地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

初冬の東山丘陵⑥ 郷愁

2011年12月15日 05時03分49秒 | 山里の風景

山里の風景 写真撮影:2011.12.03

 

大切な人と共に過ごした最後の時間。

 

 

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 なんてことも思い出す方もいましょう。また田舎にいる父母に思いを寄せたりする方もいましょう。いや、もしかしたらそれと同様に今いる自分が故郷そのものを残し、今ここにいることに何か淋しさを感じることがあるからという方もいるのかもしれません。身勝手に考えていますが、郷愁とはそんなものかもしれません。今いる現実の中に深い思い出や、身近な人に言い表すことの無かったどうしようもない思いが沸き立つこともあります。もしかしたらこんな思いかもとか。

 時も場も違うのに何故か自分は何かを残してきている。過ぎてきたたくさんの時間が、そんな心に触れる風景を探しているのだと思います。佐渡を離れた僕にはそんな思いを深く感じさせてくれる場がここです。

 

 

 

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ひたすら悔いの無いように生きようと思います。

 僕には長岡という町にある自宅が終の棲家となりましょう。生まれ育ったところでなくともそれでも良い。今はそう思っています。郊外の少し離れた場所にあるこの風景。佐渡にいますと、写してきたこの風景がいつも心をいやしてくれます。本当の故郷は佐渡と言わねばならぬのに不思議なものです。

 

 

 

 

 

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 【こんな時はこの歌】

 

水は清き ふるさと。

 早朝汲み上げた清らかな井戸水で、米を一粒ずつ研ぐかのように選び抜かれた歌詞。その中でも最後のこの部分が僕は一番好きです。下は小鳩くるみさんによる歌です。気が向いたらご覧ください。 

http://www.youtube.com/watch?v=DEBdA8NfoWg
YouTube/「ふるさと」 小鳩くるみ

 

 

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写真撮影:2011.12.03
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山里の風景 長岡市比礼
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2011年 地理の部屋と佐渡島 
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小鳩くるみさん! (日本男道記)
2011-12-15 06:19:22
おはようございます。

今日も名文ですね。
最近何かきんぺんにありましたか?
いいですねぇ。

小鳩くるみさんも懐かしいですね。
たくさん歌を歌われているのですね。
私は少女雑誌の表紙を飾っておられた印象が強く残っています。
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ふるさと (山小屋)
2011-12-15 06:20:09
断りがなければこの風景が「佐渡」だと
いっても誰も異論はないと思います。
私もこんな場所が大好きです。
生まれ育ったふるさとにはたくさんの思い出を
残してあります。
その思い出に会うために1年に1度は行くように
しています。
いつまでも変わらないのが「ふるさとの自然」です。

小鳩くるみさんの「ふるさと」・・・
目を瞑って静かに聴かせて貰いました。
ありがとうございました。
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05 写真素敵です (yokosuka 安人です)
2011-12-15 06:48:28
おはよう御座います

棚田を上から撮った感じで遠くの山との雰囲気が
素敵です

岡山の田舎育ちです
良い文章にジンと来てしまいました
有難う御座いました
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佐渡ワールド (hirugao)
2011-12-15 09:22:06
私もこの「ふるさと」の歌大好きです。

心ざしを果たして・・・もいいですね。
私にはこのよ湯女光景のふるさとはありませんが両親の富山の里には故郷を感じました。

いいですね~  1枚目の写真
地理佐渡さん
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Unknown (the-fuji)
2011-12-15 09:27:36
以前に比べると聞かれなくなったふるさと、今年はよく耳にします。いいですね。
最初のタテイチの写真のS字構図、奥行きがあって素敵です。
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I'm overcome with nostalgia! (karin)
2011-12-15 13:06:49
地理佐渡..さん こんにちは

胸がいっぱいで言葉がでてきません。
ありがとう、本当にありがとうございます。
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こんにちは (mico)
2011-12-15 13:57:47
日本の原風景、何時までも残して欲しいです。
素敵な風景を有難うございました。
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Unknown (kawazukiyoshi)
2011-12-15 14:51:37
思い出すいろいろな場面。
意外に多いですね。
ふふふ
今日もスマイル
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Unknown (ディック)
2011-12-15 14:57:46
郷愁というようなものが、ぼくにはあまりありません。幼児の頃から高校生時代まで、あまりよい時期を過ごしませんでした。就職してからのことも、いまだに悪夢を見て目が覚めることがかなり多いのです。
かみさんと一緒になっての子育てからあとが、ぼくが思い出したい時間になります。それも仕事に追いまくられた合間のわずかな時間でしかありません。
だから、いまを大切に精一杯生きよう、自然の中ですがすがしい空気を胸一杯吸い込もうと、そんな気持ちになっています。
こちらで見せていただく風景に感じるのは、失われた時間にもしかしたらあったかも知れない、まぼろしの懐かしさです。それがぼくにとっての「郷愁」かも知れない。
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家庭の鬼? ()
2011-12-15 17:31:15
こんばんは、地理佐渡管理人さん。

まだまだふり返る時代ではないですよね?・・・

前しか見えなかった時は、あれもこれもと追いかけていたのに、
あれもこれも出来ていないとふり返ることが多くなったわたしです。
編集してきたweb siteこれからどれだけ出来るかなと思うことがあります。
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