やはり、昨日取り上げた若手議員が立ち上げた 勉強会「文化芸術懇話会」の会合での発言には何の戦略も無かったようです。案の上、野党と左翼マスコミの集中砲火に降参 したようです。
折角、本当のことを言っているのですから、最後まで突っぱねて欲しかったですが、そんな覚悟も無かったようです。
自民党も、余程困ったのか、早くも処分するようです。議員も党もどちらも根性なさすぎ、一番困っているのは安倍さん でしょうか。味方が足を引っ張るばかりですね。
朝日 新聞デジタルより 2015年6月27日
木 原・自民青年局長を更迭へ 党幹部「世が世なら切腹」
自民党は27日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で、沖縄の地元紙をはじめ報道機関を威圧 するなどの発言が出た問題に関連 し、懇話会代表の木原稔・党青年局長を更迭する方針を固めた。野党が厳しく批判しており、安全保障関連法案の審議への影 響を懸念し、早期に事態収拾を図る 必要があると判断した。
朝日は相変わらず嬉しさを押し殺しているような記事です。どうもおかしいですね。産経はきちんと書いています。
産経ニュースより 2015.6.27
自 民、木原青年局長更迭へ 百田氏招いた「勉強会」代表
自民党は27日、報道機関への批判が噴出した党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務める木原稔青年局長を 更迭する方針を固めた。党幹部が明らかにした。
今国会で成立を期す安保関連法案の審議に影響することを懸念し、早期に事態を収拾する必要があると判断した。党幹部 は「安保関連法案の確実な成立を図 るためには、国民の理解、とりわけ沖縄県民の理解が必要だが、不用意な会合で党の信頼を損なった責任は免れない」と指摘 している。
木原氏は産経新聞の取材に対し、「勉強会は党青年局の主催ではない」などとして、自ら辞職することはしない考えを示 した。
木原氏が代表を務める勉強会「文化芸術懇話会」が25日に党本部で開いた会合では、出席者が「(法案に批判的な)マ スコミを懲らしめるには広告料収入 をなくせばいい」などと報道機関を批判したことや、講師を務めた作家の百田尚樹氏の「(沖縄県の地元紙2紙は)潰さない といけない」と発言したことで、野 党が反発している。
この自民党の処分に対して田母神さんがフェイスブックで語ってくれています。やはり田母神さんです。
フェイスブックより 田母神俊雄 Toshio Tamogami
百田氏発言関連。自民党の谷垣幹事長の「我が党に対する信頼を大きく損う事態」は大変まずいと思う。木原青年局長は 良かれと思って若手の勉強会で百田 氏を招聘した。国家のために真剣に頑張ろうとした若手を、見事にはしごを外している。こういう指揮官には部下はついてい けなくなる。
百田氏発言問題で自民党が木原稔青年局長を1年間の役職停止処分にするという。自民党が野党やマスコミに迎合してい る。騒ぎを早期に収束させたいのは 分かるが対応が間違っている。これによって反日的言論の自由が拡大され、親日的言論の自由は縮小する。戦後の中韓に対す る対応と同じだ。
今回の谷垣幹事長の対応は自分たちが問題に巻き込まれることを避けるために、一生懸命自民党のために頑張ろうとした 部下を処分するということだ。部下 よりは自分を守るという対応になっていることを認識すべきだと思う。これでは日本の国は強くなれない。正に戦後日本を象 徴している対応になっている。
これですね。上層部の腰が据わってないからマスコミや野党に付け入られるのでしょう。もっと、毅然と日本の将来の為 に政治をしてもらいたいものです。 安倍さんの腰が引けるのもこうした内部の弱腰連中に足を引っ張られていると言うこともありそうですが、ここはやはり、安 倍さんの腹一つでしょう。いい加減 に腹を決めてもらいたいものです。
百田さんは昨日と同じように利用されたと発言しているようです。残念ながら、時期が悪すぎましたね。折角の発言が余 りにも勿体ないことです。せめて百田さんだけでも堂々と反論してもらいたいものですが、やはり、集中砲火にはかないませ んか。
産経ニュースより 2015.6.27
百 田尚樹氏「野党は僕の発言を利用」 自民勉強会での発言批判に反論 「言論弾圧」も否定
作家の百田尚樹氏は27日、講師を務めた自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」での発言が安全保障関連法案の審 議に影響するとの見方について「野 党は僕の発言をうまく利用している。一民間人の軽口の一言だけ取り出して大騒ぎするのは、非常に卑劣で、きたないやり方 だ」と語った。福岡市内で記者団の 質問に答えた。
百田氏は25日に自民党本部で開かれた勉強会で「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」などと発言。出席した議員 からも安保法案に批判的な報道機関に圧力をかけるような意見が相次いだ。
これに民主党など野党が一斉に反発し、国会で安倍晋三首相(自民党総裁)らを厳しく追及。また、沖縄の有力紙「沖縄 タイムス」「琉球新報」は共同で 「政権の意に沿わない報道は許さないという“言論弾圧”の発想そのもの」とする抗議声明を発表するなど、波紋が広がって いる。
百田氏は、「あきれている。僕は国家権力を使った言論弾圧はだめだと言っている」と強調した。
これに先立ち、百田氏は福岡市内で講演し、自身の発言について「テレビなどで不特定多数の人に向けて言ったら軽口や 冗談でも通用しないが、内輪の私的な会合での発言だった」と説明した。
朝日はやはり本音を出してきました。 朝日はこうでなくてはいけませんね。目一杯、日本の足を引っ張ってもらわない と反省しているのかと勘違いしてしまいます。
朝日新 聞デジタルより
天声人語 2015年6月28日
その衝撃は強まりこそすれ、弱まる気配がない。安倍政権が成立を目ざす安保法制を明快に「違憲」と断じた長谷部恭 男・早稲田大教授らの見解である。憲法学者の声が現実の政治に対し、大方の予想を超えて深い影響を与えた
専門家の権威が持つ力にびっくりしたのか、自民党から学者批判が噴き出した。たいていの憲法学者より自分の方が国の 存立のことを考えてきたとか、憲法栄えて国滅ぶの愚を犯すなとか。八つ当たりめいていて、まともな反論になっていない
長谷部教授も参加する「立憲デモクラシーの会」は24日、全法案の撤回を要求する声明を出した。共同代表を務める山 口二郎・法政大教授の会見での言葉に力がこもった。「学問の観点からする安保法制批判は職業上の義務だと考える」
さて、今度の八つ当たりはメディア向けだ。安倍首相に近い若手議員らの放言である。「マスコミを懲らしめるには広告 料収入がなくなるのが一番。経団連などに働きかけを」とは驚いた。勧善懲悪の時代劇の主人公にでもなったつもりだろうか
多くのメディアが権力の動向をウォッチし、必要あればおのおのの立脚点から批判の声を上げる。それこそ「職業上の義 務」にほかならない。憲法が保障する言論の自由や表現の自由、そして学問の自由に対する軽視や無理解が甚だしい
議席の数は万全なのに、世論の風向きが思うに任せない。異論への過剰な反応は不安のあらわれか。頭に血、ではなく、 知を。そう願いたい。
同じコラムでも産経のは胸がスッとします。長谷川平蔵のセリフで決めてくれました。
産経ニュースより 2015.6.28
【産 経抄】 6月28日
「鬼の平蔵」と呼ばれたその人が言う。「善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける…これが 人間だわさ」と。火付(ひつけ)盗賊(とうぞ く)改方(あらためかた)の長谷川平蔵が作家、池波正太郎の手を借りて『鬼平犯科帳 谷中・いろは茶屋』に残したせりふ である。
政治家にとって勉強会とは、国政への理解に厚みを加える「善事」の場なのだろう。折しも、難解極まる安保関連法案 などを抱えた今国会だ。ベンチ裏で開いたミーティングで、本音の議論を沸騰させて何が悪いか。そんな気分も出席した議員 たちにはあったろう。
安保法案を批判する報道に対し「こらしめるには広告料収入をなくせばいい」との発言が、25日に開かれた自民党若 手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で出たという。矢の向かう先がどこであろうと、「善事」にかこつけた議論の暴発を見過 ごすわけにはいかない。
この手の脅しに膝を折る報道機関は、わが国にはない。安保法案を「戦争法案」とねじ曲げるマスコミを利するだけだ ろう。選良が道理ではなく、無理をもって「論」を封じる。これを「善事」と呼ぶのなら、審議阻止を腕力に訴えた民主党と どこが違うというのか。
安倍晋三首相は言わずもがなのやじで陳謝する。衆院の憲法審査会では、参考人に推した憲法学者に安保法案を「違 憲」となじられる。戦後最長の95日間の会期延長は、国の行く末を占う大事な国会で積み重ねた失策の、つけでしかない。 自民党の緩みが目に余る。
夏目漱石は『愚見数則』でいわく「一言も時としては千金の価値あり、万巻の書もくだらぬことばかりならば糞紙(ふ んし)に等し」。聴衆が膝を打つほどの論戦がどこにあったか。後世の批評に堪えうる議論の跡を、どれほど残せたか。言論 の府に問う。
自民党も、このくらい腹を据えて国の為に働いてもらいたいものです。ちょっと攻撃されたら直に陳謝では、本当の国を 思う国民はどんどん覚めて行きます。こんな信念のない対応を繰り返していたら、最後には国民にそっぽを向かれて折角の日 本再生も不可能になりかねません。
もう、安倍さんもそろそろ、腹を据えて日本を取り戻す覚悟を持って、本気で取り組んでもらいたいものです。左翼や在 日の雑音なんかもう相手にしないことです。
と、自民党にがっかりさせられましたが、余命さんがこれもやはり作戦の内と書かれてました。
余命3年時事日記 2015-06-28
通 報直前チェック①
…略
ところで、7月9日までとにかく引っ張りという作戦はまさに予定通りとなった。まさに、ものの見事に引っかかってし まった。
.....安倍晋三首相に近い自民党国会議員による会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が、県の地元紙2紙を「つぶさなあかん」と発言したことにつ いて、沖縄県選出の野党系国会議員が27日、那覇市内で記者会見した。
「報道・表現の自由に反するもので断じて看過できない」とし、「妄言」だとして発言の撤回と2紙への謝罪を求める声明を出した。
作家・百田尚樹氏の「本当に潰れて欲しいのは朝日新聞と毎日新聞と東京新聞だ」という発言を問題視したものであるが、要は一般人の言論の自由とメディア の報道と表現の自由をごちゃ混ぜにして都合良く解釈しているだけの話である。
これにつられてゴキブリがまたまた湧き出している。姿が見えたゴキブリの駆除は簡単だぞ!
ちなみに昨日のデモだが、「戦争法案反対」デモに山本太郎・菅直人・有田芳生・志位和夫・小西裕之・赤旗・維新の 党・SEALDsらが集結したそうだ。この件、安倍総理も公安も満面の笑みだそうだが「わかるかな?」「わかんないだろ うな!」…以下略
最近の左翼・マスコミ・在日の騒ぎ振りを見るとやはり焦りとも思えますね。これが本当であることを願いたいもので す。もし本当だったら安倍さんには脱帽です。まさに、日本の救世主でしょう。
ほんとうにそうであって欲し い!
まだ、こんなことをやっているようです。何 と、4番目の慰安婦歴史館だそうです。日本政府・外務省はこんなこと知らないのでしょうか。
これで、世界遺産問題でも譲歩したのが分かれば日本人の怒りは最高潮になりそうですね。いよいよ、外務省解体の必要 があります。
今は、多くの日本人が7月9日待ちで様子を見ている状態ですが、それ以後の動き次第で安倍政権は吹っ飛ぶ恐れもあり そうです。そんなことになったら、いよいよ、日本は終わりでしょう。何とか、左翼・在日の一掃が現実のものになってもら いたいものです。
Chosun Online | 朝鮮日報より 2015/06/24
韓 国・大邱に慰安婦歴史館 8月オープン
【大邱聯合ニュース】光復(日本による植民地支配からの解放)70年を迎える8月15日、 韓国南東部の大邱市に旧日本軍の慰安婦に関する歴史館「ヒウム日本軍慰安婦歴史館」がオープンする。
同市と慶尚北道の慰安婦被害者26人(生存者5人)の苦難の生涯と活動、地域で展開してきた慰安婦問題関連の運動の 歴史を紹介する歴史館だ。
慰安婦問題に関心を持ち続けてきた市民団体が設立計画を立て、資金を集め、5年余りで開館にこぎつけたことは、市民 運動の一つの成果にも挙げられる。
韓国で慰安婦に関する歴史館がオープンするのは京畿道広州市にある「日本軍慰安婦歴史館」、釜山市の「民族と女性歴 史館」、ソウル市の「戦争と女性人権博物館」に次いで4番目となる。
◇紆余曲折経て開館へ
歴史館設立事業は2009年12月、市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」が中心 となって日本軍慰安婦歴史館推進委員会が発足してから始まった。
慰安婦被害者が高齢となり亡くなっていく中で、市民社会が記念事業に目を向け、歴史館の設立を推進した。
事業の最大の壁は巨額の事業費だった。
2010年に被害者の金順岳(キム・スンアク)さんが亡くなる際に遺産の半分を社会福祉法人の社会福祉共同募金会 に、残りを歴史館の設立基金に寄付した。このときの寄付金約5800万ウォン(現在のレートで約650万円)が当時の事 業費の全てだった。
同団体は、歴史館設立事業を市民団体が主導するとしても、事業費は地方自治体や政府が負担すべきだと主張した。
しかし、政府がこれといった動きを見せなかったため、基金集めのための運動に乗り出し、収益事業の目的で立ち上げた ブランド「ヒウム」の製品を販売 し、その収益金をためていった。「ヒウム」は「希望を花咲かせる」という意味の韓国語の略で、歴史館の名前にも付けられ た。
その結果、2013年7月に土地と建物を購入し、歴史館の設計に取り掛かったが、事業費が当初の計画よりも膨れ上が り、完工時期も数回先延ばしされた。
資金難で歴史館の設立に支障が出ていることを知った女性家族部と大邱市が遅まきながらも2億ウォンずつ支援した。
約12億5000万ウォンの総事業費のうち、同団体が基金集のために展開したキャンペーンや製品販売の収益金が約7 億ウォンで最も高い割合を占める。
◇ 植民地時代の日本家屋が歴史館に
大きな工事が終わった歴史館では、8月のオープンを前に内装を整える作業が行われている。
同団体は、日本による植民地支配からの解放後、日本人が残していった建物を購入し、歴史館として生まれ変わらせた。
建物は1920年代に建てられたもので、植民地時代の残滓(ざんし)ではあるものの、歴史性と場所を生かすという意 味で新築ではなく改築を選択した。建物の外観はもともとの雰囲気を残した。建物が古いため修繕箇所が多く、新築よりも時 間と努力が必要だった。
歴史館は地上2階、全体面積は約280平方メートルで、展示室、映像室、教育室、収蔵庫などがある。
1階の常設展示室は、大邱市と慶尚北道の慰安婦被害者と慰安婦問題解決に向けた運動に関する資料を展示する。映像室 では被害者の証言やさまざまな活動を映像で紹介する。
2階の企画展示室は特別展示のための空間だ。教育室では慰安婦問題や平和、人権に関する講座などが開かれる。収蔵庫 には同団体が保有する国家記録物が保管される。
1階から2階へ続く階段は、金さんをはじめ被害者の作品を展示するギャラリーとなっており、屋上広場は公演や野外展 示などのイベント空間として使われる。
同団体のイ・インスン事務処長は「慰安婦被害者のうち生存者は過去の歴史が清算されないまま忘れられてしまうのでは ないかと恐れているようだ。歴史館を訪れる市民、特に青少年に被害者の苦痛と慰安婦問題の解決について関心を持ってもら いたい」と語った。
それにしても、韓国というところは、本当に無駄遣いが好きですね。そんなことをやってる暇があるのなら、国家の崩壊 の方を心配したらどうでしょう。他人事ながら同情します。これも、教育の恐ろしさでしょうね。
教育で洗脳されているので、自分たちは正しいことをやっていると信じているのでしょう。それとも、分かっているが、 日本を貶める為には何でもすると言う性根でしょうか。
いずれにしても、もう猶予は無いですね。一日も早い国交断絶を断行しましょう。
待ちに待った中国崩壊がいよいよ始まったのでしょうか。中国の株式市場の下落が来ました。このまま、落ちるところまで落ちて、本当の崩壊になってもらいたいものです。
これに金をつぎ込みたくてAIIBの期限を延ばして何とか日本を引き入れようとしたのでしょうが、とうとう間に合わなかったようです。
SankeiBizより 2015.6.26
【上海株暴落】中国バブル相場崩壊の前兆 前週から下げ止まらず 「所得倍増計画」に黄信号
【上海=河崎真澄】中国で株式市場の下落が止まらない。上海市場全体の値動きを示す上海総合指数は26日、前日終値比7.4%の急落となる4192.9で引けた。前週末19日の終値からみて、連休明け23日からの4日間で6%を超える下落だ。
その前週は5日間で13%も暴落。2008年のリーマン・ショック以来の大きな下げ幅で、市場関係者は「バブル相場崩壊の前兆ではないか」とみている。製造業などは軒並み不振で、実体経済の裏打ちのない株式相場の脆弱性が浮き彫りになった。
上海では昨年11月の2年4カ月ぶりの利下げや、香港との株式相互取引スタートを材料に、携帯電話などで1日に何度も短期売買を繰り返す個人投資家が 中心となって買いが殺到。2度の追加利下げによる金融緩和期待なども膨らんで、今月12日には年初来最高値の5178.2を付けた。
しかし、リスクの高い信用取引への規制強化や金融政策の先行きに対する懸念が広がった。「半年以上にわたる上昇相場が勢いを失うとの高値警戒感から2 週間で個人投資家の多くがパニック売りに走った」(市場関係者)という。26日は深センも総合指数が7.9%下落。香港ハンセン指数が1.6%下げて中国 株はほぼ全面安の展開だった。
日米欧などの市場が機関投資家中心なのに対し、中国は市場の8割が売買経験の少ない個人投資家という状況で、わずかな材料でも相場が大きく変動する。
その分、身近な経済政策に敏感に反応する。経済アナリストによると新たに不安視され始めたのは、「2020年に名目の国内総生産(GDP)と個人所得を10年比で倍増させる」と中国共産党が12年11月に打ち上げた公約に“黄信号”がともり始めたこと。
共産党と政府が年内にも策定する16年からの「第13次5カ年計画」で、年率の成長率目標が現行より0.5ポイント低い6.5%に設定される、との報道が相次いでいる。
市場では11~15年の第12次5カ年で設定された目標と同じ7.0%を継続しなければ、GDPも個人所得も倍増計画の達成は難しいとの見方が主流。 株式以外に頼みの綱の不動産市況も低迷続きだ。このため、成長率目標の見直し観測で個人投資家は所得倍増計画は達成できず、株式市場も伸び悩むとみて資金 を預金に戻すケースが増えてきた。
思惑買いのバブル相場となった中国株は、個人投資家の失望感とともに引き潮が始まったようだが、下落局面が週明け以降も続けば鈍化傾向にある中国の製 造業や不動産などの資金調達にも影を落とし、実体経済の足を引っ張る。東京やニューヨークなどの市場にも飛び火する懸念があり、市場は警戒を強めている。
韓国の崩壊もすぐそこまで来ているようですし、中国も一緒に逝ってくれると日本にとっては最高の展開となるのですが、余り、今の段階で喜んでぬか喜びになっても困りますので、もう少し様子を見ないといけませんね。
それにしても、これが本当になって、7月9日の余命作戦で在日、左翼マスコミ、左翼議員の一掃まで実現したら、日本にとってはこれ以上望むことは無いのですがそんなに上手く行くでしょうか。
と言うか、そうならない限り、日本の再生は難しいのじゃないでしょうか。つまり、それ程までに日本の危機は大きいと言うことです。戦後のGHQ作戦やそれを見て見ぬふりをして手を打ってこなかった自民党の責任でもあるでしょう。
それだけに、この作戦が成功しない限りは日本は崩壊の道へとまっしぐらかもしれません。もう成功を祈るしかないのかも。
マスコミと野党が大喜びではしゃいでいます。 本当に日本はもう堕ちるところまで堕ちたとしか言いようがないですね。
自民党も今の時期にどうしてこんな突っ込まれるのが分かっているようなことをやるのでしょうか。これも、脇が甘いと しか言いようがないですね。それと も、逆に騒がせて、7月9日以後に、一斉に整理するつもりなのでしょうか。それなら、大したものですが、そこまで考えて いるとは到底思えません。
言ってることは全部正しいのですから、表に出ないように裏で動けば良いのに、それも今までやってこなかったから、あ いつらがここまで調子に乗ってしまったのでしょう。全ては、自民党の、今までの事なかれ主義が齎した結果であることは間 違いないでしょう。
安倍さんが、折角追い詰めようと密かに動いているのにわざわざ足を引っ張るとは余りに浅はかですね。それとも、安倍 さんからの指令でもあったのでしょうか。
朝日 新聞デジタルより 2015年6月25日
「経 団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会
安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会 「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・ 党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きか けて、メディア規制をすべきだとの 声が上がった。
出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」 「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意 見が出た。
初会合には37人が参加した。官邸からは加藤勝信官房副長官が出席し、講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏が招か れた。同会は作家の大江健三郎氏が 呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗するのが狙い。憲法改正の国民投票まで活動を続けたい考えだと いう。
朝日は嬉しすぎたのでしょうか、少し抑え気味ですね。どうせ、何か企んで、これから大騒ぎするのでしょう。
こちらが詳しく書いてくれています。
日刊スポーツより 2015年6月25
百 田尚樹氏「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」発言
安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本 部で開いた。
安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。講師として招い た作家の百田尚樹氏に助言を求める場面も目立った。
出席者によると、百田氏は集団的自衛権の行使容認に賛成の立場を表明した上で、政府の対応について「国民に対するア ピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ」と指摘した。
出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団 連に働き掛けてほしい」との声が上がった。
沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田氏は「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あっ てはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。
懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。
出席者の一連の発言について、自民党中堅は「自分たちの言動が国民からどのような目で見られるか理解していない。安 保法案の審議にマイナスだ」と指 摘。公明党幹部は「気に入らない報道を圧力でつぶそうとするのは情けない。言葉を尽くして理解を求めるのが基本だ」と苦 言を呈した。(共同)
毎日は嬉しさを隠し切れないようです。
毎日新聞より 2015年06月 25日
自 民党:安保法案で報道批判続出…改憲派の勉強会
安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本 部で開いた。安全保障関連法案に対 する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。講師として招いた作家の百田尚樹氏に助言 を求める場面も目立った。
◇議員「マスコミこらしめるには広告料収入なくせばいい」
出席者によると、百田氏は集団的自衛権の行使容認に賛成の立場を表明した上で、政府の対応について「国民に対するア ピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ」と指摘した。
出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団 連に働き掛けてほしい」との声が上がった。
沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田氏は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あっ てはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。
懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。
出席者の発言について、自民党中堅は「自分たちの言動が国民からどのような目で見られるか理解していない。安保法案 の審議にマイナスだ」と指摘。公明党幹部は「気に入らない報道を圧力でつぶそうとするのは情けない」と苦言を呈した。
◇報道・表現の自由への挑戦
琉球新報社の潮平芳和編集局長の話 百田氏が何を論拠にしたのか明確ではないが、「つぶさないといけない」という発 言は沖縄2紙のみならず、国内のマス メディア全体の報道・表現の自由に対する重大な挑戦、挑発である。沖縄の現状を全く理解しておらず、残念である。琉球新 報は今後とも不偏不党、言論の自由 を重んじ、公正な取材活動と報道に努める。
◇断じて許すことできない
沖縄タイムスの崎浜秀光編集局次長の話 安全保障関連法案は「憲法違反」との指摘が相次ぎ、反対する世論の広がりに 対するいら立ちが(百田氏の発言に) 出たと言わざるを得ない。70年前の沖縄戦で、沖縄は本土の「捨て石」にされた。「中国に取られれば目を覚ますはずだ」 との発言は、再び沖縄を捨て石にし ようとする発想で、断じて許すことができない。(共同)
2015年06月25日
百 田氏発言:安倍首相「事実なら大変遺憾だ」 2015年06月26日
◇「沖縄2紙をつぶせ」 平和安全法制特別委の集中審議で
自民党の25日の勉強会で、安全保障関連法案に関して作家の百田尚樹氏らから「沖縄2紙をつぶせ」など報道機関に圧 力をかけるような発言が出た問題で、 安倍晋三首相は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の集中審議で「報道が事実なら大変遺憾だ。(勉強会は)党の正式 会合ではない。有志の会合だ。発言 がどのように報道されたかは確認する必要がある」と述べた。
首相は事実関係を確認していないとしたうえで、「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義 を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と理解を求めた。
勉強会に参加した加藤勝信官房副長官は「(百田氏は)作家としての立場で話していた。そうした視点の意見は拝聴に値 すると思った」と理由を説明した。
菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」と強調。米軍普天間飛行場 (沖縄県宜野湾市)の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由 だと考える」と述べた。
加藤官房副長官の出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」と問題視しない考えを示した。
政権内からも会合への批判が出ている。石破茂地方創生担当相は「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかね ないようなことは心していかねばなら ない」と批判。山口俊一沖縄・北方担当相は「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」と述べた。宮沢洋一 経済産業相も「報道の自由を脅かす ようなことは適当ではない」と述べた。
与党内でも懸念する声が上がっており、谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で「メディアに対して批判、反論はあっ ていいが、主張の仕方にも品位が必要 だ」と苦言を呈した。公明党の井上義久幹事長も記者会見で「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべ きだ」と批判した。
また、民主、維新、共産3党は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の理事会で、会合について抗議した。自民党側 は陳謝した。
民主党の長妻昭氏によると、自民党の江渡聡徳筆頭理事が「謝罪する」と述べ、浜田靖一委員長も「しかるべき人に注意 したい」と語った。
浜田靖一委員長は26日午後の特別委冒頭で、百田氏らの発言について「確認したところ、そのような趣旨の発言があっ たことが分かった。私としては、はなはだ遺憾であると存じている」と述べた。【高本耕太、村尾哲】
百田さんが、ツイッターでこの件を語っています。百田さんの言われたことには全面的に賛成ですが、マスコミ殲滅作戦 の為の仕掛けがあるのなら良いのですが、何もないのなら、やはり、今は、敵を喜ばすだけだったのじゃないでしょうか。
百田尚樹(@hyakutanaoki)さん | Twitter
今日、自民党の本部で、自民党の若手の有志らによる「文化芸術懇話会」で講演した。講演の最初の2分くらい報道陣が いたので、その2分で、マスコミはどうあるべきかを話した(^_^;)
ギャグで言った言葉を切り取られた(>_<)
しかも部屋の外から盗み聞き!
卑劣!
それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。しかし、 正規の取材じゃなくて盗み聞きを記事にするのは、ルール違反だし、卑劣だろう!
沖縄の二つの新聞社はつぶれたらいいのに、という発言は講演で言ったものではない。講演の後の質疑応答の雑談の中 で、冗談として言ったものだ。
しかし、その部分だけ文字で書かれると、百田尚樹はキチガイに見えるなあ。
そう見えるように書いてるのやろうけど(^_^;)
頭の悪い私には、何故今の時期に敵に塩を送るようなことをしたのか、分かりませんが、もし、殲滅作戦であるなら素晴 らしいのですが、どうもそれ程頭の良さそうな議員もいないように思えて仕方ありません。
それにしても、これを直に喜んで取り上げて安倍さんを攻撃している民主党って本当に何処の国の政党なのでしょうか。 この議員達もマスコミと一緒に一刻も早く殲滅しないと、本当に日本は滅亡しますよ。
いよいよ、アメリカが台湾を見直す気になった ようだと第 367回の「米国のアジア政策見直し」で書きましたが、今度は宮崎さんが取り上げてくれています。
いよいよ台湾が変わる可能性がありそうです。何とか、これが実現して、台湾の人達が本気で独立を進めてくれたらいい のですが、そうは簡単でないようです。
本当は、ここで、アメリカと日本が中国を切って、台湾の独立を全面的にバックアップする覚悟があれば良いのですが、 やはり、どうもそこまで踏み込む度胸は無いようです。
「宮 崎正弘の国際ニュース・早読み」より 平成27年(2015)6月23日(火曜日)弐 通算第4585 号
国民党は次期総統選挙に勝ち目がないと判断したようだ
蔡英文を米国も後押しか、国民党候補は「馬英九より救いのない統一派」
今週の『TIME』誌(6月29日号)の表紙をみて「あっ」と声をあげた。
台湾民進党党首の蔡英文ではないか。しかも、「彼女は中華語圏で唯一人、民主主義を主導出来る」と過剰とも言える形容詞 が添えてある。
先日、蔡英文がワシントンを訪問した際、これまで冷たくあしらってきた、この野党候補を国務省はビルの中に招き入 れ、懇談した。
異例のことである。TIMEには彼女が乗ったヴァンの写真も配された。
七年前の総統選挙では、米国は国民党に肩入れし、野党民進党の続投をくじいた。ダグラス・パールを選挙直前に台北へ 派遣し、米国の国民党支持を示唆し たのだ。理由は「現状を変更するいかなる試みにも反対」、要するに台湾独立をいうな、と内政干渉である。多くの台湾国民 は米国の態度に失望した。
三年前の総統選挙にも蔡英文は敢然と挑んだが、大企業の支援を得られず、大差で敗れた。
中国はダライ・ラマ猊下を『ダライ』と呼び捨てるように、彼女の名前さえあげず、「トラブルメーカー」であり、「分 裂主義者」とレッテルを貼った。
事情が変わったのは、昨年三月の「ひまわり学連」、ひきつづき香港の若者等の『雨傘革命』に勇気つけられ、台湾の民 衆が国民党支配の桎梏から脱出しようという強い、静かなうねりである。
従来考えられなかった素人の政治運動が地下から湧き出ずるかのように、大きな流れを形成してきた。
国際環境も激変した。
南シナ海をめぐる中国の侵略主義にアセアン諸国が中国批判に転じた。米国が中国を正面から非難するようになり、すっ かり台湾の中国観も変わったのだ。
しかし選挙のイシューから『台湾独立』はかき消え、「住宅価格が高いのに賃金が上がらない」「台湾経済の空洞化」と いう難題を政治がいかに克服するの かということ、蔡英文への支持は末端から若人に広がるが、「依然としてビッグビジネス(台湾財界)からの支援がない」 (タイム誌)。
蔡英文は意図的に「台湾独立」を主張せず『現状維持』を汲々と訴え続ける。
それでも民進党の牙城である台南、高雄ばかりか、昨秋の統一地方選挙では台中、桃園、台北を抑え、国民党が抑えたのは、 新北市長ただひとつという国民党にとっての惨敗となった。
こうして来年一月の総統選挙で民進党勝利の見通しがでてきた。
理由は馬英九の不人気(支持率わずか9%と、朴権惠より低い)、国民党の自滅的内紛により、本命の朱立倫(新北市 長、国民党党首)が不出馬となって、かわりに国民党候補が洪秀柱(女性、67歳、国会議員連続八期、国会副議長)となっ たことだ。
洪は、馬英九より思想的に右、外省人であり、しかも「統一」を主張する政治家である。タイムは辛辣に彼女を評して、 「唐辛子という渾名だが、小柄であり、子犬のように振る舞うので、phDをもつ政策通の蔡とは対照的である」と書いた。
このタイムの記事を全文が翻訳されているそうですが、その投稿をあくる日に宮崎さんが取り上げてくれています。ここ に、アメリカの弱腰の理由が書かれていました。
「宮 崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成27年(2015)6月24日(水曜日) 通算第4586号
●読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
(読者の声1)貴誌前号の『TIME』を飾った蔡英文特集ですが、日本李登輝友の会台北事務所により全文が翻訳さ れ、公開されています。
以下の通りです。…中略
米国は、台湾関係法に則り、仮に台湾が武力攻撃を受けた場合、台湾を防衛する義務がある。台湾は米国にとって正式な 同盟国ではないものの、長期にわた る友邦であるが、その友好関係の強さが中国の発展によって試されている。米国は正直なところ、台湾の、特に若者たちが中 国への警戒心を高めていくことに頭 を痛めている。台湾と中国が衝突することになれば、自ずと米国も巻き込まれることになるからだ。…以下略
何とも情けないアメリカです。やはり、アメリカは徹底的に中国を叩く覚悟は無いようですね。大東亜戦争からずっと中 国に対する考えに甘さがあるようです。その間違いに気が付いているはずなのに、経済での損失が怖くて腰が引けているので しょうか。
日本と同じで売国経済界の言うがままなのでしょう。どこかで、決断しないといけないと思うのですが、その覚悟は無い ようですね。
本当は、日本とアメリカ・台湾の経済界が全面撤退すれば戦争なんかしなくても中国は崩壊するのが目に見えているのに それをやらないのですから、日・米・台ともに目先の利益が一番の売国奴ばかりなのでしょう。残念なことです。
ここは、じっと我慢して中国の崩壊を待つしかないのかも。尤も、そう遠くはないと思いますが。
とうとう追い詰められて、日本にすり寄ってきたかと、第747回の「段々追い詰められる韓国段々追い詰められる韓国」で書きながらも、何か企んでいるのじゃないかと疑いましたが、やはり、裏で動いていたようです。
何と、又しても天皇陛下を提訴という日本のタブーに踏み込んできたようです。李明博と同じですね。これで、益々、日本人の嫌韓が広がるでしょう。
産経ニュースより 2015.6.23
【慰安婦問題】元慰安婦が天皇陛下や安倍首相、産経新聞などを提訴の構え 2000万ドルの損害賠償 米国の裁判所に
【ソウル=名村隆寛】聯合ニュースによると、韓国の元慰安婦の女性らが23日、共同生活する京畿道広州の施設「ナヌムの家」で記者会見し、日本政府が7 月までに謝罪と慰安婦問題の積極的解決策を示さない場合、2000万ドル(約24億7000万円)の損害賠償訴訟を米サンフランシスコ連邦地裁に起こす方 針を明らかにした。
訴訟対象は、天皇陛下と安倍晋三首相、三菱重工業などの米国進出企業のほか、産経新聞も含む計画だという。
余りにあっさりした記事なので探して見ると、詳しく書いてくれているところがありました。ソース元は韓国の新聞のようです。
厳選!韓国情報より 2015年06月23日
慰安婦らが天皇陛下相手に提訴「日王は謝罪しなさい」
1: 蚯蚓φ ★@\(^o^)/ 2015/06/23(火) 19:32:56.43 ID:???.net
(京畿広州=ニュース1)キム・ピョンソク記者=日本軍慰安婦被害ハルモニらが23日、京畿広州のナヌムの家で‘慰安婦被害者国際訴訟および韓日修交50年に対する被害者の立場'を発表した。
この日午前11時に開かれた記者会見でハルモニらは「今は言葉より行動が必要な時で、日本軍慰安婦被害問題は現在と未来の問題」として日王の謝罪と日本の賠償を促した。
この日、記者会見にはイ・オクソン、カン・イルチュル、ユ・ヒナム、パク・オクソン、イ・ソンホなど被害ハルモニと故キム・スンドク、ハ ルモニの息子ヤン・ハンソク氏など遺族、米国訴訟法律代理人キム・ヒョンジュン弁護士、ナヌムの家アン・シングォン所長などが参加した。
キム・ヒョンジュン弁護士は来月初め、米国サンフランシスコ連邦裁判所に提起する慰安婦被害補償集団訴訟と関連、「日本の過去の責任だけ でなく現在の責任を問うて、世界の良心と共に進む」と話した。彼は「訴訟は第二次大戦当時、我が国で犯した戦争犯罪に対する最終責任を誰が負うかを問うこ と」とし、「日本政府と戦犯企業だけでなく日王を訴訟当事者に定めた」と明らかにした。
訴訟は当初、ユ・ヒナム、ハルモニを代表にして進める予定だったが、遺族が追加参加し当事者は現在12人に増えた。キム弁護士は「国内外 の被害者の方々が追加で合流することを期待して原告を特定しない計画」と明らかにした。彼は最小千人から最大1万人以上増えると予想した。
キム弁護士は「今回が最後という切迫した心情で訴訟を提起することにした。日本政府の態度に変化がない状況で、ハルモニらが亡くなって真実が埋もれることが残念な気持ちで訴訟を準備している」と話した。
勝訴の可能性を訊ねる質問には「高い」と断言した。ルワンダ内戦などで戦争性犯罪に対する国際規範が多く蓄積し、アメリカ国内世論も大きく改善された点を理由に上げた。
▽ナヌムの家で開かれた「韓日修交50年に対する被害者の立場」記者会見でカン・イルチュル、ハルモニが発言している。
キム弁護士は「日本政府から満足できるほどの謝罪と前向きの措置が得られるなら訴訟を継続する理由はない」として訴訟提起理由が日本の謝罪であることを明確にした。
ナヌムの家アン・シングォン所長は「日本の歴史歪曲などでハルモニたちの苦痛は70年が過ぎた今もそのまま続いている。こういう犯罪的行為に日王など当時の日本指導者がどこまで関与したのか今回の訴訟を通じて明らかになることを期待する」と話した。
ソース:ディオデオ(韓国語) 日本軍慰安婦被害お婆さん、"日王は謝罪しなさい "…国際訴訟申し立て
ここまでやってくれると、流石の目覚めない日本人も少しは怒りを感じるのじゃないでしょうか。考えようによっては、すり寄りの誤魔化しがはっきりして良いのじゃないでしょうか。甘い顔を見せると又してもたかろうとする韓国に騙される人たちも目が覚めるでしょう。
どうあっても、一日も早い国交断絶が必要です。それ以外に日本が再生する道は無いでしょう。こんどこそ、騙されるな。
太陽光発電のコストダウンのネックの大きな要 因にパネル自体のコストもありますが、第 5725回の「新しい架台の開発」などで何度も書いてきたように、パネルを取り付ける架台や設置工事費が 中々削減できないことがあります。
それだけに、出来るだけコストを抑えるのに良さそうだと、単管パイプに注目していたのですが、やはり、強度的な問題 がありそうですね。
今回の、群馬での突風による被害にあった太陽光発電の設備が単管パイプで設置された者でした。この、映像は影響が大 きそうですね。これを見ると、単管パイプでの設置を考えていた人達も考え込みそうですね。
割り切って、こんなことは滅多にないのだから、リスクは仕方ないと割り切れるかどうかでしょうか。それとも、単管パ イプでも十分な強度を持てるような設置方法を考えるかですね。
テレビ朝日より 06/16
群 馬で突風被害相次ぐ 太陽光パネル600枚が…
15日午後4時ごろ、群馬県内で突風やひょうが発生し、住民から通報が相次ぎました。前橋市では、住宅の屋根が吹き飛ばされて電柱に引っ掛かったり、 木が倒れたりしました。伊勢崎市内では下触町の公園で、野球場に設置されていた高さ約6mのネットが倒れました。市場町 の病院では多くの窓が割れたほか、 三和町では太陽光発電のパネル約600枚が飛ばされました。
ソーラーパネル所有者:「まだ1カ月経ってないんですよ、これが完成して。まさか、こんなことになってい るとは思わなかった」
警察によりますと、伊勢崎市内で、軽自動車2台がそれぞれ突風にあおられて横転し、2人がけがをしました。16日も午後から北日本や東日本の内陸を中心 に大気の状態が不安定になるため、急な雷雨や竜巻、突風、ひょうなどに注意が必要です。
動画はこちらの方が分かり易いかも。
www.fnn-news.comよ り 06/15
群 馬・伊勢崎市や前橋市で突風 少なくとも2人のけが人を確認
産経新聞も取り上げていました。
産経ニュースより 2015.6.15
群 馬・伊勢崎で突風被害相次ぐ 車横転で女性1人けが 3300世帯が停電
15日午後4時ごろ、群馬県伊勢崎市や前橋市で突風が発生し、被害が相次いだ。伊勢崎市市場町では軽乗用車が横転し 田んぼに転落し、運転手の女性 (61)が軽傷。近くでは別の乗用車も横転して男性(74)が軽傷を負っているという。群馬県や県警が被害の全容を調べ ている。
伊勢崎市によると、赤堀今井町では老人ホームの窓ガラスが割れるなどの被害が出た。下触町(しもふれい)の赤堀西部 スポーツ公園では、長さ約30メー トルにわたり設置された高さ約6メートルのネットと支柱が倒壊。三和町ではソーラー発電設備のパネル約200枚が飛ばさ れ破損した。このほかにも民家車庫 のシャッターが飛ばされたり、市営住宅の屋根瓦が飛ばされたりする被害が相次いだ。
前橋市でも住宅や公民館の屋根が飛ばされる被害が出た。国道50号では倒木で電柱が倒され、電線から煙が出た。渋川 市でも空き屋の木造小屋が全壊。みどり市では、突風の前兆である積乱雲に伴う落雷が原因とみられる住宅火災が発生した。 けが人は出なかった。
東京電力によると、伊勢崎市などで約3300軒が最大約3時間にわたり停電した。高圧線が断線しており突風の影響と みられる。
コストダウンと強度は常に相反するものなのでどちらを取るか決めるしかなさそうです。とは言いながら、やはり、長い 間使うものだけに耐久性を捨てるのは危ないですね。
何と言っても、最近は日本でも竜巻の被害が増えているような気がしますし、台風も早くから上陸することが多くなって いるようなので、リスクは大きくなっているのじゃないでしょうか。
これも、温暖化の所為と言われてますが、その温暖化を防ぐための太陽光発電が温暖化の所為で破壊されたのじゃ何にも なりませんね。
やはり、コストダウンと耐久性を備える設備の開発を待つしかないのかも。
どこまで広がるのかFIFAの汚職問題 と、第 725回の「救いようのないFIFA」や第 730回の「ワールドカップ2002、韓国の正体」で取り上げてきましたが、少し落ち着いてきたのか続報が 減ったなと思っていたら、今度は、とうとう日本にも疑惑が飛び火して来たようです。
少し前の記事ですが、その後、どこも後追い記事が無いように思えるのですが、これも、マスコミが韓国絡みで自粛して いるのでしょうか。
SANSPO.COMより 2015.6.19
元 日本協会会長、W杯日韓大会招致後に謝礼金か 1億8500万円と報道
サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会招致決定後、日本サッカー協会会長を務めていた長沼健氏が南米 サッカー連盟に投票の謝礼金として 150万ドル(約1億8500万円)を00年に渡していたとスペインのスポーツ紙アス(電子版)が19日付で報じた。南 米連盟で15年間働いた元職員の話 としている。長沼氏は08年に死去した。
元職員はかつて国際サッカー連盟(FIFA)理事を務め、米司法当局に起訴されて自宅軟禁下にある南米連盟のニコラ ス・レオス元会長が、世界中から集まった金を着服してきた実態を明らかにしている。
謝礼金は南米の各国協会に分配する予定だったが、120万ドルをレオス元会長が個人口座に入れて20万ドルが南米連 盟の事務局長、10万ドルがFIFAとの渉外担当を務めた南米連盟職員に渡ったとしている。
この報道に対し、日本協会の小倉純二名誉会長は「それはあり得ない。どうしてそんな話になるのか」と否定。FIFA 理事を務める日本協会の田嶋幸三副会長は「分からない」と困惑した様子だった。(共同)
韓国に共同開催に追い込まれただけでなくこんなに大金まで取られていたとなると、日本の協会の不甲斐なさには驚きで すね。当事者が亡くなっているとなると、真相は有耶無耶にされるのでしょうか。
あの韓国べったりのサッカー協会だけにありそうに思うのは私だけではないでしょう。もっと、追い詰めて欲しいもので すが、マスコミがその気が無いよう では日本ではどうにもならないかもしれません。ここはやはり、アメリカに頑張ってもらって、膿を出し尽くしてほしいもの です。
それにしても、渡す方も渡す方ですが、ピンハネも凄まじいですね。やはり、外人さんは日本人とは悪もスケールが違う ようです。
もう一つ、スポーツに関する気になる記事がありました。何と、この期に及んで韓国でユニバーシアードが開かれるそう です。参加見合わせの国も出ているようですが、日本はどうするのでしょう。
韓国汚染の日本スポーツ界ですから喜んで参加するのでしょうか。何となく、ありそうですね。本当に、日本のスポーツ 界は腐り切っているのでしょうか。
レコードチャイナよ り 2015年6月23日(火)
韓国・光州 ユニバに「悲報」続々、北朝鮮が不参加表明、ロシア・香港の一部選手もMERS懸念で参加見合わせ―中国メディア
23日、中国・環球網は、7月3日に開幕する韓国・光州夏季ユニバーシアード大会に、北朝鮮が不参加を表明し、一部の国は中東呼吸器症候群を理由に選手団 の規模を減らすなど、「悲報」が相次いで飛び込んできたと報じた。写真は韓国国旗。
2015年6月23日、中国・環球網は、7月3日に開幕する韓国・光州夏季ユニバーシアード大会に「悲報」 が相次いで飛び込んできたと報じた。
23日付の韓国・中央日報によると、北朝鮮は大会への不参加を決め、一部の国は中東呼吸器症候群(MERS)を理由 に選手団の規模を減らすことになった。
大会組織委員長を務める光州市の尹壮鉉(ユン・ジャンヒョン)市長は22日の記者会見で、北朝鮮が19日午後6時 31分に「大会参加は難しい」という内容 の電子メールを送ってきたと明らかにした。尹市長は「北朝鮮の決定は遺憾だが、韓国側は開かれた心で最後まで北朝鮮の参 加を期待し要請する」と話した。
北朝鮮は3月、国際大学スポーツ連盟(FISU)に大会参加申請書を提出し、6つの個人種目と2つの団体種目に、選 手75人と役員33人の計108人を派 遣する意向を明らかにしていた。北朝鮮が不参加を決めたことにより、すでに組み合わせ抽選が終わっていたハンドボールと 女子サッカーは再抽選を行うことに なる。
女子新体操世界ランキング1位のマルガリータ・マムーン(ロシア)は21日、MERS感染への懸念からユニバ不参加 を表明した。ロシアの器械体操チームも ユニバには参加しない。香港もMERS懸念から体操やボートなど6種目27人が参加を見合わせ、選手団規模は93人から 66人に減った。(翻訳・編集/柳 川)
きっと中止はしないのじゃないかと思ってたら、何と他にも大会があるようです。今度は卓球です。
スポニチ より 2015年6月25日
MERS 予防で指令 卓球韓国オープン出場の日本選手団外出禁止
卓球のワールドツアー・韓国オープン(7月1日開幕、仁川)に出場する日本選手団に、現地での外出禁止指令が出てい ることが24日、分かった。
中東呼吸器症候群(MERS)の感染を予防するため。日本卓球協会は選手団用のマスクを大量に準 備しており、万が一、帰国後に発熱などの症状が出た場合は、すぐに協会に報告するように義務づけている。
男女代表ともに、23日までに出場選手への注意喚起を済ませた。男子の倉嶋洋介監督(39)、女子の村上恭和監督 (57)は「試合会場とホテル以外は出歩かないように伝えました」と説明した。
流石、日本の協会です。外出禁止指令を出すくらいなら出場を辞退すべきでしょう。そこまでして参加したいのはやはり 何か弱みでも握られているのでしょ うか。選手が余りにも気の毒ですね。もし、感染でもすれば、どんな責任を取るつもりなのでしょうか。きっと、有耶無耶で 済ますのでしょうね。やはり、日本 のスポーツ団体は、選手の為にあるのじゃないようです。
前の防衛大臣だった小野寺五典が内閣改造で交代させられたのに、何でだろうと思いましたが、ネットなどでは、醜聞がありそうとの噂もあり、仕方なかったのかと渋々納得させられていました。
その小野寺さんが素晴らしい国会質問をしてくれています。
何時も、詳細な資料を挙げて素晴らしい記事を書いてくれる「東アジア黙示録」さんが、今度も、小野寺さんの質問を詳細に取り上げてくれ、後半では、それでも、日本の足を引っ張る左翼達を非難してくれています。
アップしてくれていた質問の動画を見れば、如何に、集団自衛権が日本にとって必要かが良く分かります。これでも反対する野党はやはり、悪魔に魂を売った反日売国奴としか表現のしようがないですね。
例によって、画像も沢山ありますので、是非、リンク元で全部を読んでください。日本中の人がこの現実を知るべきでしょう。
東アジア黙示録より 2015/06/23
本当の戦争協力者が騒ぎ出す…安保法制議論のロスタイム
約1ヵ月の延長戦が決まった安保法制国会。野党が妄想モードで議論から逃げる中、反日メディアも常套手段が使えない。そして、本当の戦争協力者たちが空騒ぎを繰り広げる。
独立間もない東ティモールの首都ディリが騒乱状態に陥った2002年12月。PKOで派遣されていた自衛隊の駐留部隊は、重大な決断を迫られた。
ディリ市内各地で暴動が多発する中、現地日本人会から救援要請があったのだ。いわゆる駆けつけ警護。それは現行法では認められていない。しかし、現地指揮官は独自の判断の下、救出に向かった。
そして、UN事務所の職員や料理店スタッフら日本人17人に加え、7カ国24人の外国人を救出。自衛隊の宿営地に無事移送し、保護することに成功した。
「人道的判断で出動した」
日本メディアの追及に対し、PKO部隊の指揮官は、そう語った。防衛庁には「人員輸送」として報告されたという。この自国民の救出をも阻む法の壁に、PKO最高司令官のマレーシア陸軍中将は、驚いた。
「自衛隊の行動規定は国際常識と大きくかけ離れており、見直しが必要だ」
他国の軍人が呆れるのも当然だ。この時、現地の自衛隊部隊は、違法行為を行ったのではなく「視察」名目で出動した。それは、自らの危険を顧みない覚悟の行動だった。
被害を受けない限り、迎撃できない。危険を排除しながら目的地に移動するという常識的な対処すら不可能なのだ。ディリの救出作戦は無事に終わったが、相手が武装集団であれば、被害は免れなかった。
日本政府も立法府も、こような事例があったにも拘らず、10年以上も放置してきた。それを改め、国際常識を合致させようとするのが、今国会の安保法制だ。
【自衛隊員の悲壮な覚悟】
6月18日の国会質疑で、小野寺五典元防衛相は13年前の東ティモールのケースを紹介したが、それは特殊な例ではなかった。ある自衛隊員は、救出活動に踏み切る覚悟をこう語ったという。
「危険と判っていても自らの判断で、例えば情報収集という名目で、武装集団がいる現場に赴き、我が身が攻撃を受けたことをもって、立ち向かう。そして振り向いたら偶々、日本のNGO職員がいた…」
現状でも、自衛隊PKO部隊は独自判断で、駆けつけ警護を行う。宿営地の隣で襲撃されてるNGO職員らを見捨てることはしない。ただし最初に、自分の身を危険に晒す必要があるのだ。
襲撃中の武装集団を背後・遠方から攻撃するのではなく、まず間に割って入る形にしなければならない…被害覚悟の非常識な行動だ。それは、公海上の邦人輸送でも同じだという。
近隣諸国で有事が発生した場合、邦人が米軍輸送艦に乗船して日本を目指すことが想定される。その際に米輸送艦が攻撃が受けても、附近に展開する海自護衛艦は何も出来ない。では、どうするのか?
「大臣当時、現場の隊員に聞いてみたが、答えは悲しいものだった。攻撃を受けている艦の間に自分の艦を割り込ませ、敵の攻撃を受けたことをもって反撃し、日本人を乗せた米輸送艦を守る」
邦人輸送は日米の防衛協力ガイドラインにも規定され、共同訓練も繰り返し行われている。その一方で、立法府は矛盾を放置してきた。邦人が乗る米輸送艦の防護が、集団的自衛権の行使に該当する為だ。
紛争発生時は、航空機・民間船の往来が途絶え、軍艦艇での邦人脱出が頼みの綱となる。だが、海自護衛艦による米輸送艦の防護は、国際法上、集団的自衛権の行使と解釈されてしうまう。
▽元防衛相によるパネル解説6月18日
朝鮮半島有事を想定した場合、在留邦人が最後に頼るのは、半島駐留中の米輸送艦だ。最近になって南鮮政府が海自艦艇の接岸を“許可性”にする方針を打ち出していることからも、法整備が急がれる。
その中、野党が繰り出す質疑は抽象論に終始し、最早、妄想を披歴する場所となった。
【野党議員質疑の小並感】
「日本国民も聞いていますし、多くの自衛官の家族も聞いています。ぜひ議論について真摯な国会を、野党の皆さんにもお願いしたいと思います」
小野寺前防衛相は、質疑中に心ない野次が飛ぶ度に、真摯な議論を呼びかけた。現行法では、自衛隊員を自己判断で危険で晒してしまうという事実を丁寧に説いても、野党側は悪態をつくのだ。
その一方で、複数のメディアが好んで取り上げるのが、野党の不毛すぎる質疑だ。例えばJNNは6月19日、民主党の寺田学の質疑を繰り返し、垂れ流した。…以下略
それにしても、日本に蔓延った左翼・マスコミ・在日などのやりたい放題で日本の国がここまで堕落してしまったことを考えると、どう考えても、一日も早い掃討が必要です。今は、7月9日以後の余命3年作戦の成功を祈りましょう。
我が坂出の瀬戸内海を挟んだ対岸という比較的 近いこの太陽光発電だけは見たいものだと第 5498回の「日本最大のメガソーラーか3」などで何度も書いてきた岡山の塩田跡地の太陽光発電の近況があ りました。
しかしながら、2019年春の運転開始だそうで。これは、見に行くのは無理かもしれません。
と言うことで、動画があったので、これで取りあえずは満足したいと思ってます。
タ イナビニュースより 2015年6月18日
瀬 戸内市塩田跡への太陽光プロジェクト 中電工が新たに出資参加
本店設置と新たな出資参入で着実にプロジェクトを進行
「東洋一の塩田」とうたわれた錦海塩田跡地をクリーンエネルギーの一大生産拠点とする「瀬戸内Kirei太陽光発電所建 設プロジェクト」を推進する瀬戸内 Kirei未来創り合同会社(以下 Kirei)は、プロジェクトの進展に向け東京都千代田区にあった本店を発電所建設地となる岡山県瀬戸内市邑久町へ移転させたことを発表した。
同プロジェクトはGEエナジー・フィナンシャルサービス、東洋エンジニアリング株式会社、くにうみアセットマネジメ ント株式会社の3社が共同出資して進めている。
さらに今年から中国地方最大の電気工事請け負い株式会社中電工も加わり、2019年春に予定されている発電所の運転 開始に向けてプロジェクトの運営基盤強化が進んでいる。
“大塩田”が生まれ変わった姿を現す日が近づく
Kireiは本店の地元移転によって、より地域と密着した事業運営こそがプロジェクトを成功へ近づける要点だと判断した ようだ。
新たに出資グループに加わった中電工は、「国策に資する“瀬戸内Kirei太陽光発電所建設プロジェクト”は地域の 経済・雇用の促進にもつながり、中電工としても業務の円滑かつ確実な遂行で貢献していきたい」とコメントしている。
瀬戸内Kirei未来 創り
やはり大きいですね。それにしても、オリンピックの前の年ですね。予定の寿命72歳ぎりぎりです。やはり、動画で 満足しておきましょう。
もっと先の予測の記事がありました。太陽光発電で全てのエネルギーを賄うという私の夢もまだまだ遠そうです。
日刊工業新聞より 2015年06月19日
「太 陽光発電は30年度に1億kW必達」-太陽光発電協会前事務局長・鈴木伸一氏
エネルギーミックスの政府案で2030年度の太陽光発電の比率は7%となった。少ないとする意見がある 一方で、電力料金に上乗せされる賦 課金が電力コスト上昇を招くとし、大量導入に批判的な声も聞かれる。7%が限界なのか、総合資源エネルギー調査会(経済 産業相諮問機関)新エネルギー小委 員会で業界の意見を発言してきた太陽光発電協会の鈴木伸一・前事務局長に聞いた。
―電源比率では7%ですが、導入見込み量では6400万キロワットとなります。現状比4倍の増加ですが評価は。
「7%は通過点に過ぎない。現時点で経産省に申請して認定を受けた太陽光発電設備だけで超える。建設を断 念した設備があっても、20年には6400万キロワットに到達する。我々は30年度に1億キロワットを必達と思ってい る」
―数字が一人歩きし、太陽光の導入は7%が上限と受け止められていますが。
「7%は目標ではない。政府もエネルギー長期需給見通しと言っている。安全性、エネルギー自給率、コス ト、環境のベストバランスを求めてシミュレーションした結果の数値。太陽光は20年に到達する数値が30年に設定されて おり、現実を踏まえた数字ではない」
―では再生可能エネルギー全体で22―24%とされた比率については。環境団体などは30%を主張していま す。
「24%も低い数字ではない。30%には電力系統を本気で作りかえるなど相当な工夫が必要だ。」
―賦課金が電力コストを上昇させるという意見が出るなど、太陽光への逆風が強まっています。
「欧州から見ると、日本の賦課金は低い。賦課金があっても火力の燃料費は抑えられる。それに温暖化対策な ど目に見えない便益もある。発電が 増えすぎると、需給調整のために買い取りを一時停止する出力抑制の頻度が増えるルール改正があったが、ある程度の出力抑 制は必要。頻度を減らす技術開発を するべきだ」
それでも、20%を超える頃には、その後のエネルギーをどうするかのある程度の予測も出来るようになっているような 気がします。
今の原発は無理としても新しい技術で危険のない物が見えてきているかもしれないし、核融合だって目途が付いているか もしれません。
それ以上に、太陽電池だってブレイクスルーで大きなコストダウンが可能になっているかもしれません。まだまだ、地球 の前途は面白そうです。
とうとう韓国が追い詰められたようです。あれ 程、世界を回って世界遺産登録の邪魔をしていたのに、外相会談で折れたようです。
流石に、MERSや経済崩壊などに危機感を感じていよいよ、日本にすり寄って金を出させようと言うつもりじゃないで しょうか。それでも、慰安婦問題は引っ込めないようです。
時事ドットコムより 2015/06 /21
首 脳会談「適切な時期に実現」=世界遺産登録へ協力-日韓外相
岸田文雄外相は21日、韓国の尹炳世外相との会談後、日韓首脳会談について「適切な時期に実現すべく共に努力してい くこととした」と述べた。世界文化遺産登録をめぐる問題については「両国の推薦案件がともに登録されるよう協力していく ことで完全に一致した」と語った。
この記事ではもう一つ韓国が譲歩したことが分かりませんね。これも、ワザと分かり難くした情報操作でしょうか。
その点、産経ははっきりと書いてくれています。
産経ニュースより 2015.6.21 21
韓 国一転「日本の世界文化遺産登録に協力」 外相会談で提示
…略
■「百済の歴史地区」登録も協力
世界文化遺産の登録をめぐっては、韓国側が「戦時中に朝鮮人労働者が強制徴用された施設が含まれている」と反対して いた。政府関係者によると、日本側 は歴史的な事実関係の範囲内で明示すると説明し、一定の配慮をみせた。韓国も「百済(くだら)の歴史地区」の登録を目指 しており、岸田氏は会談後、「とも に協力し、両案件が登録できるよう協力することで一致した」ことを明らかにした。…以下略
とは、言いながら、これももう一つすっきりしません。あくる日に詳しく書いてくれています。これなら、分かります。
産経ニュースより 2015.6.22
【日 韓外相会談】 「慰安婦」回避、「世界遺産」は前進ムード…正常化50年「よき隣人」演出に腐心
約4年ぶりに韓国外相を日本に迎えた21日の日韓外相会談は、22日の国交正常化50周年の節目で冷え込む両国関係 をリセットする出発点に位置づけら れた。会談で、韓国側から「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録への協力を初めて引き出せたのは、日本にとって 一定の成果となった。ただ、関係改 善への最大の阻害要因となっている慰安婦問題では“深入り”を回避するなど、両国は「よき隣人同士」への回帰の演出に腐 心したようだ。
外相会談について日本外務省幹部は20日夜、「慰安婦問題は大きな争点にならない」と断言していた。
■「改善アピール」案件、事前に調整
同省幹部によると両政府は、双方の「溝」が埋まらない慰安婦問題は主要議題とせず、両国が関係改善をアピールできる 案件を模索。日本側は19日、杉山晋輔外務審議官をソウルに急派し、安保問題や世界遺産登録問題などに力点を置くよう調 整を進めた。
両国は5月23日、財務対話を約2年半ぶりに再開。同30日には約4年ぶりの防衛相会談を行うなど閣僚級対話を加速 させた。朴槿恵(パク・クネ)政権下での初の日韓首脳会談実現への環境も整いつつあるように映る。
■一時休戦の現実…見えぬ妥協点
しかし現実は、韓国側が拘泥する慰安婦問題に関し、関係修復をアピールしたい双方の思惑で弥縫(びほう)的に“一時 休戦”させたにすぎない。日本外務 省幹部は「基本的な考え方を変えて議論を進めることはない」としており、「法的責任」を迫る韓国側との妥協点は今後も見 えない。
韓国はまた、安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話に「謝罪」の文言が入るか神経をとがらせている。朴政権が 「反日」「歴史」の両カードを懐に温存し続ける以上、日韓関係が本格的に雪解けへと進む可能性は低い。(高木桂一、坂本 一之)
取りあえず、遺産登録問題はこれで終わりそうですね。しかしながら、まだまだしぶといようです。そこで、追い打ちを 産経がかけてくれています。
なかったと言う証人を探してくれたようです。やっぱり産経新聞は頼りになります。
産経ニュースより 2015.6.21
【活 気あった炭鉱物語】韓国難癖に違和感「被害ばかり強調」 「『朝鮮の人』への差別なかった…」 89歳元炭鉱社員が 証言
戦前から戦後にかけ、世界遺産群の対象ではないが、福岡県福智町(旧田川郡方城町)の方城炭鉱に勤務していた福岡市 在住の田中好子さん(89)が、産経新聞の取材に応じ、炭都として活気に満ちあふれた当時の様子を淡々と語った。(九州 総局 奥原慎平)
田中さんが炭鉱について話そうと思ったのは、韓国政府が炭鉱労働に関して朝鮮半島出身者の被害ばかりを強調し、「長 崎市沖の端島炭坑(通称・軍艦島) など世界遺産群の登録に反対していることに違和感を覚えた」からだ。自らが経験を若い世代に語り継ぐ責任があると思った という。
方城炭鉱は筑豊炭田の主力鉱として、三菱鉱業(現・三菱マテリアル)の前身の三菱合資会社が明治35(1902)年 に開鉱した。
田中さんは、福岡県直方南高等女学校(現県立筑豊高校)を卒業後、経理担当事務員として三菱鉱業方城炭鉱に就職し た。炭鉱労働者の仕事量に応じて給与を計算し、会計係に回すのが主な仕事だった。
田中さんは、「過酷な労働環境だった分、実入りも多かった。朝鮮半島出身者も日本人に負けじと働いて稼いでおり、私 の知る限り出身地による差別なんてなかった」と証言する。
職場や社宅での仲間同士の呼び方にその一端が垣間見えた。
例えば、「半島出身者を指す場合は『朝鮮の人』と呼んでいた。差別意識があるなら、『朝鮮人』と呼ぶはずだ。東北出 身者は『東北の人』だったし、関西出身者は『関西の人』と呼んでいた。半島出身者もそれと同じだった」と語った。
勤務時間や採掘量を示す伝票にはひと目で半島出身者と分かる氏名が書かれており、その中には、日本人の1・5倍は働 いていた人もいた。
社宅の間取りは、4畳半と6畳をひとまわり大きくした二間だった。半島出身者も日本人も同じ待遇で入居していた。
社宅に住む半島出身者の中には家族連れもいたといい、田中さんは「彼らが強制連行されたと聞いたことなどなかった。 何よりも家族連れで強制連行された人なんていたのだろうか」と語り、韓国政府の一方的な言い分に首をひねる。
子供同士も出身地など関係なく、ふつうに遊んでいた。
街には現在のスーパーマーケットに当たる購買課が2カ所あり、日常用品がところ狭しと並んでいた。
陳列棚には、薄い黄色に赤褐色の帯がついた売れ残りのリプトンの紅茶缶があったことを鮮明に覚えているという。ま た、近くの街には料亭や劇場、映画館もあったという。
当時、炭鉱での石炭採掘は、富国強兵を目指す日本のエネルギー政策の生命線だ。事故が起これば採掘量の減少につなが るため、会社側は「爆発事故には最も神経を尖らせ、安全対策を徹底していた」と話す。
「韓国政府は、日本が世界遺産に登録申請したら文句を言う。事故や病気による犠牲者は半島出身者だけではない。方城炭 鉱には差別のない活気に満ちあふれた生活もあった。韓国政府はそうした面にも目を向けてほしい」
◇
方城炭鉱 直下型縦坑方式を採用した最新式の炭鉱。大正3年12月、日本史上最悪の炭鉱爆発事故が発生し、671人 の犠牲者(会社発表)を数える大惨 事が起きた。福岡県の調べだと、昭和19年1月現在、計3217人の朝鮮半島出身者が「徴用」「募集」の名の下で働い た。
◇
世界遺産登録をめぐる日韓の見解 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が 今年5月、「明治日本の産業革命遺 産」(23件)の世界文化遺産への登録を勧告した。韓国政府は「世界遺産条約の基本精神に反する」(尹炳世=ユンビョン セ=外相)と反対し、外交攻勢を強 めている。日本政府は、登録対象は韓国を併合した1910年以前で「政治問題化すべきではない」(菅義偉官房長官)とし ている。登録は7月上旬に決定する 見通し。
これも、日本だけでは危ないですね。後は、政府・外務省が世界に拡散すべきでしょう。多分しないでしょうね。
それでも、今のところは安倍さんの放って於く戦略が徐々に効いてきているようです。これも、7月9日待ちの戦略の内で しょうか。本当は、もっと強く拒否してもらいたいものですが、もう少しの辛抱ですから様子を見たいですね。
又、又、阿比留さんが左翼売国勢力を謝罪マニアと名付けてきちんと非難してくれています。かなり、長いので、最初と終わりだけを挙げましたが、全文は是非リンク元で読んでください。
それにしても、謝罪マニアとは上手いですね。流石阿比留さん。レッテル貼は左翼の得意技ですが、こちらも、負けずにレッテルを付けてやる必要はあるでしょうね。
本当に、痛快です。
産経ニュースより 2015.6.21
【戦後70年】 謝罪マニアに告ぐ 「敗戦国」から脱却せよ 阿比留瑠比(1/8ページ)
「もはや戦後ではない」
経済企画庁(現内閣府)が経済白書にこう記述したのは昭和31年、今から60年近く前の話である。当時の鳩山一郎首相の孫で、ルーピー(クルクルパー)と呼ばれた鳩山由紀夫元首相が政界を引退してからも、すでに随分たつ気がする。
昭和60年の施政方針演説で中曽根康弘首相(当時)が「戦後政治の総決算」を訴えてからも、はや30年が経過した。あの時代を象徴したこの言葉も、もうあまり思い出されることもなくなった。
それなのに、日本はいまだに「戦後」という堅牢な枠に閉じ込められたままだ。今年はメディアや国会で「戦後70年」が強調されており、戦勝国はお祭り気分ではしゃいでいるが、筆者はこの言葉を使うこと自体に抵抗を覚える。
なぜなら70年と言えば、人が生まれて学校へ通い、社会に出て年金受給者となる時間をさらに上回る長い歳月なのである。にもかかわらず「戦後」はいつまでたっても終わらず、日本はいつまでたっても内外で敗戦国、敵国の扱いに甘んじている。
なんと非生産的で退嬰的な現状だろうか。もちろん、中国や韓国のように、建国の経緯から日本を執拗に悪者にし続けなければ正統性が保てない国もあるが、どうしてそんな相手国の勝手な事情にこっちが付き合わなくてはならないのか。
やはり、安倍晋三首相が第1次政権時代に掲げた「戦後レジームからの脱却」が必要である。これからの日本を背負う世代は、偽善と自己愛に満ちた内向きの反省と自虐の中に閉じ籠もることはやめ、国際社会で自国に自信と誇りを抱き、堂々と前を向いてほしい。…中略
安倍首相は4月2日の「二十一世紀構想懇談会」第3回会合で、こう発言した。戦後70年を系統立てて振り返り、その道程と意義を再確認することを通じ、日本の将来を担う若者や子供たちのためにも「戦後」ではない「新しい時代」をつくっていきたい。
今年は、戦勝国のお祭りの年である。だが、敗戦国である日本にとっても、新たに生まれ変わるチャンスの年でもあると思う。
過去しか見ない人たちと、あるべき未来を見据えた人たちのどちらが国益に沿うかは論を俟たない。未来は、過去を懐かしむ人のためにあるのではない。これからを生きる人のものである。
※この記事は月刊正論6月号から転載しました。
阿比留さんのお蔭でどれだけの日本人が目覚めたことでしょう。とは言いながら、産経は余りにもシェアが低いので、もっと応援が欲しいですね。早く朝日と逆転して欲しいものです。後は、まともなテレビ局が必要ですね。これも、7月9日以後の余命3年時事日記作戦次第でしょうか。待ち遠しい。
太陽光発電とバッテリーこそが未来の日本のエ ネルギーを救うのじゃないかと何度も書いてきましたが、まだまだコストでのブレークスルーが無いので決め手にはならない 状態が続いています。
出来ることなら、日本の開発で達成してもらいたいと期待しているのですが、やはり、そう簡単なことではないようで す。
とは言いながら、日本の真面目な研究者達が新しい開発をコツコツと進めてくれているようです。そんな記事が何件もあ りました。
相変わらず技術的なことは私の頭では付いて行けないので、取りあえず取り上げておきますので、興味のある方は読んで ください。
スマートジャパ ンより 2015年06月15日
太 陽電池や人工光合成を高効率化する“世界初”の技術、九州大が開発
九州大学の研究チームは、低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換するフォトン・アップコンバージョン技術の実現 に必要な分子組織体の開発に世界で 初めて成功した。太陽電池や人工光合成の効率を高めるための画期的な方法論になることが期待される。 [長町基,スマー トジャパン]
九州大学大学院工学研究院/分子システム科学センター(CMS)の君塚信夫主幹教授・センター長と楊井伸浩助教授ら の研究グループは、フォトン・アップコンバージョン技術の実用化に必要な分子組織体を世界で初めて開発した。
フォトン・アップコンバージョンとは、これまで利用できなかった低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換する技術 で、太陽電池や人工光合成の効率を飛躍的に向上するなどの再生可能エネルギー技術への応用が期待される。
太陽エネルギーの約半分は近赤外光で占められているものの、近赤外光はエネルギーが低いためこれまでの太陽電池では 有効活用することが難しかった。また 太陽エネルギーから水素を生みだす次世代技術として期待されている人工光合成では、可視光を効率よく利用することは難し いとされていた。このように従来の 太陽光エネルギーの利用技術では、利用できる光の波長範囲が限られるという大きな問題があった。
この問題を解決する可能性があるのが、フォトン・アップコンバージョンというエネルギー創成技術である。低いエネル ギーの光を高いエネルギーの光に変換することで、これまで使えなかった光も利用できるようになる。
フォトン・アップコンバージョンにはさまざまな機構があるが、中でもレーザーのような強力な光を用いず、太陽光程度 の弱い光をアップコンバージョンでき る「三重項-三重項消滅(triplet-triplet annihilation: TTA)」を経る機構が注目されており、世界中で研究が進められている。しかしそのTTAを用いたアップコンバージョンの研究分野では、太陽光のような弱 い光でも機能し、空気中で安定、かつ高効率という理想的なメカニズムの構築は困難だった。
今回、同研究グループは、分子の自己組織化を用いるという全く新しいアプローチにより、理想的なアップコンバージョ ンメカニズムの構築に成功した(図 1)。その研究成果をもとに、フォトン・アップコンバージョンを示す自己組織化分子システムを世界で初めて開発し、その 量子収率が30%と極めて高いこと を明らかにした(2つの光子を1つの光子に変換する過程のため、理論上の最大効率は50%)。
図1 三重項―三重項消滅機構によるフォトンアップコンバージョンの仕組み 出典:九州大学
今回開発したアップコンバージョン能を有する分子組織体は、高効率で、太陽光程度の弱い光(低励起光強度)でも機能 し、空気中でも安定なアップコンバー ジョン発光を示す理想的なものだ。学術的だけでなく産業的にも大きな波及効果をもたらす成果となっている。また、ゲルや 薄膜といったさまざまな形態の材料 に展開可能であるため、折り曲げたり伸ばしたりできるフレキシブルなデバイスの基盤材料としても期待される。
将来的に近赤外光を可視光に、また可視光を紫外光にと、より大きなエネルギーの光に変換する色素系へと応用すれば、 太陽電池や人工光合成の効率を高めるための画期的な方法論になることが期待される。
スマートジャパ ンより 2015年06月16日
容 量密度は黒鉛の4.4倍、水素化マグネシウムを使った全固体二次電池の負極材を開発
広島大学の研究グループは、全固体リチウムイオン二次電池の負極材料として水素化マグネシウム、固体電解質として水 素化ホウ素リチウムを利用し、高い性能が得られることを発見した。[三島一孝,スマートジャパン]
電気自動車や電力の安定化などの用途が拡大していることなどから、二次電池の高機能化や低価格化は大きな注目を集め ている。新エネルギー・産業技術総合 開発機構(NEDO)が2013年に発表した二次電池技術開発ロードマップ(図1)では、二次電池そのものの性能目標だ けでなく、二次電池を構成するさま ざまな部材に対して技術開発目標が掲げられている。
図 1:NEDOの二次電池技術開発ロードマップにおける「リチウム二次電池の正極と負極の組み合わせ」(ク リックで拡大)※出典:NEDO
電池は主に正極、負極、電解質から構成され、二次電池の性能進化には、これらの材料開発が重要になっている。リチウ ムイオン二次電池については、多くの 新素材が活用されつつある正極材や電解質などに対し、負極材料はいまだに多くが黒鉛(グラファイト)を利用している。黒 鉛の容量密度は1kg(キログラ ム)当たり約370Ah(アンペア時)とされており、二次電池の高容量化のためには、この容量を大きく向上させる必要が ある。
注目を集める「水素化物」
そこで注目されているのが「水素化物」だ。水素化物を負極に用いた電極についてはフランスの研究グループが2008 年に国際学術誌「Nature Materials」に発表しており、水素化マグネシウムを利用した場合、黒鉛の約5倍の容量を達成可能だということが明らかになっている。一方、水素化 ホウ素リチウムは、水素化マグネシウムと複合化することで、固体材料であるにもかかわらず高いエントロピー状態(無秩序 な状態、電気の流れが発生しやすい 状況)を取ることが発表されている。
水素化マグネシウムと水素化ホウ素リチウムは高容量の水素貯蔵材料としても注目されている。ただ、水素化マグネシウ ムについては、リチウム二次電池負極材料として活用しようとした場合、充放電サイクルによる容量の低下と充放電時の電圧 差が問題とされてきた。
例えば、初期の充放電では1kg当たり1500Ah程度の容量を示していたが、20回程度の繰り返しで1kg当たり 500Ah程度まで容量が低下するこ とが確認されている。分極(充電時と放電時の電圧の差)についても、0.4V程度となることが報告されており、リチウム イオン二次電池として使用するのは 十分ではないと判断されてきた。
「コンバージョン反応」の充放電反応を改良
そこで、広島大学の研究グル―プでは、水素化マグネシウムにおけるこれらの問題解決を目指し研究に取り組み、「コン バージョン反応」と呼ばれる充放電反応を改良することで、高い性能を発揮する全固体型リチウムイオン二次電池の負極材料 を開発することに成功した。
研究グループは、広島大学大学院 総合科学研究科 准教授の市川貴之氏を中心とし、同大学 先進機能物質研究センターの特任助教 曾亮氏、教授の小島由継氏、同大学大学院 先端物質科学研究科 博士課程3年の川人浩司氏、同大学サステナブル・ディベロップメント実践研究センターの特任講師 宮岡裕樹氏との共同研究によるものだ。
今回の研究で採用した評価セルの模式図は図2の通りだ。
図 2:負極特性評価セルの模式図 ※出典:広島大学
対極のリチウムと負極材料である水素化マグネシウム(MgH2)は固体電解質である水素化ホウ素リチウムをはさんで 配置。充放電反応は以下の反応式となる。
MgH2 + 2Li+ + 2e- ⇔ Mg + 2LiH
この反応では、理論的に1kg当たり2000Ahの容量を示すことが期待されており、以前にも1kg当たり 1480Ah程度の初回充放電試験を実現したことがあるという。ただ、充放電サイクルを繰り返すごとに容量が劇的に低下 する問題を解決できなかったという。
今回の研究では、これまで有機溶媒を利用した一般的な構成ではなく、固体電解質(水素化ホウ素リチウム)を用いるこ とで高温での特性評価を実現した。ま た、水素化マグネシウムと水素化ホウ素リチウムを複合化することで電極合材を作り、充放電サイクルを繰り返しても容量劣 化が少なく、充電電位と放電電位の 差が小さい電池セルを組み上げることに成功した。
これにより、水素化マグネシウムという新しく高容量が期待される負極材料を用い、固体電解質として水素化ホウ素リチ ウムを利用することで、分極電圧が低く、高い容量を示し、120度という高温でも劣化の少ない電池材料の開発を実現した (図3)。
図 3:従来材料と新規材料の比較 ※出典:広島大学
今後は水素化マグネシウムに合う正極材の開発へ
現在注目されている二次電池には、モバイル機器や電気自動車に使われるリチウム電池と、太陽電池の出力平準化用途と して期待されているNaS(ナトリウム硫黄)電池がある。リチウムイオン電池は80度以下の低温、NaS電池は200度 以上の高温で利用される。
今回の研究の全固体型電池は、液体ではなく120度程度の温度の固体状態で動作するため、安全性が高く、リチウムイ オンが伝導するために高い出力を実現 する。さらに、これまででは難しかった高いサイクル性能を示し、充放電時の電圧差が低いという特徴を持つ。また、現在利 用されているリチウムイオン電池の 負極材料である黒鉛と比べると数倍の容量を示すため、より高性能な家庭用蓄電池を製品化できる可能性が生まれる。
今回の研究ではまだリチウム二次電池の要素技術を示したもので、実際の二次電池へと発展するためには、この負極材料 と相性の良い正極材料を選定する必 要がある。今後は、最適な正極材料を選出し、二次電池として最適な性能が得られるように研究開発を進めていくとしてい る。
ITmediaより 2015年06月19日
カー ボンナノチューブで変換効率6%の有機薄膜太陽電池を開発、インジウムが不要に
東大の研究グループは、レアメタルの「インジウム」を含まないカーボンナノチューブ有機薄膜太陽電池の開発に成功し た。将来的に太陽電池の低コスト化や太陽エネルギーの利用拡大に役立つことが期待される。
[長町基,スマートジャパン]
東京大学大学院理学系研究科の松尾豊特任教授、工学系研究科の丸山茂夫教授らの研究グループは、カーボンナノチュー ブを有機薄膜太陽電池の透明電極とし て用いるための方法論を確立。レアメタルである「インジウム」を用いない有機薄膜太陽電池のエネルギー変換効率を向上さ せた他、カーボンナノチューブ薄膜 の柔軟性を生かしたフレキシブルな太陽電池の開発に成功した(図1)。
図 1:開発に成功したカーボンナノチューブ透明電極とアルミニウム裏面電極による“曲がる”有機薄膜太陽電池 出典:東京大学
レアメタルを使わず供給を安定化
有機系太陽電池は低エネルギー製造プロセスにより将来的に安価に製造されることが見込まれる新しい太陽電池で、世界 中で活発に研究開発が行われている(関 連記事)。
エネルギー変換効率や耐久性など解決すべき問題がまだあるものの、近年有機系太陽電池の一種である有機薄膜太陽電池 ではエネルギー変換効率が10%を突 破。同様に有機金属ペロブスカイト太陽電池では、エネルギー変換効率が20%を超えており、無機系の太陽電池であるアモ ルファスシリコン太陽電池や多結晶 シリコン太陽電池と同等の性能が得られるようになってきている(関 連記事)。
有機薄膜太陽電池の透明電極には酸化インジウムスズが用いられるケースが多い。しかし、将来的に有機系太陽電池を大 量生産する場合、レアメタルであるイ ンジウムは需要に対して供給量が逼迫(ひっぱく)するリスクがある。一方、カーボンナノチューブは元素としては供給の制 約を受けない炭素で作られ、優れた 電荷輸送特性、化学的安定性、機械的安定性および柔軟性を併せ持つことから太陽電池の電極材料として用いられることが期 待される。
ただ、カーボンナノチューブを用いた有機系太陽電池の研究開発はこれまでも行われてきたものの、カーボンナノチュー ブ薄膜を透明電極として用いた有機薄膜太陽電池の変換効率は2%にとどまっていた。
カーボンナノチューブでエネルギー変換効率6%
今回、同研究グループは、高純度で透明性の高いカーボンナノチューブ薄膜のエネルギー準位を変え、有機発電層からプ ラスの電荷(ホール)のみを選択的に 捕集して輸送するカーボンナノチューブ透明電極を開発したことで、インジウムを用いない有機薄膜太陽電池のエネルギー変 換効率を6%以上と大幅に向上させ た。また、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムの上にカーボンナノチューブ薄膜を転写して用いることでフレキ シブルなカーボンナノチューブ有機 薄膜太陽電池を作製することにも成功した。
図 2:カーボンナノチューブ透明電極を用いた有機薄膜太陽電池の発電メカニズム。有機発電層内で光照射下、電 子ドナーから電子アクセプターに電子が移り、プラスの電荷(ホール)とマイナスの電荷(電子)が生ずる。プラスの電荷は カーボンナノチューブ透明電極に、電子は裏面電極側に流れることで太陽電池となる。 出典:東京大学
カーボンナノチューブは安価な塩化鉄などの鉄触媒とアルコールや一酸化炭素などの炭素源を用いて合成され、原理的に は安価に製造することが可能で、太陽 電池の低コスト化につながることが期待される。また、有機発電層に用いる共役系高分子やフラーレン誘導体も炭素豊富な有 機化合物であり、電極に用いるカー ボンナノチューブを含めて炭素を主な構成成分とする新たなカテゴリーに属する有機系太陽電池の創出も見込まれる。同研究 グループでは今後、有機材料やデバ イス構造の最適化を行うことにより、さらなる高効率化研究に取り組む予定としている。
図 3:酸化モリブデンで修飾した単層カーボンナノチューブ薄膜の走査型電子顕微鏡写真(斜 め上方からの撮影)。単層カーボンナノチューブ(SWCNT)から酸化モリブデン(MoO3)へ電子が移動し、カーボン ナノチューブはプラスの電荷を注入 される。この状態で、カーボンナノチューブ薄膜はプラスの電荷を選択的に捕集し、輸送する透明電極となる。 出典:東京 大学
それにしても、日本の研究者は本当にコツコツと努力してくれていますね。日本にこうした人達が次々と現われてくれて いる間は日本の将来は前途洋々なのじゃないでしょうか。
そのためには、やはり、戦後の自虐史観から脱却して、新しい教育体制を作り上げていくことが必要でしょう。それさえ できれば、日本は世界を導く素晴らしい国になることは間違いないでしょう。
24日の第 744回、 「先進技術の流失問題」で日本企業の相変わらずの国賊振 りに怒りをぶつけましたが、こ れは、日本以上にアメリカも酷 いようです。
グローバル化に踊らされて 利益しか考えない企業が国を崩 壊に導くことにもうそろそろ気 が付いても良い頃じゃないで しょうか。しかし、それはそれ を積極的に推進して来た政府の 責任も大きいようです。
そのアメリカの戦略の間違 いを鋭く指摘している記事があ りました。
ロイター.co.jpより 2015年 06月 5日
コ ラム:南シナ海で中国が「優位に立つ」理由
[3日 ロイター] - 米国政府は過去数年、どの製品がどこで製造されているか、特に電子機器や医薬品などの重要品目については十分な注意を払ってこなかった。それにより、米国 の中国への依存度は今や、中国の対米依存をはるかに上回るほど高まっている。
1990年代半ば、米中貿易自由化の提唱者らは、経済的な相互依存は必然的に平和的な共存につながると主張してい た。しかし、昨今の中国の好戦的な態度増長が示すように、一方的な依存は冒険主義を呼び起こすことになる。
米国政府が今すべきことは、中国にここまで大きな優位性を与えることになった国際貿易システムの根本的な欠陥に対処 することだ。ホワイトハウスは、環 太平洋連携協定(TPP)が、中国の影響力を減殺することにつながると主張している。しかし残念ながら、中国を除く環太 平洋11カ国が参加するTPPは、 何の問題の解決にもならないだろう。
世界の貿易体制が当初の狙い通りに動いていないという事実は、中国の周辺海域で最も顕著に示されている。中国政府 は、一歩間違えば無謀とも言える挑発 的行為を繰り返している。2013年11月には、東シナ海で「防空識別圏」を一方的に設定。今年に入ってからは、南シナ 海の南沙(英語名スプラトリー)諸 島で、岩礁を軍基地に造り替える作業に着手している。
東シナ海と南シナ海をめぐる国際関係は現在、1960年代以降で最も緊張が高まっている。日本の安倍晋三首相は昨 年、日中関係を第1次世界大戦前の英独関係に例えた。米海軍は最近、南シナ海のほぼ全域に及ぶ中国の領有権主張に対し、 直接的に異議を唱え始めた。
これは、1990年代半ばに米国などが中心となって世界貿易機関(WTO)を創設し、後に中国にも加盟を呼びかけて いた時に想定していたのとは逆の状況だ。当時のクリントン米大統領は「相互依存の高まりは中国で自由化の効果をもたら す」とまで断言していた。
しかし実際には、WTOによって促進された極度な産業的相互依存は、中国に強力なレバーを与えてしまったように見え る。
冷戦時代、米国は日本やドイツ、英国やカナダを含む同盟各国との間で高度な統合を進めた。その目的は、平和的な共存 共栄だった。これらの国はいずれも 米国より小さく、どの国も程度の差こそあれ民主主義国家だったが、米国は何らかの重要品目でいずれかの国に完全に依存す ることは選ばなかった。
現在、米国は国民が毎日使用する無数の品々を中国に依存している。それらの中には、完全に中国頼みに なっている主要電子機器部品や化学成分も含まれる。抗 生物質を含む最重要薬品の一部の原料もそうだ。一方、生産と消費にタイムラグがほとんどないジャストインタイム方式で動 いている米国の流通網では、予備の 在庫が手元にない物品も少なくない。
対照的に、中国は死活的に重要な品目はほとんど米国に依存していない。エネルギーや金属などは大量に輸入している が、同時に国内にも大量に備蓄している。
過去20年間の米国の主要貿易相手国とは違い、中国経済は、米国を上回るスピードで成長している。中国は民主主義国 家でもない。つまり、これまでとは正反対なのだ。米国はいつの間にか、世界で最も強力かつ洗練された独裁主義国の善意と 安定に依存を強めつつある。
米国政府に突き付けられている現在の課題は、こうした変化が現実の世界で何を意味するのかを理解することだ。具体的 に言えば、中国への非対称的依存が、米 国の主権や行動の自由にどう影響するかだ。また例えば、中国の侵略行為に対して米国が武力を行使しないと中国に思わせる ことにはならないだろうか、という 点だ。
TPPはせいぜい、過去に失敗した戦略の上塗りにしかならない。
グローバル化は賢明かつ実効可能な戦略だ。第2次世界大戦後から1990年代半ばまでの米国の通商政策がそれを証明 している。
米国政府は、これ以上TPPに時間を浪費するよりむしろ、1990年代の極端な変化でいかにバランスが崩れたかを理 解しなくてはならない。より端的に言え ば、急速にポスト・グローバル化しつつある世界で、中国と平和的に共存・貿易する方法を早急に見つけ出さなくてはならな い。
それでも、まだ共存・貿易などと言っているのですから、まだまだ危機感は無いようです。やはり、一度、企業は全面的 に撤退させて中国を解体させるしか解決方法は無いでしょう。
アメリカに劣らず相変わらず日本企業も平和ボケのところが多いようです。中には、投資を控えているところもあるよう ですが、まだまだ手ぬるいようです。どうしても、目先の損失を覚悟できないのでしょうね。
レコードチャイナより 2015年6月19日(金)
中 国日本商会が白書、日本企業の5割が中国事業拡大希望―中国メディア
17日、中国日本商会は北京で今年の「中国経済と日本企業白書」の記者会見を行った。
2015年6月18日、人民網によると、中国日本商会は17日、北京で今年の「中国経済と日本企業白書」の 記者会見を行った。調査によると、 2014年には在中国日系企業の46.5%が中国業務拡大の意向を示し、この割合は13年に比べ7.7ポイント低下し た。
同白書のデータによると、14年の日本の対中投資額は43億ドル(約5300億円)で前年比38.8%減少し、2年 連続の減少となった。また、日本貿 易振興機構(ジェトロ)が14年10月から11月にかけて在中国日系企業を対象に行ったアンケート調査によると、今後 1~2年間に在中国業務を「拡大す る」とした企業は46.5%で割合は同7.7ポイント低下し、「現状維持」とした企業は46%で同6.5ポイント上昇 し、「規模を縮小する」とした企業は 6.5%だった。他国への移転や撤退を選択した企業はほぼゼロだった。 …以下略
まだ半分近い企業が拡大すると言うのですから何をかいわんやですね。やはり、政府が撤退と国内への回帰に積極的な減 税やインセンティブを用意して全面的に応援する必要があるのじゃないでしょうか。
このまま放って於いても、中国の崩壊は近いとは思いますが、ここは、撤退戦略で駄目を押す時でしょう。崩壊を待つよ りは損失は抑えられるはずです。それが決断できないのなら、企業と共に日本の崩壊もあるかもしれませんね。
これは一体なんだろう、と感動してしまいました。と言うのも、20日にねずさんの「じっくり学ぼう日本の歴史」シリーズが始まったことを動画で知り、大きな楽しみができたと昨日ここに書きましたが。
ところが、その20日の午後、何と、坂出図書館から連絡があり、第660回の「竹林はるか遠くの続編が発売」で書いたように、一緒に依頼していたねずさんの『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」』が入荷したとの連絡があったのです。
直に手に入れ、まずは「はじめに」から読み始めました。そこには、昨日の動画でも語られているシラスとウシハクなども書かれていて、「じっくり学ぼう日本の歴史」とこの「百人一首」が日本を理解するために切っても切れない関係にあることを知り、何とも感動です。
その後、まずは、ねずさんのこの本が来たら第一番に読んでみたいと思っていた、我が坂出市に縁の深い、第5732回の「崇徳上皇」で取り上げた崇徳上皇と菅原道真公の24番歌と77番歌から詠みました。日本を心から愛されたお二人の気持ちが痛切に感じられ、本当に何にも知らなかったことを恥じるばかりです。
これは、何の勉強もせずのんべんだらりと生きて来た私に対して、日本の神様がもう少し勉強して日本を心から誇れるようになって死ねるようにと導いてくれたような気がします。
本当に、この歳になるまで日本を疑わしい目で斜めから見て生きてきたことに気が付かなかった無知を恥じるばかりです。
これも、人生の道を踏み外すほどにのめり込んだPCに出会い、ネットで、ねずさんのブログに合わなければ、何にも知らずに死んで行ったのだろうことを考えると奇跡のような気がします。何とも、人生って不思議ですね。
これも、ねずさんのお蔭です。それだけに、一人でも多くの人達にねずさんのブログやこの百人一首を知ってもらい、自分たちがどんなに素晴らしい国に生まれたかという幸運を噛みしめてもらいたいものです。
そのためにも、私のこのブログで一人でもそうした人が増えてくれればPCにのめり込んだ人生も少しは意義があったと思えそうです。ありがたいですね。少しでも役に立ってくれれば良いのですが。
ねずさん、本当にありがとうございます。ねずさんこそ、「はじめに」で書かれている百人一首で日本人の目を覚ましてくれた平成の三条西実隆です。幾ら感謝しても、し足りない思いです。
余談になりますが、私の卒業した同志社の一画に藤原定家の末裔である冷泉家があるのを知ったのは、卒業後何十年も経ってからでした。確かに、御所に面した南側に古びた門があったのは知っていましたが、まさかあそこに冷泉家の人達が住んでいたとは想像もしませんでした。
もっと早くに、ねずさんの説かれる百人一首を知っていれば、あの古い建物にも感動したでしょうね。そう思うと、教育の大事さを思わずにはいられません。
これからの人達には是非、これを知って日本を心の底から誇れる有意義な人生を送ってもらいたいものです。