団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★大江山酒呑童子と源頼政

2022年05月14日 | 誇れる日本

 お世話になっている宮崎さんのメルマガは何時も面白い誤字を楽しませてもらっています。
  もう一人のねずさんは玉にしか無い。ところが、今回はタイトルの名前が違っているようです。
  と言うのも、源頼政もいずれがあやめかかきつばたで取り上げたところだったので、頼光と勘違いされたのでしょう。
  誤字脱字の多い身でこんな指摘をするのも面映ゆいですが、仲間が増えたようでほっとするものがあります。バカですね。

  今回の頼光にも日本の誇りである日本刀が出てきます。こんな凄い武器というより芸術品を作り上げた先人の凄さに感動します。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より       2022/05/08      

  大江山酒呑童子 と源頼政
  
  ・・・略

 この鬼退治で源頼光が用いた刀が「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」の名刀で、この日本刀は、現存する日本刀の中でも最 上級の「天下五剣」の中にあって、最も古く、最も価値の高い日本刀とされて、現在、国宝となっています。

 「童子切安綱」は、伯耆国(ほうきのくに)の刀工、大原安綱の作の刀で、安綱の最高傑作とされる刀です。
安綱は、あまりに素晴らしい刀が出来たので、これを征夷大将軍坂上田村麻呂に献上しました。
坂上田村麻呂もまた、あまりに素晴らしい刀なので、これを伊勢神宮に奉納しました。

 そして後年、源頼光が伊勢神宮に参拝すると、天照大御神からのお告げがあって、この刀がなぜか源頼光に授かるのです。
これは、天照大御神は、その後に源頼光が鬼退治をすることをあらかじめ知っていて、頼光にこの刀を授けたのだと、言われてい ます。
そしてこの刀で、源頼光は大江山の酒吞童子を倒したのです。

 「童子切安綱」の切れ味については、こんな逸話があります。
江戸時代、津山藩の松平家で、この刀の試し切りを行いました。
すると「童子切安綱」は、積み上げた6体の遺体を一刀のもとに両断したのみならず、さらに遺体の下にあった台座まで、真っ二 つに切り裂いたそうです。
現在「童子切安綱」は、東京国立博物館に所蔵されています。
観ると、吸い込まれるような美しさのある名刀です。

 大江山酒呑童子の物語は、何が悪であるかを教えるものです。酒吞童子の一味は、女性や子供を誘拐し、拉致し、奴隷として使役 していました。それは、子や娘をかどわかされた親に悲しみを与えるものであるし、拉致された子や娘の悲しみです。
武と暴力は違います。
武は、悪を打ち倒すために用いられます。
そして武が、あくまで世の不条理への戦いを挑もうとするとき、はじめて神々は、武に祝福を与えるのです。



  世の不条理との戦いを挑む時神々のご加護があるというのも日本らしくて良いですね。
  やはり、日本刀には何かが宿っている。まさに芸術品です。


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