2005年7月10日。小千谷市を越えて川口町へ入る。道は国道17号だが、魚野川を越えると川口町和南津(わなづ)という所で橋の手前を右折。魚野川右岸の道から魚沼市(旧堀之内町)竜光地区をめざした。
この道は信濃川右岸を走る道。国道とは平行しているものの川の対岸だ。車通りが少なく、信号もないのでよく使う道である。この道に入ってしばらくすると昨年の地震による爪痕と、6月末の大雨により道が所々で荒れている。
やがて中山雪覆道にさしかかった。川口町野田地区と竜光地区をつなぐ重要な道路なので、立派なスノーシェッドが取り付けられている。ということは冬季は雪崩が多いのであろう。
だがこれが先の地震ではあだとなっている。地形的に雪崩が多い場所であるなら、土砂崩れの心配も当然。写真の位置からではわからないが、通行止めとなったこの入口の反対側へ歩いて出てみたら、斜面が滑り落ち、大量の土砂が樹木と共に被さっていた。
スノーシェッドそのものにもわずかだが震災による損傷はある。どちらが先になるのだろうか? 土砂の撤去とスノーシェッドの修復。
訪れたのは7月初旬の梅雨の時期。だが、今年の梅雨は新潟にあっては空梅雨を思わせるほどたいした雨もなく、せいぜい6月28日の大雨が印象に残るくらいだ。この日は青空の下での取材となった。まあ、それだけに震災の爪痕も水による荒れた姿もしっかり見せつけられることとなった。(取材の対象になるが歓迎できない現実。)
関連する過去の記事
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/b85e40aeb3587e829839f6b81c16f14b
注:魚沼市竜光地区は、芋川という山間部を流れる小河川沿いにある。震災により上流の山古志で川が堰き止められたことで知られることとなった。山古志村東竹沢地区や十二平地区では、崩れた土砂で川の堰き止めが発生し集落が水没。一方その下流にあたる竜光地区はその天然ダムの決壊が発生すると、土石流被害を受けると言うことで話題になった場所である。いずれ竜光地区などを紹介したい。
この道は信濃川右岸を走る道。国道とは平行しているものの川の対岸だ。車通りが少なく、信号もないのでよく使う道である。この道に入ってしばらくすると昨年の地震による爪痕と、6月末の大雨により道が所々で荒れている。
やがて中山雪覆道にさしかかった。川口町野田地区と竜光地区をつなぐ重要な道路なので、立派なスノーシェッドが取り付けられている。ということは冬季は雪崩が多いのであろう。
だがこれが先の地震ではあだとなっている。地形的に雪崩が多い場所であるなら、土砂崩れの心配も当然。写真の位置からではわからないが、通行止めとなったこの入口の反対側へ歩いて出てみたら、斜面が滑り落ち、大量の土砂が樹木と共に被さっていた。
スノーシェッドそのものにもわずかだが震災による損傷はある。どちらが先になるのだろうか? 土砂の撤去とスノーシェッドの修復。
訪れたのは7月初旬の梅雨の時期。だが、今年の梅雨は新潟にあっては空梅雨を思わせるほどたいした雨もなく、せいぜい6月28日の大雨が印象に残るくらいだ。この日は青空の下での取材となった。まあ、それだけに震災の爪痕も水による荒れた姿もしっかり見せつけられることとなった。(取材の対象になるが歓迎できない現実。)
関連する過去の記事
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/b85e40aeb3587e829839f6b81c16f14b
注:魚沼市竜光地区は、芋川という山間部を流れる小河川沿いにある。震災により上流の山古志で川が堰き止められたことで知られることとなった。山古志村東竹沢地区や十二平地区では、崩れた土砂で川の堰き止めが発生し集落が水没。一方その下流にあたる竜光地区はその天然ダムの決壊が発生すると、土石流被害を受けると言うことで話題になった場所である。いずれ竜光地区などを紹介したい。
先週3泊4日で佐渡に滞在しました。
東京ー新潟間は関越自動車道を車で移動しましたが
中越地震の復旧工事が行われており、車線規制が何箇所もありました。道路が波打っている所も少なくありません。
地震以降、実際にその場に身を置いたのは初めてでした。
地震の被害がどれだけ大きかったか。それを実感しました。
アップされた写真のような状態の箇所は数知れずあると思われます。日常生活上は不便この上ない。しかし、全てを
すぐに直す訳にもいかない・・・。
「早く復旧することを心より祈ります」としかコメントできません。被災された方が前向きに生活して頂ければと感じました。
お久しぶりでした。
コメント頂け、なんとなく嬉しくなりました。
さて、佐渡へ行ったとのこと。
予定どおりでしたね。
さて、
関越道を走りますと、確かに道路の補修が
入っているので、その爪痕の一端をかいま見れ
ますね。見ていただけたこと、気にしていただ
けたこと、嬉しい限りです。
今は、一般道の本格的補修工事もあちこちで
入っています。不便ではありますが、大切なこ
とですので、市民は皆我慢しています。
>被災された方が前向きに生活して頂ければと
感じました。
私もそう思います。大勢のボランティアと、支
援に支えられてここまで来ていますが、村に戻
れぬ方々には、特にその思いを抱きます。
我が家の裏の線路向こうには、仮設住宅があり
ます。皆さんの帰宅が早くかなえばと、願わず
にはいられません。
今度は佐渡です。また訪問したところで、本サ
イトに紹介しているような場所があればコメン
トください。お待ちしています。
復旧まだまだなんですね。
意外な感じがしますが、実際はなかなかなのでしょうね。
比較的災害の少ない地域に住んでいることを幸せに思います。
>復旧まだまだなんですね。
コメントありがとうございます。
先の引用には、まだまだと言うより、
山古志へは一般人が未だ入れない状
況です。
私も山古志入りしたいのですが、
実現せず。といつた状況です。
現地より離れていると入手できる情報は
ラジオ テレビ 新聞等になります
しかし発生直後は災害に関連する
情報は多く発信されますがしばらくすると・・・
管理人様の災害に関する情報発信
重要だと思います
これからも情報の発信を続けてください
過分なお言葉に感謝です。
ささやかな取り組みですが、継続はしていきたい
ものと思っています。
撮りだめた写真がまだまだあります。
倒壊したままの家屋なども未だに残っており、
紹介したいところでありますが、取捨選択をしっ
かりしないといけないので困っています。
復興はまだ途上です。
そんな現状をお伝えしていきたいものと思ってい
ます。
追伸.R.Congoの記事見ました。うらやましい。
本当に集中豪雨的なマスコミの報道姿勢は頭に来ますね。しかも過剰演出。
地道な報道を望みたいです。
皆さんの励ましに意を強くしています。
一個人としてできることには限界があ
りますが、少しずつでも紹介はし続けよ
うと思っています。
まぁ、報道機関につきましてはおおせの
通りですが、また何か大きな出来事があ
ればまた華々しくやってくれるので、
そちらは任せましょう..(笑)。
コメントありがとうございました。
貴サイトの中国旅行報告も楽しみに見て
います。(私も行ければなぁ..なんて)