この城は、田んぼに突き出た楕円形の丘陵
地に、居城を築いたものである。城のあった
年代は明らかでないが、巡村記には「戦国期
のもので本間信濃守(雑太城主)古城跡」と記
されている。また一節には、日蓮とゆかりの
あった中興次郎の館であったとも言われてい
る。
現在この地は、離島農業技術センターを経
て佐渡農業技術センターとなっている。
佐渡農業技術センター前の説明書きによる。
まずは、城跡へのアクセスについて。両津の町から国道350号線をまっすぐ、旧金井町市街を通り過ぎようとするところに中興と言う集落がある。その中興で旧真野町金丸へと向かう道を左折をすると、すぐの所に佐渡農業技術センターがある。
同所の確認は特に目立った標識などはないので、佐渡農業技術センターの存在だけが頼りである。説明書きの看板も目立たず、センター入口の左側に設置されている。
さて、説明書き冒頭にあるような地形的位置関係を確認する場合は、先の道をそのまま進む。水田地帯に出て振り返ってみると、センターの敷地が平野部に突き出た丘陵の末端であることがよくわかる。国仲平野を取り囲む洪積台地の末端部である。
この手の形態を平山城と言って良いのだろうか?詳細はわからないが、城跡の周囲にはかつては濠もあったのかも知れない。今やここが城跡であったことなどは、説明書きでもなければ知るよしもないが、言われてみると地形を巧みに利用した良い位置にある。
佐渡島内各地には今やそれとはわからぬが、城や館の跡が点在している。小さな島国であるが、時代時代に応じて歴史を刻んできていることをしのぶ場所である。
<写真撮影:2005.12.3> 2005年 地理の部屋と佐渡島。
佐渡・地理さんのブログ見やすいですね私もそろそろ改装しないとと思っています。参考にさせていただきます。
佐渡観光協会も再編されるようですので見守っていきたいと思います。
今後ともご指導宜しくお願いします。
そして、お久しぶりです。
フレッシュな佐渡関係のニュースを
楽しみにしています。
色々とご苦労もおありかと思います
が、頑張られている様子を毎日見さ
せてもらっていますよ..。
今後ともお付き合い、こちらからも
お願いいたします。
この施設は新潟県農業総合研究所の分所のような存在なのでしょうかね。。。
ひっそりとしたた佇まいに、役所特有の看板の不釣合いがまたいい味が出ています。^^;
水稲や大豆、おけさ柿なども研究されているようですね。おけさ柿を取り寄せて食べたいと思ったらもう今年はシーズンが過ぎてしまったようで残念。。。^^;
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
当方も毎日”そらとまちの邂逅”にお邪魔し
ています。
最近羽茂方面のネタを出せなくて申し訳あり
ません。今年の年末年始は佐渡帰省をいたし
ませんが、冬季の厳冬期に一回帰ろうと思っ
ています。
チャンスがありましたら、小木・羽茂方面に
も行ってみます。
さいごに、TBありがとうございました。そ
ういえば、貴サイトでは食を扱った記事も時
折ありましたねぇ~。