
出すことありますよね。
ちなみにこのネコは明るい薄茶
色のありふれたタイプの子でした。
初めまして。Area51(@新潟県)と申します。
BCL関係のブログから跳んでまいりました。
すばらしいブログを作られてますね。写真といい、文章といい、ブログというよりは「芸術作品」を見ているようです。
これから、時々おじゃまさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
BCL関係からですか..。
それは何よりです。
大したDXはしていませんが、
AIRなどを日々楽しんでい
ます。
当方への過分なるお言葉には
いささか恐縮していますが、
いつでもお越し下さい。同じ
新潟県と言うこともあります
し、当方の提供する情報に不
足などありましたら、是非追
加情報や、場合によっては訂
正情報などをいただけたらと
思います。
よろしくお願いします。
設置されていますが、今頃は
錆び落としや油差しで
忙しそうです。
休日の時計は早く進むように
感じるのは、私だけでしょうか。
久しぶりに連休をとり、ゆったりとした二日間を
過ごしました。休日の時計はおっしゃるとおり、
過ぎてしまうとあっという間でした..(笑)。
さて、海の方も春を迎え、本格的漁の開始の準備
なんですねぇ~。
今の、関心事は佐渡と異国(朝鮮半島、満州・ロシア沿海州)との係わりです。ヒントになるものが何かありましたら、よろしくお願いします。
情報提供ありがとうございます。
今後ともヨロシクであります。
>ヒントになるものが何かありました
ら、よろしくお願いします。
近々外海府で仕入れたものを..。
でもご存じでしょうねぇ~。
「ダッタン人」に関するものです。
素敵な写真がたくさんあってつい長居して
しまいました、、、(笑)
対馬には石川県からスルメイカ漁に来る
船が何船かいます
今年はこちらが不漁でピーピー言いながら
帰っていきました
対馬では6月に入ると本格的なアオリイカ
シーズンです
今年は海中の藻が少ないと海人さんが言って
いるのであまり期待できないかもしれません
かんりにんさんが多くなると、困ることになりそうです・・・(笑い)。
漁村の集落道はこんなもので、懐かしいものでした。
千葉県でも、似たような雰囲気が今も多く残っています。
ただ、かんりにんさんの写真で思い出したのは、佐渡に逗留した頃のバスでした。「何というウデの良い運転手さんだろう!」・・・神業のようなハンドルさばきは鼻先1cmの軒先・・・(笑い)。