何と、アメリカやドイツなど西側がウクライナへの戦車の供与を決めたというのに、そのウクライナでは上層部で権力闘争が起きているのだそうです。
宮崎さんが報告してくれています。何ともふざけていますね。尤も、是連スキーもその噂が絶えないところを見るときっとやっているのでしょう。
結局庶民が犠牲になるだけということなのでしょうか。何とも哀れです。
やはり、シラス国が世界に理解される何て有り得ないのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月26日(木曜日) 通巻第7606号
ウクライナの上層部で権力闘争が起きている
汚職スキャンダル発覚し、政府高官がつぎつぎと辞任、もしくは解任された
1月18日、キエフ近郊でウクライナの内務大臣らが乗ったヘリコプターが墜落し、デニス・モナスティルスキー大臣、副大臣ら多数が死亡したことは大きく報じられた。
直前、ゼレンスキー大統領顧問で、ロシア侵略を正確に予想したオレクシー・アレストヴィッチが辞任を表明した。
ロシアの『プラウダ』紙(英語版)によれば「ウクライナの上層部で権力闘争が起きている証拠だ」と分析した。
混乱が続いた。
ウクライナ政権の上層部では機能不全を引き起こしたかのようだ。
1月24日、ウクライナの国防省で汚職スキャンダルが発覚し、ゼレンスキー政権の政府高官がつぎつぎと辞任、もしくは解任された
ヴャチェスラフ・シャポバロフ国防次官は兵站支援を担当していた。国防省の役人がダミー企業を使って軍用の食料品の価格を高く設定した詐欺の疑いによる。
ゼレンスキー大統領は引き続き、ティモシェンコの解任に関する大統領令に署名した。ティモシェンコ氏は昨年、約10万ドル相当のポルシェ・タイカン 2021を運転していたといわれ、辞任を余儀なくされた。ゼレンスキー大統領の初期、ティモシェンコは、ウクライナの老朽化したインフラ再建のため大規模 建設プログラムの顔だった。
オレクシー・シモネンコ、ウクライナ副検事総長にも及んだ。
検事総長室は、シモネンコが「自分の意思で」辞任したことを明らかにした。部長のアンドレイ・コスティンは辞任を受け入れた。
同じく副長官であるヴァシル・ロジンスキーが解雇された。国家汚職防止局 (NABU) はロジンスキが高騰した価格で設備や機械を購入するための契約をロビー活動した疑惑とした。
ビタリー・ムズチェンコ(社会政策担当副大臣)が解任され、ついでビアシェフラブ・ネホダ(準州の開発副大臣)が解任された。
アナトリー・イワケビッチ(海運および河川輸送副局長)解任され、ヴィクター・ビシノフ(デジタル開発、DX問題担当)副局長も解任された。
地方行政長官の解任にも発展した。
バレンティン・レズニチェンコ、ドニプロペトロウシク地方行政長官。オレクサンダー・シュタルク、ザポリージャ地方行政長官。オレキシ・クレバ、キエフ地 方行政長官。ドミトロ・ジヴィツキー、スミ地方行政長官。ヤロスラフ・ヤヌシェビッチ、ヘルソン地方行政長官らが次々と解任され、行政システムの混乱を露 呈した。
ウクライナはもともとマフィアが蔓延り、凶暴なアゾフ軍団など中央の統制から離れて戦闘を展開していた。
ウクライナ政治は汚職が付きもので、ゼレンスキー大統領の不正蓄財も欧米のメディアが報じている。
まさにウシハク共の戦いですね。やはり、この人類に期待するのは無理があるのかも。
結局は滅びる運命なのかも。情け無い。