達者から揚島までの間、荒削りな断崖が続き、一帯は荒々しい海岸美をほこる。ここがいわゆる尖閣湾と呼ばれるところである。
途中姫津(ひめづ)という小さな集落がある。まずはその名がよい。以前から気になっていたところでもあるので、今回は少しは中に入ってみなければと思っていた。
狭い下り坂を下りていくと、港にでたところで一挙に視界が開けた。途中の通りからもそのことをうかがえたが、のんびりとした雰囲気の漂うところである。
出入りの激しい海岸線が続く尖閣湾の中にあって、良い港を得られる地形がここにはある。小さな集落と思っていたが、そこそこの漁船が数多いのに驚いた。これより数回に分けて、姫津をぶらりと廻ってみる。
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写真撮影:2006:05.03 佐渡市姫津
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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