地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

新緑に包まれた乙吉から 19 「本シリーズの終了にあたって」

2005年05月11日 06時47分21秒 | 新潟県中越地震
 乙吉の林道を歩き、震災の爪痕を写真に納める傍ら、新緑の里山の風景を紹介してきた。まだ紹介し切れていない写真もあるのだが、シリーズとしては今回を最後としたい。歩いてよくわかったが、中山間部での道路の被害がどのような状況にあるのか、その一端を見ることができたと思う。

 察するに長岡市内や旧山古志村界隈の中山間部の道路も、未だに似たような状況であると思われる。竹之高地町や山古志への道が閉ざされているわけもここから推測できよう。まだまだ復旧工事はこれからということだ。

 今後被災地の今を伝えるシリーズとしては、下記のものを準備している。何分たくさんの写真を撮影しているので、次シリーズからは写真の紹介を第一とし、コメントをやや控えめにする編集方針に変更。たくさんの写真をまずお見せすることに力を注いでみたいと思っている。

 5月9日・10日と今まで休み無しで突っ走ってきた仕事が一呼吸した。これで暇ができるというわけではないが、少し気が楽になった。

 今回のシリーズを締めくくるにあたって紹介する写真。歩いた林道脇からさらに脇の山へ分け入る道である。杉の木立に覆われた昼なお暗い道であるが、うららかな木漏れ日が道を照らしていた。「地理の部屋と佐渡島」の今後もこの様に皆様からの光で照らされていたいものである。今後ともよろしくお願いしたい。


今後予定している被災地からの報告の内容

 ・長岡市郊外の東山ファミリーランド付近の状況
 ・成願寺温泉から八方台へ向かう道路沿いの状況

いずれも震災による大きな被害の姿を未だに見て取れる現場である。

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