第 4826回やPCの部屋の第 3380回で書いたように、私のパソコン生活は軽自動車のシートを座イスとして使い、角度は10度 くらいに倒し殆ど寝た状態でサイト巡回やこの部屋の更新を主に殆ど一日中過ごしています。最近は夜もここで寝て います。ですから食事と自然現象以外はこの座イスの上で生活していると言ってもいいでしょう。
外出もほとんどしないし、歩くこともしないので足腰は相当弱っているような気がしますが、生来の怠け者であ る私としてはこの素晴らしい環境に満足しているので変える気持ちはさらさらありません。
そんな私もちょっと気になる記事がありました。
伊吹太歩の世界の歩き方:
1 時間のデスクワークで22分縮むあなたの寿命 (1/2)
ジムで運動しても意味なし? 1時間「座る」ことで約22分寿命が縮むという驚きの調査結果が。
・・・略
1日1時間座ると寿命が22分縮まる
リポートによれば、ジムワークが体に いいことは間違いない。だが、日常のある行為が、ジムでの運動を帳消しにしてしまうほど健康に悪いというのだ。
それは「座る」ことだ。
英スポーツ医療ジャーナルは、「テレビ を見る時間と平均寿命低下(参照リンク)」という報告を紹介した。
オーストラリアの国民調査によるデー タを分析したところ、テレビを1日6時間見る人とまったく見ない人を比 べると、まったくテレビを見ない人のほうが4年8カ月長生きすることが分かった。じっと座って1時間座って テレビを見ることで、寿命が約22分縮んでいることになるという。
世界的にも近代化が進み、都市部では 特にデスクワークが増えている。ビジネスでPCの利用が欠かせなくなっ たいま、人々が座る時間はますます長くなっている。ミネソタ州にある大手非営利医療機関メイヨ・クリニック のジェームス・レビーン医師は、座る時間が長ければ、せっかくジムで体を動かしても長生きできないという。
いま、「座る行為がいかに健康に悪い か」が世界的に話題になり始めている。数年前から危険性がささやかれていたが、さまざまな機関での研究により、 その危険性に対して説得力をもった警鐘が鳴らされている。
注意してほしいのは、テレビそのものが 悪いといっているのではない。「座ってテレビを見る」行為を続けることが体に良くないのだ。つまりテレビに限ら ず、オフィスでじっと1時間座っていても、寿命が22分間縮むことにな る。ちなみにタバコ1本吸うごとに寿命が11分縮むといわれていることを考えれば、1日座って仕事をするほ うが、タバコを1本吸うよりも寿命が縮む。
また欧州糖尿病協会が発行する月刊の 医学誌でも、現代社会の座って行うデスクワーク、つまり「座る」行為が、糖尿病や循環器疾患のリスク、さらに死 亡率の増加に関わっていると報告している(参照リンク)。糖尿病でいえば、長時間座る行為を続けるとリスクが112%高まる。
英フォーブス誌は、「どれだけ運動を しようが、何時間も座る行為は、死を早める可能性がある。デスクの前で座っている時間を減らせば最大で3年寿命が延びるかもしれない」と指摘している。
米ビジネスウィーク誌も、「ルイジア ナ州のペニントン・バイオメディカル・リサーチセンターの調査で、12 年間にわたり1万7000人を調べた結果、1日のほとんどを座って過ごす人はそうでない人よりも54%も多 く心臓発作で死ぬ可能性が高いと分かった」と報じる…以下略
読んでみると根本的には座るというこ とが運動不足や腰などへの負担もあり寿命を縮めるということのようです。そうなると、殆ど歩くことも運動するこ ともしない私の状況は相当に悪そうです。
私も、会社勤めのころデスクでたまにパソコンを使わなければならないと気がありましたが、そんな時はす ぐに首筋が痛くなってたまらなくなったものです。やはり座って仕事というのは体に良くないことは間違いなさ そうです。
しかしながら、我がパソコン生活は、確かに、足腰は弱くなりましたが、体に負担をかけるという面では座 るのと寝るのでは全く違うようです。それが証拠にこの生活を続けている私はどこも痛むところはないし、足腰 の弱り意外は何の兆候もありません。これで適度な運動でもすれば最高なのでしょうが、そこまでして長生きを したいとも思わないので余程のことがない限りこの生活を続けるつもりです。
この環境が続 きますように!